1. HOME
  2. ブログ
  3. ブログ/全ての記事
  4. コラム
  5. 西洋医学
  6. アトピー性皮膚炎/治療
  7. 【N#73】腸内環境の除菌(6)〜カゼインフリー、麹フリー、グルテンフリー、砂糖フリーの生活をどう送っているのか?

BLOG

ブログ

アトピー性皮膚炎/治療 オーソモレキュラー/栄養学 コラム ブログ/全ての記事 西洋医学

【N#73】腸内環境の除菌(6)〜カゼインフリー、麹フリー、グルテンフリー、砂糖フリーの生活をどう送っているのか?

こんにちは!東京・渋谷(恵比寿)でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。

2020年10月から、月1回、ナチュラルアートクリニックの院長の御川安仁(みかわやすひと)先生(以下御川先生)にお世話になっている。
20代後半から「アトピー性皮膚炎」を発症。
現在まで、さまざまな治療法に取り組んでいるが、2018年頃に、分子栄養学が効果があるのではないかと思い、昨年10月から取り組むようになった。

ベースとなるのは血液検査の結果。
80項目にわたる血液検査を行い、それが基本となり、サプリメントを中心に食事の改善に取り組む。
そして、取り組みが8ヶ月が過ぎた。

4月13日(火)から腸内環境の除菌(下記の3))をスタート。
参考に、治療は、以下の「4つ」のステップから進んでいく。
1)細胞の発電所と呼ばれるミトコンドリアが働けるように、関係する回路(TCA回路、電子伝達系)を回していく(約2ヶ月間)
2)腸内環境を整える(1):腸内細菌(プロバイオテイックス、酪酸菌、乳酸菌、ビフィズス菌)を補い、腸内壁を整えるL-グルタミンを取り入れる(約3ヶ月間)
3)腸内環境を整える(2):腸内細菌の中で有害と言われている、真菌(カンジダ)や細菌(クロストリジウム)を抗真菌薬とハーブ(抗菌薬)で除菌する(約3〜6ヶ月間)
4)重金属除去:水銀、カドニウム等の重金属を身体から除く作業(約3ヶ月間)

2021年5月末から、
「ビタミンC(4g)+グルタチオン(800mg、4アンプル)」
の注射を開始。
それがきっかけとなり、アトピー性皮膚炎の症状が劇的に良くなり、痒みは3割まで減った(少なくとも睡眠時に痒みが発生していない)。
どうやら「グルタチオン」を含めた、抗酸化力が弱いために、アレルギー症状が発症している可能性が高い。
(今後、ブログにて「グルタチオン」の役割についてまとめたい)

現在、グルタチオンを1400mg(7アンプル)に増やし、週1回の注射を行いつつ、
1)各種ビタミン(B群、ナイアシンアミド(300mg)、B12(1,500microg)、CoQ、PQQ、ビタミンC(10〜15g)、ビタミンA(20,000 IU)、ビタミンD3(20,000 IU)、ビタミンE(400 IU)、ビタミンK)
2)ミネラル(亜鉛(30〜50mg)、マグネシウム(1g)
3)腸内細菌群(酪酸菌、乳酸菌、ビフィズス菌)、グルタミン
を生活に取り入れている。

INTERFASEにより「除菌」を行っている関係上、カゼインフリー、麹フリー、グルテンフリー、砂糖フリーの生活を送っている。
開始してから、2ヶ月半。
「食べるもの、本当にあるの?」
「不便ではないか?」
と言われがち・・・。
だが、意外や意外、食べる選択肢は多い。
妻・亜希子の協力の下、進めているが、さまざまなことがわかったので、紹介したい。

例えば、「軽食・おやつ」として、

1)砂糖フリーのチョコレート(CAVALIERのDARK、スーパーなどで入手可能、マルチトールで甘み)

2)各種果物(キウイフルーツ、バナナ等)

3)ドライ・デーツ(一般のスーパーで入手可能)

4)砂糖不使用の玄米せんべい(楽天で入手可能)

5)グルテンフリーのオーツミール

6)豆乳グルト(豆乳ヨーグルト、豆乳を乳酸菌で発酵させたヨーグルト)

そして、ミネラルとしてマグネシウムを取り入れる際には、

1)天海のにがり(味噌汁や野菜スープに混ぜる)

2)エプソムソルト(入浴時に混ぜる、マグネシウムを経皮吸収できる)

参考に、食事は、パスタの代わりに「グルテンフリー・パスタ」、味噌汁の代わりに「野菜スープ」を取り入れている。
幸運なことに、肉や魚は自由に取り入れることができるので、バランスよく取れるのが嬉しい。

