タロット入門講座 ── 暗記ではなく、直感を取り戻す1日
(Tarot Basics: One-Day Course)
タロットを学んでみたい。でも、独学では挫折してきた。あるいは、こんな引っかかりを感じたことはないでしょうか。
- 78枚の意味を覚えようとして、すぐに苦痛になった
- 「正しい解釈」があるはずだと思って、絵柄を見るのが緊張する
- 直感を信じればいいと言われても、どう「使う」のかわからない
- 占いの本を買ってみたが、使いこなせる気がしない
タロット入門講座は、こうした「学びたいのに、入り口で止まってしまう」状態を解くための、1日完結(4〜5時間)の体験型講座です。
この講座のコアメッセージは一つ── 暗記ではなく、感じる。
絵柄を覚えるのではなく、絵柄から立ち上がる感覚を言葉にする。「正解」を探すのではなく、自分の感じ方を信頼する。その回路を、22枚の大アルカナを使って、半日かけて取り戻します。
CTI コーチ歴17年・3,000人を超えるセッションと、9期のタロット講座を主宰してきた大塚英文(Ph.D.)が直接担当します。受講後、その日のうちに自分一人で3枚引きができるようになることを目標としています。
料金 15,000円(税込)/東京・渋谷で対面開催。
過去の受講生の一人は、講座を終えた直後にこう書いてくださいました──「直感を発していいのだ!」と。この一言が、本講座が解放するものを最も端的に示しています。多くの人にとって、直感は「言ってはいけないもの」「根拠のないもの」として抑圧されてきた。それを「発していい」と感じられた瞬間、何かが変わり始めます。
なぜ、「直感」が大切なのか?
直感は、理屈ではたどり着けない”本質”を教えてくれる力です。
特に、感情が混ざったり、頭で考えても決められないときこそ、私たちは「自分の深いところにある知恵」にアクセスする必要があります。しかし現代の生活では、直感は使わなければ鈍ってしまう── 直感は「感覚」や「身体」から育てる力なのです。
タロットカードは、まさにその直感を目覚めさせるツールです。意味を覚えるのではなく、感じる・つなげる・読み解く力を育てます。
講座の構造自体が「直感」を反映している
タロット基礎講座は、知識の詰め込みではありません。タロットの読み方を伝える知識の時間はわずか20分。残りの4時間近くは、すべて実践に充てます。
私自身、2016年5月の講座を終えた直後にブログで書きました──
「知識ないのに大丈夫?」といった不安をよそに、4時間近い練習会を開催。絵からの想像力ということに対して、参加者各々が、私も考えつかなかったような絵の見方・視点を提供。直感的な人間が多いということもあり、驚かされる場面が多かった。
知識20分、実践4時間。この比率自体が、「答えはすでに内側にある」という講座の核心を構造として表現しています。
直感の心理学的・神経科学的な背景については、タロット心理学シリーズ第1回「タロットの心理学的源流」(ユング・キャンベル・メルロ=ポンティ)、および第2回「タロットと神経科学」(ポリヴェーガル理論・DMN・社会脳)で詳しく扱っています。
タロット入門講座の特徴(1日完結)
- 初心者・未経験でも参加可能。カードの知識不要
- 「正解を覚える」のではなく「感覚で読む」実践型アプローチ
- 絵や象徴を感じ、自分の”問い”とつなげる力を養う
- 自分の感情・思考・直感を一致させるセルフリーディングを習得
- 対人支援やコーチングにも応用できる「問いと対話の力」を深める
プログラム構成
- 直感とは何か?|感じる力の構造と仕組み
- 脳と神経、無意識と身体の関係から、直感の本質を探る
- 問いを立てる|”今の自分”と出会う技法
- よい問いが、深い答えを引き出す。問いと感情の連携を学ぶ
- カードの感覚的読解|意味ではなく絵と象徴で読む
- カードの知識に頼らず、視覚・身体感覚・直感でメッセージを受け取る
- 1枚引き・3枚引き・7枚引きの実践|ストーリーを紡ぐ
- 問いに応じてカードを展開し、過去・現在・未来、内面と行動のつながりを読む練習
- セルフリーディングの技法|自分を整える”内的対話”
- 感覚と認知を結ぶリーディングへ。自分自身の問いに、自分で光を当てる練習
