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【P#89】第5回・綱島メディカル晩餐会〜医療従事者の集い

はじめに

東京・渋谷でロルフィング・セッションと脳科学から栄養・睡眠・マインドの脳活(脳科学活用)講座を提供している大塚英文です。

第5回・綱島メディカル晩餐会〜朝倉崇文先生の院長就任・祝賀会 

今回、第5回の綱島メディカル晩餐会を開催したのでご報告させて頂きます。

綱島メディカル晩餐会〜発足の経緯

大塚家は、イノチグラスの目育師・北見幸さんからの紹介で名古屋と東京の2拠点で活動しているめがねやふうすい・東京発達LABOの岩崎風水さんと知り合った。風水さんには、月1回の定期開催の読書会にもお越しいただいており、懇意にさせていただいている。

綱島メディカル晩餐会の発足のきっかけとなったのは、昨年(2023年)。風水さんが、医療従事者(精神科医、分子栄養学、看護師、薬剤師)を集めて、情報交換ができる会を開催しよう!と大塚家に呼びかけたことから始まる。

2023年10月26日(1回目、3名)に1回目を開催。その後、不定期に3回((12月14日(2回目、3名)、2024年2月13日(3回目、6名)、5月25日(4回目、4名))行い、今回(8月3日、6名)で5回目になる。

目的〜縁結び、自己実現、リトリート

第3回・綱島メディカル晩餐会のメンバー〜小池雅美先生と白川美也子先生を囲む会

風水さんによると、当初の目的は、「阿佐ケ谷の開業医・白川美也子先生と平塚で分子栄養学トレーナー・釣り師の小池雅美先生とを顔合わせしようという試み」だった(3回目に実現)。

2次目的は自己実現。 

「自分がやりたいことをやれる土壌を作るため、協力できるところを見つけていただけたらなと思っています。 私達は、生きるために働くのであって、働くために生きているのではない。 本当にしたいことが日々の業務で忙殺されるようなら、それを終わらせたい。 集まる顔を見れば自分の中に芽吹く思いがあります」 

「「分子栄養学をトラウマケアの土壌に」。 手足の冷えがあれば、抑うつ、フラッシュバックが起きやすい。 西洋薬から漢方薬への置換で、より助かる人がいるのではないかと言う思いがあります」とのことだ。

第4回・綱島メディカル晩餐会〜鈴木伸先生の退院おめでとうの会

「そして、第三の目的に、この食事会は積極的に何もしない、リトリートタイムでもありたいとも思っています」

このような主旨もあり、毎回、医療従事者(精神科医、看護師、薬剤師)が集まり、毎回、素晴らしい会になっている。

分子栄養学と精神科の意外な接点

私も過去に、歯科医師の安藤麻希子先生、麻酔科医の御川安仁先生、まいこホリスティックスキンクリニックの山崎まいこ先生の3名から分子栄養学の治療を受けたことがある(過去のブログに治療体験について書いた)。こういった経験も、風水さんを動かした原動力があったと思う。

歴史的に見ても、分子栄養学は、精神科医のアブラハム・ホッファーが至適量のナイアシン・ビタミンCを中心とした栄養素の補充によって、統合失調症に効果があることを示したことから、始まった(詳しくは「Andrew Saulから学んだ分子栄養学〜追悼と業績について」参照)。

残念ながら、医学会はこの成果を完全無視。製薬業界の影響力が強くなり、精神病は薬剤療法薬が主流になった。21世紀に入り、神経疾患に対し、薬剤療法の成果が出ていないことを勘案すると、精神科と分子栄養学の二つが組み合わせると何か面白い話になるのではないかと感じている。

第5回の話題〜多岐にわたる

今回は、精神科医が3名(ことぶき共同診療所鈴木伸先生、北里大学医学部精神科学の朝倉崇文先生、誠心会・理事長佐伯隆史先生)、看護師1名(訪看看護アンテリアの看護師・公認心理士の横山龍司先生)、小池雅美先生と大塚家、風水さんの合計8名で、午後7時から開始。

AAの創始者の一人ローランド・ハザード、幻覚剤の臨床試験で主導したローランド・グリフィス、マジックマッシュルームのシロシビン、幻覚剤のLSD、ベラドンナ(アトロピン)から話が始まり・・・

神田橋処方、ピロリ菌、ブロッケン現象、フグ毒のテトロドトキシン、砂風呂、雑誌ムーのUMA(ニンゲン)、ニュージーランドとオーストラリアで開発されたナラティヴセラピー、森田療法と催眠療法、睡眠薬の離脱のためのアシュトンマニュアル、依存症(薬に頼らない方法)、ADHD(意外と薬剤が効果がある)等。

毎回、私の知らない現場の話を聞けるので、聞いていて本当に楽しい。今回は、午後10時半まで話が盛り上がった。

まとめ

今回は、第5回の綱島メディカル晩餐会を開催したので、発足の経緯、目的を含め紹介させていただいた。

少しでもこの投稿が役立つことを願っています。

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