さて、現在、サプリメントを使った、カンジダ菌を含めた悪玉菌の除菌を行っているが、自分の腸内にある腸内細菌を整えていくために、食物繊維を生活に取り入れるようにしている。
内藤裕二先生の「すべての臨床医が知っておきたい腸内細菌叢:基礎知識から疾患研究、治療まで」は、腸内細菌の最新研究を含め、研究成果が紹介されており、オススメだ。

この本で強調されているのは、食物繊維の摂取量が少ないと、腸内細菌の多様性(種類の多さ)が低下していく。
結果、体重増加、血糖値やインスリン感受性、腸の健康に大きな影響を与えることが知られており、腸内の粘膜が薄くなり、免疫の働きも弱くなるという。

抗生物質やNSAIDS(非ステロイド性抗炎症薬)等によっても腸内環境へ影響を与えることもあり、生活環境が如何に大きいかがわかる。

私自身、食物繊維として、野菜(小松菜、ブロッコリー、かぼちゃ)等を取り入れており、便通もいい。
内藤裕二先生によると、食物繊維を取り入れることで、腸内の栄養となる短鎖脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸等)が増えるらしい。
では、食物繊維は何がいいのか?

食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」がある。
内藤裕二先生の「人生を変える賢い腸の作り方:ココロまで整える腸内フローラ活性術」(ダイヤモンド社)によると、

「不溶性食物繊維」は、水に溶けにくく、腸内で水分を吸収し、大きく膨らむ。便のかさが増え、腸内を刺激してぜん動運動を活発し、便通を促進させる。発癌性物質などの有害物質を体外へ排出させる。
例えば、穀類、きのこ、芋類、えび・かにの殻、果物、野菜などが挙げられる。

「水溶性食物繊維」は、水に溶けやすく、食物繊維が水に溶けると粘度が増し、脂肪や糖分の吸収を穏やかにして、血糖値の急上昇を抑える。その上、腸内の有用な有用菌を増やし、腸内環境を整える。
例えば、こんにゃく、海藻、きのこ、芋類、野菜、果物などがあげられる。

実は「水溶性食物繊維」の方が、腸内細菌の餌になりやすいのだ。
実際、私自身、食品から取り入れているが、「水溶性食物繊維」として「イヌリン」があり、重宝している。

工夫次第で「カゼインフリー、麹フリー、グルテンフリー、砂糖フリー」は可能だと思う。
ぜひ、みなさんのヒントになればと思い、今回シェアさせていただいた。

過去の取り組みについては、下記の記事をチェックしてください!
御川先生の診察と血液検査〜アレルギー性皮膚炎の治療の再開」(1回目の診察)
分子整合栄養医学って何であり、どのように発展してきたのか?〜歴史からみる
血液検査から何がわかるのか?〜腸内細菌の環境、蛋白質・脂質がどのように身体内で利用されているのか?神経伝達物質はどうか?を含め」(2回目の診察)
細胞のエネルギー代謝の働きを高めるステップ1から、次の腸内環境を整えるステップ2へ」(3回目の診察)
腸内環境を整えるステップへ〜リーキーガット症候群とは何か?〜何に取り組んでいるのか?」(3回目の診察から1週間後)
「水素点滴」の治療を受ける〜アトピー性皮膚炎治療の一環として〜BAPとdROMsテストで検証」(水素点滴を5回受ける)
「水素点滴」の治療を受け終えて〜BAPとdROMsテスト検査と今後の方向について
サプリメント+ステロイドとの併用〜必要ならば西洋の薬を使うことが大事」(4回目の診察)
腸内環境の除菌(1)〜食事制限と抗真菌サプリメントを使った治療へ」(5回目の診察)
腸内環境の除菌(2)〜真菌と細菌の違い+ダイオフとは何か?」(5回目の診察から2週間後)
腸内細菌の除菌(3)〜ダイオフ症状(アルコール、重金属、メチレーション回路)について」(6回目の診察)
腸内環境の除菌(4)〜ダイオフ(痒み、brain fog)への対処はうまく行っているのか?+食事(グルテンフリー、カゼインフリー)をどう工夫しているか?」(6回目の診察から2週間後)
腸内環境の除菌(5)〜「活性炭」を使う意味〜そもそも活性炭とは何か?」(7回目の診察)
ビタミン(サプリ)の効果の検証〜7ヶ月(2020年11月〜6月)の取り組み、医師の下、血液検査の結果」(8回目の診察)

関連記事

【N#115】「栄養&マインド上級講座」(4期生募集中)...

【N#94】2021年末を振り返って(3)〜分子栄養学に...

【N#91】「薬に頼らない生き方!」の勉強会を開催〜ミト...

【N#62】サプリメント+ステロイドとの併用〜必要ならば...

【N#97】栄養療法開始から1年7ヶ月〜自律神経のバラン...

【N#27】皮膚のバリア機能〜角質層は電気を通すこと、神...