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【W#124】バルセロナ(4)〜ミロ美術館

バルセロナの3日目(2015年3月27日)。ミロ美術館とピカソ美術館を中心にアートを楽しんだ。マドリードでは、プラド美術館にも行く機会に恵まれたので(別途本コラムで触れる予定)、スペインはアートも楽しむ旅になりそう。
今回は、ミロ美術館について触れたい。
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ミロ美術館は、ムンジュイックの丘の上にある。現代美術館として、ジョアン・ミロの個人美術館としては世界最大とのこと。本美術館は観光バス(Barcelona Bus Turistic)で行くことができ、アクセスがいい。そして丘を越えると、地中海がみえる。ちなみに本美術館の正式名称は、ジョアン・ミロ財団現代美術研究センター。ミロは若手の美術家を育成するという意味で本美術館を作ったそうだ。
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今までの訪れたどの美術館と違い、アクセスしやすく開放的な建物の雰囲気を感じた。
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入口からチケットとオーディオガイド(オーディオガイドを借りるのにパスポートもしくは個人を証明する文書が必要)を購入(12ユーロ)。オーディオガイド(英語版)は、1時間版と2時間版の2つの選択肢があった。見学する時間に応じて、主要な作品を見ることができる。
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私は、1時間を選び、もし興味を持つようだったら2時間に切り替えようと考えた。余談だが、今回の旅は極力英語でオーディオガイドを聞くようにしている。日本語だと時々わかりにく言葉を使うことがあるからだ。その点、世界中で使われている英語はそういった心配がない。
中庭付近にはオリーブの木が植えてあった。この日の天気が晴れだったため、白とのコントラストが印象に残った。
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写真不可であることに気づかず、何枚か写真に収めた。毛糸でできたアートやオブジェ。明るい色使いを使った不思議な作品がたくさん並んでいる。
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ミロはガウディやダリと共にバルセロナで生まれた。地元に何か還元できればと願い本美術館を1968年構想、1974年にオープンした。ミロの絵画や彫刻など10,000点を保有。大部分はミロ自らが寄付したという。スケッチ、絵画、など様々な作品が展示されている。
ミロの面白いところはミロは「画家」という肩書きにこだわらなかったこと。パリに滞在した時には作家のヘミングウェイとも交流があったらしい。
本美術館は、自然と中庭へ出ることが可能。そこにはミロのオブジェと共にバルセロナの街並みを一望できる。
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ミロは日本からの影響も受けていることが知られており、60年代に日本を訪れている。今回は、ジョアン・ミロの美術館を訪れる予定はなかったが、雰囲気がよく直感で判断。見ることにした。予想以上に興味深い作品が展示されており、バルセロナのモダンアートに対する取り組み方やアーティストを大切にする心みたいなものに触れたような気持ちになった。
次回は、ピカソ美術館及びバルセロナの全体的な印象について書きたい。

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