自分軸コーチングのご案内
世の中にはたくさんのコーチングがあります。それでも、こう感じたことはないでしょうか。
- 頭では納得しているのに、感情がついてこない
- 言語化はできたのに、行動が変わらない
- 目標を立てたのに、続かない
- 答えは出たのに、なぜかモヤモヤが残る
これは、あなたの努力や意志の問題ではありません。
私たちが「考えて、決めて、動く」というやり方そのものが、ある臨界点で機能を失う── それが、多くの方が抱えている本質的な課題です。
その手前にあるのが、「認識のOS」(Body as an Operating System)── 思考の前段で、世界の見え方そのものを規定している無自覚な予測パターンの総体です。神経科学者リサ・フェルドマン・バレットが「予測モデル」と呼ぶこの層は、頭で言葉を尽くしても書き換わりません。
自分軸コーチングは、この認識のOSを、対話・身体・神経系の3方向から共に書き換えていく6ヶ月のパートナーシップです。「考えて動く」から、「整って自然に動く」へ。意志で頑張るのをやめて、整った状態から行動が立ち上がる── その回路を、月2回・最大120分のセッションを通じて、半年かけて育てていきます。
3,000人を超えるセッション実績と、CTI(コーアクティブ・コーチング)/ Inner Game / 認定 Advanced Rolfer / 神経科学の交差点から、あなたの認識のOS全体に丁寧に伴走します。
自分軸コーチングの考え方
このコーチングは、5つの人間観の源流(Carl Rogers / Abraham Maslow / Timothy Gallwey / CTI / Alfred Adler)を継承する MBL のコーチング を、6ヶ月の1on1パートナーシップとして提供する形態です。
「人間は、自分の中に答えを持っている」という前提に立ち、コーチが答えを与えるのではなく、クライアントが自分の認識のOSに気づき、それを書き換えていく道のりに丁寧に伴走します。「問う・聴く・待つ」の3層実践と、3,000人を超えるセッションで磨かれた8つの原則が、毎セッションの基盤として動いています。
過去のクライアントの一人は、私のセッション体験についてこう書いてくださっています──「自分の中にある悩みとそれに対する答えをするすると引き出してくれた」(ロルフィング体験記より)。これがコーチングの本質です。答えはすでにクライアントの内側にあり、コーチの仕事は、それが現れるための時間と問いを提供することだけです。
5源流・8原則・身体的次元の理論的背景:コーチング Hub / コーチングGateway
なぜコーチングが認知バイアスに効くのか:認知バイアスシリーズ実践編第2回
一般的なコーチングとの違い
| 一般的なコーチング | 自分軸コーチング |
|---|---|
| 言語ベースで進行 | 言語 × 感覚 × 身体 × 神経を統合的に扱う |
| 「何をするか」(DOING)に焦点 | 「どこから在るか」(BEING)から働きかける |
| マインドセット中心 | 認識のOS全体(神経系・身体・予測モデル)まで介入 |
| 答えを探す | 答えが立ち現れる「場」を整える |
| ゴールや目標重視 | 今ここから起こる”自然な変化”を育てる |
| パワフルクエスチョン | パワフルクエスチョン + NLPメタモデル質問(省略・歪曲・一般化に介入) |
セッションで動いている3つのこと
問う
5源流由来の対話技法 + NLPメタモデル質問を組み合わせます。
クライアントの言葉に「いつも」「絶対」「みんな」「〜のはず」が現れた瞬間、そこには予測の固着のサインがあります。「他にどんな可能性?」「その判断の前提は?」── こうした問いが、本人がまだ言語化していなかった経験のディテールを立ち上がらせます。
聴く
3レベルの Active Listening:自分の中で起きていること/クライアントの言葉そのもの/場全体の動き。
待つ
「Less is More」。気づきが熟成する時間を保証します。受講生の声で最も多いのは「『待つ』が一番難しかった」というもの。コーチングの本質は、ここにあります。
哲学者・鷲田清一は対人援助の根幹に「待つ」を置いていますが、これは哲学者の専有物ではありません。私の講座を受講した一人の参加者は、講座の翌日に「相手が自ら変わりたいと思うまで待つ、というのを今後やってみようと思います」と書いてくれました。鷲田を読んだことのない受講生が、現場で実践すれば誰でも到達する場所──それが「待つ」です。
認識のOSの「身体的次元」を統合する個人セッション
認識のOSは姿勢・呼吸・自律神経・筋膜の状態として身体にも刻み込まれています。個人セッションでは、対話を主軸としつつ、必要に応じて以下のアプローチを統合します:
- ロルフィング® ── 筋膜の構造的統合による身体図式の更新
- 自律神経・呼吸・知覚の再教育
- 分子栄養学 ── 認知の生化学的土台を整える
- 身体観察 ── 目線・呼吸・心拍・OURAリングなどのデータ
- 必要に応じて:瞑想・タロット・身体ワークの統合
身体的次元の理論的背景:コーチング Hub、認知バイアス実践編第3回「身体がバイアスを解く」
脳科学活用講座(脳活講座)との関係
「まずは脳の使い方や神経の仕組みを学ぶところから始めたい」という方には、脳科学活用講座(脳活講座)を先にお勧めしています。
脳活講座では、ストレス・集中力・睡眠・血糖・感情・判断などをテーマに、神経科学・認知心理学・栄養学の知見をもとに学びます。そこで得た気づきを土台に「行動・習慣にまで落とし込みたい」と感じたとき、自分軸コーチングが次の一歩になります。