実践している方からの声
タロット基礎講座は、講座当日で完結するものではありません。受講生の皆さんは、講座で得た「直感」と「対話の技法」を、それぞれの現場で実践していきます。以下、その実例を紹介します。
1日講座の翌日から、有料セッションを提供できるように
関田啓佑氏(会社員・編集者)
1日講座だけでも、すぐにタロットカードを見ることができ、実際に有料のセッションを提供できるようになった。タロットカードの知識よりも直感を意識するという内容は素晴らしく、そこがこの講座の売りだと思う。
関田氏は2016年に当方のロルフィング10回シリーズも受講されており、ロルフィングの体験記の中で「自分の中にある悩みとそれに対する答えをするすると引き出してくれた」と書いてくださっています。彼にとって、ロルフィングとタロット──外見の異なる2つのサービスは、同じ本質を持つものでした。
受講当日、ご家族への初リーディング
中島美樹子さんは、講座を受けたその日のうちに、ご主人へタロットを試みました。「今の仕事を続けるべきかどうか」という問いに対し、7枚のスプレッドを丁寧に展開──過去・現在・本心・助言・結果といった各位置のカードを、絵柄から直接読み解いていきました。
たった1日の学びが、その夜には具体的な対話を生む──講座の即効性を象徴するエピソードです。
50人への実践、そして占いの館への採用
榎本有一朗氏は、講座後、独自の方法でタロット実践を始められました。
セミナーを受けてから、50人近くにタロットをさせていただきました。最後にクライアントにカードをきってもらい、私が一枚ひいて、その絵柄を相手にしゃべってもらうという方法で、手を替え品を替え試しています。「頭のモヤモヤがとれた」「楽しい」と好評で〔…〕もう一段階上がりたくなり、占いの館で面接を受け、採用となりました。
カードを「読む」のではなく、クライアントが読むのを「支える」──これは典型的な占いではなく、コーチング的な作法です。
コーチング専門家が、自身のスキル拡張として
谷口正樹氏(たにやん)は、教育学部でEmpowerment(エンパワーメント)を学び、コーチングの実践経験を持つ専門家として受講されました。
コーチングについては実践するような場面が多かったのですが、そのコーチングスキルの一環としてタロットも身に着けたいと思いました。
コーチングの専門家が、自身のスキル拡張としてタロットを選ぶ──このこと自体が、本講座の射程を示しています。
一対一の対話が、タロットによって楽になる
別の受講生の方は、講座後にこう書いてくださいました。
一方的に話すだけで一対一が苦手だったのだが、タロットを挟むことで、相手が話すので一対一でも楽になった。
タロットは「コミュニケーションのクッション剤」になります。内向的な方、対面での対話に緊張を感じる方にとって、特に意味のある発見でしょう。
夫婦・パートナーシップの対話のツールとして
複数の受講生の方から、こんな声も届いています。
夫婦(パートナーを含む)のコミュニケーションのツールとして使うようになった。
タロットは、1対1の専門セッションだけのものではありません。家庭内の日常対話に静かに溶け込んでいく事例が、複数報告されています。
これらの声に共通しているのは、特別な才能や事前の知識ではなく、講座のなかで「直感を発していい」「答えは自分の中にある」と気づいた瞬間に生まれた小さな変化です。
そして、もう一つ多く聞かれる感想が、こうした静かな技術の獲得です──「間の取り方がわかるようになってきた」。
直感、対話、そして沈黙。これらが、講座の翌日から、それぞれの日常の中で静かに育っていきます。
ご案内
対象者
- 初めてタロットに触れる方
- 直感を磨きたい、日常の迷いや感情を整理したい方
- 身体感覚や感情とつながるリーディングを学びたい方
目的
- 直感力を育て、自分の深い感覚に基づいて選択する力を養う
- タロットを通じて、自分と向き合うための”問い”を持てるようになる
期待される効果
- 直感的にカードを読む力がつく
- 自分の気持ちや状態を整理しやすくなる
- 感覚・感情・思考の一致感が生まれ、日常の選択がしやすくなる
- 対人支援やセッションに活用できる「問いと流れ」の理解が深まる
料金:15,000円(税込)
