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【E#217】「受け入れることで、見えてくる」〜次のステップへ行く為に〜を拝聴して

2020年11月5日(木)、ちよだプラットフォームスクウェアにてPrimary Club(プライマリークラブ)主催のイベント「「受け入れることで、見えてくる」〜次のステップへ行く為に〜」に参加した(今回はなんと、会場だけではなく、ZOOMでも拝聴できる形になった)。

演者はサンマーク出版・チーフプロデューサーの斎藤りゅう哉さん(以下りゅう哉さん)。
プライマリークラブでりゅう哉さんがご登壇されるのが、今回で11回目。
過去3回参加。各回とも以下のコラムにまとめているので、ご興味があったらチェックしてみてください。
「出逢いと気づき」~人生は何によって変わるか~を拝聴して」(2017年11月2日開催)
「人生の贈り物を受け取る方法」〜願うこととゆだねること〜を拝聴して」(2018年11月1日開催)
時代を創った著者たちから学ぶ「心がもたらす『現実創造』のプロセス」〜を拝聴して」(2019年11月7日開催)
りゅう哉さんがご自身の編集人生で出会った人たちと、本作りを行う過程で気づいたことを
1)ご自身の言葉で語ること
2)自己実現やスピリチュアルな内容を網羅していること
等、編集者の目線で、コンパクトにまとめていただけるので、臨場感もあるし、ハッとさせられるし、気づきも多い。

毎年11月の第一木曜日は恒例になっているが、今年も迷いなく参加させていただいた。
2020年の初めに発生したコロナウィルス感染症は、思いがけないことを世界中に起こしている。日本でも、東京五輪の開催延期、インバウンドの大幅な減少(観光業への打撃)、非常事態宣言の発令による経済の停滞等。
世界中の人々が思い通りにならない世の中、人類がどのように生き方を考えていったらいいのか?私自身にとっても、見つめ直す一年になったと思う。
「誰もが気になる、コロナ禍に対してどのように対処していったらいいのか?」
今回の講演では、りゅう哉さんのご経験と、世の中の専門家の先生方から話を聞いた上で、ご自身のフィルターを通じて、
「何か伝えられることがあるのではないか?」
という思いを下に

世界を揺るがすコロナ禍の中を生き抜くヒントを語っていただいた。

現実には、ポジティブなもの(感謝、喜び、ワクワク、楽しい、満足)やネガティブなもの(不満、恨み、妬み)等があるが、捉え方は人それぞれ。
りゅう哉さんは、著者さん達との交流を通じて、実例を挙げていく。
例えば、
・稲盛和夫さんは、心をきれいにすること(稲盛和夫さんの「人生を意のままにする力:心。」参照)

・松下幸之助さんは、自分の現実にどのような思いを持ったのか(採用面談の時に「運」がいいと思った人を積極採用)
・中村天風さんは、「積極的な言葉を使いなさい」。その瞬間に現実が現れる(中村天風さんの「運命を拓く(ひらく)」参照)

・小林正観さんは、心が籠もっていなくてもいいので「ありがとう」を繰り返しなさい(小林正観さん「人生や4つの「おつきあい」」参照)

・ハワイの原住民が行っていたヒーリングの一つ「ホ・オポノポノ」は、「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」を繰り返しなさい
・ルイーズ・ヘイ(末期癌のサバイバー)さんは、「自分を受け入れなさい」と心の中に唱え続けること(ルイーズ・ヘイの「ライフ・ヒーリング(You Can Heal Your Life)」参照)

・山崎啓支さんは、身体の中で感じることが大事〜感情を感じ尽くすことで、感情がなくなっていく(山崎啓支さん「人生の秘密」参照)

等。
古今東西の色々なアプローチをご紹介いただき、こちらまで元気になってくるが、実際、コロナ禍で、経済が停滞した時、ネガティブな出来事が起きた時に、右往左往してしまう人が多いと思う。

りゅう哉さんのご経験からポイントを絞ると、
結局は、
現実をどのように
「受け入れるのか」「受け入れないのか」
に行き着くという。

それは、
「感謝の心を持って、受け入れるのか?」
又は
「現実を無視して、見ないようにするのか?」
の2つ。
答えは意外にシンプルで、これらをどちらか自分で選択ができるというのだ。