成果アップ・ビジネスコーチング(法人向け)について
このアプローチは、組織やチーム全体の”整う力”を高める支援としても活用されています。経営層・管理職向けの1on1、チームの関係性と集中力を整える体感型セッション、判断のバイアスとノイズに構造的に介入する研修──思考・感情・身体を切り離さない、”場の質”から変えるコーチングを提供しています。
プログラム内容
- 期間:6ヶ月間
- 頻度:月2回(1回最大120分)
- 形式:対面(東京・渋谷)またはオンライン(Zoom)
- 初回:インテークセッション + 身体・神経・マインドの現状把握
- 進行:対話・体感ワーク・構造アプローチ・習慣設計を組み合わせたオーダーメイド型
- 料金:300,000円(税込)
使用する主なアプローチ
- 5源流由来の対話技法(Inner Game / Co-Active Coaching / アドラー的勇気づけ等)
- NLPメタモデル質問(省略・歪曲・一般化に介入する言葉の技法)
- 「問う・聴く・待つ」の3層実践と8原則の運用
- 脳科学・認知心理学に基づく行動と意識の再構築
- ロルフィング®の原理を活かした構造と感覚の調整
- 自律神経と呼吸、知覚の再教育
- 必要に応じて、分子栄養学・瞑想・タロット・身体ワークなどを統合
このような方へ
- 頭で理解しているのに、感情や行動がついてこない
- 思考・感情・身体がバラバラな感覚がある
- 自分の判断のクセ(認知バイアス)に気づきたい
- 他のコーチングやカウンセリングでは物足りなかった
- 深いレベルで、自分の軸を取り戻したい
- 脳活講座で得た気づきを、日常レベルで根づかせたい
得られる変化
- 感情・行動・選択に一貫性が生まれる
- 緊張や不安のなかでも、呼吸とつながっていられる
- 習慣が”頑張らずに変わっていく”感覚が育つ
- 他人軸から、自分軸での判断・行動ができるようになる
- 「整っている」という実感から生まれる、自然なエネルギーと行動力
これらの変化は、コーチング・セッションの場だけにとどまりません。あるクライアントは、コーチングを経た後の人間関係の変化をこう書いています──「大っ嫌いだった、いつも私に文句や嫌味ばかり言っていた先輩が私をとてもほめるようになった。先輩が変わったのか?そうではなく、私が変わったのだ」。認識のOSが書き換わると、相手の反応も変わる。これが、コーチングが対話の場を超えて生活全体に広がる仕組みです。
最後に
このプログラムは「変わるために努力する」ものではありません。
“すでにある自分”に整って立ち戻るためのプロセスです。
認識のOSのズレを丁寧にほどき、無理なく、自分のペースで進む── そこからしか生まれない変化を、あなたと共に育てていきます。
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よくあるご質問
- セッションの1回(最大120分)はどのような流れで進みますか?
- 厳密な型はなく、ヒアリングを起点としてその回のテーマと状態に応じて柔軟に進めます。前半でクライアントの現在地と問いを丁寧に聴き取り、中盤で身体の状態(呼吸・姿勢・表情)も観察しながら問いを深め、後半で気づきを言語化し次の一歩を確認するのが基本構造です。「Less is More」の原則のもと、沈黙や余白も含めて1回の時間を設計します。
- 月2回・6ヶ月というペースは、仕事をしながらでも続けられますか?
- 仕事を持つ方を前提に設計しているペースです。2週間に1度の間隔は、セッションでの気づきを実生活で試し、変化を観察し、次の問いとして持ち帰るためのリズムとして最適化されています。日程は事前に相談しながら調整し、繁忙期や出張期間には柔軟に対応します。
- 対面とオンライン、どちらを選ぶのが良いですか?
- どちらでも本質的な対話は十分に可能ですが、初回〜数回は対面(東京・渋谷)を推奨しています。身体観察の精度が高まり、コーチとクライアントの間に「場」が立ち上がりやすいためです。関係が安定した後はオンラインに移行する方も多く、対面とオンラインを組み合わせるパターンも一般的です。
- 扱えるテーマに制約はありますか?仕事・家族・健康など複数のテーマを混ぜても大丈夫ですか?
- 仕事・キャリア・人間関係・家族・健康・お金など、生活の全領域を扱えます。むしろ、表面的には別々に見える課題が、認識のOSという共通の土台でつながっていることに気づくのが、このコーチングの特徴です。臨床的治療を要する精神疾患は対象外ですが、その場合は適切な専門家との併用をご相談します。
- 6ヶ月のプログラムが終わった後、継続することはできますか?
- はい、継続を希望される方には継続コースをご案内しています。6ヶ月で認識のOSの書き換えの基盤ができた後、新しいフェーズの問いを扱うために継続される方が多くいます。一方、6ヶ月で一区切りをつけ、必要なときに単発で戻ってくる方もいて、関係の続け方は個別に設計します。
関連記事・関連シリーズ
コーチングの理論的背景
- コーチング Hub(5源流・8原則・身体的次元の概要)
- コーチングGateway──Inner Gameから現代の対話実践まで
認識のOSとバイアスの理論的背景
- 認知バイアスシリーズ理論編第1回「認識のOSにバグがある」
- 認知バイアスシリーズ実践編第2回「コーチングはなぜバイアスに効くのか」
- 認知バイアスシリーズ実践編第3回「身体がバイアスを解く」
- 認知バイアスシリーズ実践編第4回「OSをアップデートするには」
思考の罠について