タロット実践講座との関係
この入門講座は、「タロットを通じて自分とつながる技術」を身につける最初の一歩です。
今後さらにタロットの活用を深めたい方には、全9回のタロット実践講座をご案内しています。実践編では:
- 対人リーディングの技術と倫理
- 感情・身体・無意識との統合的アプローチ
- カードを使ったセッション構成と意図の読み解き
- 哲学・脳科学・数秘術・占星術・ポリヴェーガル理論の横断
- 感情・直感・思考・身体を一つの流れにまとめる、タロットの”現代的な使い方”
を学ぶ、深い実践の場となっています。
入門編 と 実践編 の比較
| 項目 | 入門編 | 実践編(全9回) |
|---|---|---|
| 対象 | 初心者・直感を磨きたい方 | 基礎経験者・リーディング力を深めたい方 |
| 回数/時間 | 1日完結(約4〜5時間) | 全9回/約4ヶ月(1回あたり90〜120分) |
| 目的 | 直感を使ったカードリーディングの体験と習得 | 対話・人間理解・世界観の深い探求を含むタロット実践力の向上 |
| 内容 | 大アルカナの世界観/1枚・3枚・7枚引き/ストーリーの組み立て | 哲学・脳科学・数秘術・生命の木・占星術・構造主義・ポリヴェーガル理論を横断的に学ぶ |
| 特徴 | 意味を覚えるより「感じる」ことに重点 | 対話的リーディング/観察力と直感の統合/”場を整える力” |
| 形式 | 対面/1日集中講座 | 対面 + オンライン/隔週または毎週実施 |
| 料金 | 15,000円(税込) | 150,000円(税込) |
▶︎ タロット入門講座(1日完結)のお申し込みはこちら
▶︎ タロット実践講座(全9回)のご案内はこちら
よくあるご質問
Q1. タロット未経験ですが大丈夫ですか?カードを持っていなくても受けられますか?
完全に未経験の方を前提に設計されています。カードは初回までにお手持ちのものをご用意いただくか、おすすめのデッキ(ライダー版・マルセイユ版)をご案内しますので、購入後の参加でも問題ありません。事前知識ゼロからのスタートで、受講後にはご自身でカードを引いて読めるようになります。
Q2. 講座を修了したら、自分や家族に対してリーディングできるようになりますか?
はい、それが入門編のゴールです。78枚の意味を「暗記」するのではなく、カードと対話する技法を身につけるため、修了後は自分自身、家族、親しい友人に対して問いを立て、カードを通して内省を深められるようになります。実際、卒業生の多くは日常的にカードを引く習慣を持つようになっています。
Q3. 「当てる占い」を学びたい人にも向いていますか?
占いとしての的中技法は扱いません。MBLの入門講座は、ユング心理学・神話学・現象学を背景にした「対話と問いの技法としてのタロット」を学ぶ場で、占い師としての訓練を求める方には他の講座をおすすめしています。一方、占いとして始めたが、もっと深く対話的に使いたいと感じている方には、新しい視座を開く講座になっています。
Q4. 講座は対面のみですか、オンラインでも受けられますか?欠席した場合のフォローはありますか?
対面とオンラインの両方で開催しており、回によって選択できる構成にしています。やむを得ず欠席された場合は、録画と補講、または個別フォローで対応するため、全回出席できなくても進度を取り戻せます。少人数制のため、一人ひとりの理解度に合わせた柔軟な進行が可能です。
Q5. 入門編を受けたら、実践編に進む必要がありますか?
必須ではありません。入門編だけで「自分や身近な人のために使うタロット」は十分に身につきます。実践編は「他者へのセッションとしてタロットを使いたい」「コーチングや対人支援の現場で活かしたい」方向けの講座で、ご自身の目的に応じて選択していただけます。
関連記事・関連シリーズ
タロットの理論的背景
入門編の内容を深める読み物
- タロット心理学シリーズ第1回「タロットの心理学的源流──ユング・キャンベル・メルロ=ポンティ」(”絵柄から感じる”の心理学的背景)
- タロット心理学シリーズ第2回「タロットと神経科学──ポリヴェーガル理論・DMN・社会脳」(”直感・身体感覚”の神経科学的背景)
コーチング・関連サービス