稲盛和夫さんは、経営塾で、経営していく上での非常にシンプルな「極意中の極意」を伝えたという。
「トラブル・厳しい時に「感謝してしまう」」こと

「なぜ、それが有効か?」
というと、悪いこと・不都合なことが起きると、その「ネガティブな思い」そのものが形となって外に出る。その結果とて、自分の溜めていた業が解放されていくという。

別の見方をすれば、
困難な問題に直面した時に、同じ次元で考えるのではなく、
次元自体を一つ上にあげること=自分の波動を上げること
で、問題が問題でならなくなること、
と捉えることもできる。

斎藤一人さんの「へんな人が書いた成功法則」では、困ったことは決して起こることはなく、「心を豊かにして、”困っていない”と考える」ことで、問題がいつの間にか消えていくと書いている。

江本勝さんの「水は答えを知っている」では、「ありがとう」と語った水と、「バカヤロー」と語った水をそれぞれ凍らせると、一方で綺麗な結晶、もう一方で、汚い結晶となり、波動が水に転写されるというエピソードを紹介。人間が7割近く水から構成されると考えると、この水の性質は本当に興味深いと思う。

この実験に賛否両論はあるにせよ、世界で300万部売れたということは、世の中に真理をついているのではないか、とりゅう哉さんはいう。

江本さんは、人それぞれ波動が違って、波動測定器を使って測定していったというが、りゅう哉さんによると、大事なのは、目の前の現実を受け入れることで、波動を上げることができるといったところだ。
面白いのは、宗教は人の波動を上げるための工夫がされていることだ。
仏教の仏の意味は「解ける」を語源にもつ。仏教の説法を聞くと、安心する、ほっとする、安心する。教えに触れて安心する。波動を上げるって、こういった要素が入っていることを考えると宗教を違った側面から見ることも出来そうだ。
さて、波動を上げていくには、
3つがあり、
1)現実(剣)
2)自分(鏡)
3)時間(玉)
と言える。
三種の神器でいえば、現実は剣のように鋭く、切れ味があり、自分の心によって、現実が鏡となって現れる、時間は玉のように時間をかけて発達する、と例えることができる。
現実と自分は、先ほど話した通りだが、時間はどのように考えたらいいのか?
人間の脳や潜在意識と顕在意識からなる。潜在意識は厄介なもので、自分の願望が強ければ強いほど、自己実現が遠ざかる性質を持っている。なぜならば、思い描ければ描くほど、その思いが実現していないと潜在意識が錯覚し、反対の思いを膨らませるからだ。

りゅう哉さんは、ひすいこたろうさん・大嶋啓介さんの共著「予祝のススメ〜前祝いの法則」の内容を紹介しながら、臨場感を持ってイメージトレーニングを行うことで、現在と実現したい未来の時間軸をピタリと、座標軸を合わせ、現在と未来を一致させることが、重要だと説明。
2014年、2018年の冬季五輪の金メダリストの羽生 結弦さんは、飛行機の中でイメージトレーニングを行い、実際に涙を流して感動するという体験を事前に行って試合に臨んだという。面白いのは、競技中よりも飛行機の中の方が感動が大きいというのだ。

山崎啓支さんも「体感イメージ」を持つと願いが叶えられるといっているし、塩谷信男さんの「自在力」では、呼吸とイメージを合わせた精神調息法を使うと、イメージや思いがやがて信念になっていく(信念の煥発)へと繋がっていくとか語っている。

吉川竜実さんの「いちばん大事な生き方は、伊勢神宮が教えてくれる」には、神道の考えとして「神代在今」を紹介している。
理想の時代は、今であり、今を大事にすることが未来につながっているという意味で、コロナの時代にどのように対応していったらいいのか?日本の歴史からも教えてくれてくれる。

あっという間の、90分。今回は、ソーシャルディスタンスを取りながら、全員マスク着用でのイベント。内容が濃く、学ぶことも多かった。
コロナ禍の大変な中、プライマリークラブのスタッフの皆様や、演者の斎藤りゅう哉さんを含め、感謝を申し上げたい。

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