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【B#122】第42回・読書会の開催の報告〜村上和雄著「生命の暗号」

はじめに

こんにちは!東京・渋谷(恵比寿)でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。

生命の研究現場から見える世界〜

2022年6月15日(水)、午後8時より42回目の読書会を開催。今回取り上げた本は、生命科学者の村上和雄さんの「生命の暗号:あなたの遺伝子が目覚めるとき」だった。

村上さんの本を扱うのは初めて。

事前に、本書を読んでいると、
通常の生命科学者とは違い、
「村上さんが、どのような経緯で研究を始めたのか?」
「ご自身の研究がどのような意味を持っているのか?
「何に興味を持ったのか?」
を分子生物学の基本的な知識を網羅しながら、
わかりやすく、譬え話を交えながら、臨場感で持って、書かれており、スッと内容が入ってきた。

さらに、日本の研究現場のエピソードも。
「どのような時に、発想が生まれるのか?知識が多いのがいいのか?直感は?」
「徹夜で寝袋を持ち込んで、研究に勤しむ大学院生の支え抜きでは研究は成り立たない現状」
等。

私も、東北大学(学部)、奈良先端科学技術大学院大学(修士課程)、東京大学大学院(博士課程)と合計10年近く研究室の中で、基礎研究に従事。
自分も、夢中になった研究現場で、実験に勤しんだことを思い出しながら、読んでいた。

実際、村上さんは
「なぜ、腎臓は高血圧に関わっているのだろうか?」
という問題意識から
最終的に、世界的な競争を勝ち抜き「レニン」という遺伝子を解読。
その過程で、大学院生がどのように関わったのか?
評価は誰にするのか?
を含め、紹介しているところが印象的だった。

ぜひ、研究現場のことをわかりやすく語った本を探している方、この本はおすすめです!

さて、このような背景のもと、
参加者5名、うち理系3名とともに、読書会が始まった。

サムシング・グレートとは?

今回もホワイトボードを準備してスタート。

今回は、少人数のこともあり、お互いの大学院で研究した経験を共有。
研究の世界で感じた「サムシング・グレート」をシェアしつつ、妻・亜希子の料理を提供しながら、会が進んだ。

アジェンダ通りに進まず、脇道を逸れていった感じがあったが、それぞれの価値観が引き出されたいい会になったと思う。

後半は、2週間前に訪れた四次元パーラーあんでるせん(「本質は向こうからやってくる〜四次元パーラーあんでるせん(5度目)+武雄神社」参照)の体験のシェアがあり、スプーン曲げを含めた実験もあり、あっという間に終電近くに。

次回は、アンドウミフユさんの「ノウイング」

今回もあっという間の3時間で本の内容も深まったと思う。

次回はアンドウミフユさんの「ノウイング(KNOWING LIVE YOUR LIFE GUIDED BY YOUR FUTURE)」を扱う予定だ。

初めてミフユさんとお会いしたのは、昨年(2021年)11月の斎藤りゅう哉さんのセミナーの場。

直接ご本人とお話することはなかった。
セミナーについては「「味わうという生き方〜悔いのない人生を送るために」〜を拝聴して」にまとめたが、ご本人が登場したのは、
「潜在意識には、一瞬でわかるという今の感覚」
ということを紹介したところだった。

以下、詳しく紹介すると、
「村上春樹さんが、神宮球場で小説家になることがわかった、やイチローさんが小学校時代に書いた作文などの例を挙げつつ「一瞬でわかるという今の感覚」を紹介。潜在意識というのは何らかの形で未来を知っているらしいこと。それが神の啓示で現れたりしたりする。ここに、安藤美冬さんが登場。これに関連した体験のシェアをいただき、興味深く拝聴できた」

その時に、りゅう哉さんがご編集されたミフユさんの本を作っている最中とのこと。
先月末に出版されたのを機に、取り上げることにしました。

どのようなシェア会になるのか?楽しみだ。

 

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