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【N#75】腸内環境の除菌(8)〜ミネラル・脂質の血液検査・途中経過〜どのように検査値が変化しているか?

はじめに

2020年10月から、月1回、ナチュラルアートクリニックの院長の御川安仁(みかわやすひと)先生(以下御川先生)にお世話になっている(開始から9ヶ月経過)。
2021年7月27日(火)に10回目の診察のため四谷へ伺った。

せっかくなので途中経過を書きたい。

20代後半から発症したアトピー性皮膚炎の治療のため、御川先生のクリニックに通院。
現在、下記の4つのステップで治療を進めている。

分子栄養学の4つのステップ

  1. 細胞の発電所と呼ばれるミトコンドリアが働けるように、関係する回路(TCA回路、電子伝達系)を回していく(約2ヶ月間、2020年11月〜2021年1月)
  2. 腸内環境を整える(1):腸内細菌(プロバイオテイックス、酪酸菌、乳酸菌、ビフィズス菌)を補い、腸内壁を整えるL-グルタミンを取り入れる(約3ヶ月間、2021年1月〜4月)
  3. 腸内環境を整える(2):腸内細菌の中で有害と言われている、真菌(カンジダ)や細菌(クロストリジウム)を抗真菌薬とハーブ(抗菌薬)で除菌する(約3〜6ヶ月間、2020年5月〜)
  4. 重金属除去:水銀、カドニウム等の重金属を身体から除く作業(約3ヶ月間)

現在、3)の段階。

日野百草丸を取り入れてから2週間〜アレルギー症状と腸内ガス

2週間前から日野百草丸を使った腸内細菌の除菌を進めている。

日野百草丸については、
INTERFASE(真菌の除菌)から日野百草丸(真菌、細菌の除菌、整腸、粘膜修復、健胃)へ」に書いた。
御川先生の説明では、百草丸でも、悪玉系の腸内細菌は除去されたということだった。
更に、従来の百草丸とは違って、日野百草丸には、粘膜修復生薬「エンゴサク末」が含まれる。
自然の生薬が胃腸粘膜の保護、修復、消化促進が期待されている。

今回、効食直前20錠/回を1日3回、食後に活性炭(2〜3錠)を加え2週間が経過した。
INTERFASE(2021年4月〜7月)を使っていた時と同様、
1)活性炭を十分に取らないと、皮膚のアレルギー症状が出る(→活性炭を2錠から3錠へ増やすと解消)
2)活性炭を十分取ることで、腸内から出るガスを抑える(→活性炭を減らすと食物繊維を取った時と同じようにガスが出る)
といった症状が出てくる。

3ヶ月近く使用する予定なので、経過観察していきたい。

現在のサプリ摂取状況〜ステロイドの使用が1週間に2回から1日1回へ

日野百草丸を使用してから再び、アレルギー症状が出てきている。
このため、ステロイドの使用も1日1回に戻った。
アレルギー症状は、日野百草丸の使用により、腸内の細菌が出す毒素の原因の可能性が高い。
そこで、活性炭を多く取り入れることで、対処している(活性炭を多くすると解決しているという感覚がある)。

治療は、グルタチオンを1400mg(7アンプル)、ビタミンC(4g)と共に週1回の注射のため、クリニックへ通院中。
それ以外に
1)各種ビタミン(B群、ナイアシンアミド又はナイアシン(300mg)、B12(1,500microg)、CoQ10、PQQ、ビタミンC(10〜15g)、ビタミンA(20,000 IU)、ビタミンD3(20,000 IU)、ビタミンE(400 IU)、ビタミンK)
2)ミネラル(亜鉛(30〜50mg)、マグネシウム(1g)
3)腸内細菌群(酪酸菌、乳酸菌、ビフィズス菌)、グルタミン
4)ω3のサプリ(180mg DHA、120mg EPA、2錠)を合計で6錠(毎食後2錠)

ビタミンB群(葉酸、ビタミンB12)によって痒みの基となるヒスタミンのメチル化(分解)を進めることが期待できる。
確かに、これらのビタミンBを取り入れることで、痒みが半分程度落ちてきている。

さて、前回(2021年7月13日)の診察で、血液検査のため採血(脂質の値(コレステロール、DHA、アラキドン酸)とミネラル(Mg, Zn, Se, K)の値をチェック)を行った。
今回の診察では、この検査結果について伺ったので、以下取り上げたい。

脂質の値の血液検査〜ω3不飽和脂肪酸の値の変化〜サプリメントで改善できる

脂質値の血液検査の結果は以下の通り。

2020年4月より、グルテンフリー、カゼインフリー、麹フリー、砂糖フリーの食生活を行っている。
こんなの可能なのか?
世の中には、代替品が多くあり、一部を「カゼインフリー、麹フリー、グルテンフリー、砂糖フリーの生活をどう送っているのか?」にまとめた。

果物は、この範疇に入らないので、より多く取るようになった。その結果、今回中性脂肪が上がったのではないかと思われる。
御川先生からは、中性脂肪の値が175mg/dLを超えていると、肝臓の脂質代謝の問題や、動脈硬化のリスクが高まるという。この点気をつけた方がいいと(→果物の摂る量を減らせば解決するので、取り入れる量を調整したい)。

一方で、コレステロールの値は十分(もう少し上がっても大丈夫)。

脂肪酸4分画は、DHLAとアラキドン酸(ω6不飽和脂肪酸)とEPA(ω3不飽和脂肪酸)の値は素晴らしい。
アラキドン酸の値を維持しならば、ω3の脂質の値を上げているのは良く、このまま続けるといいという。
ちなみに、アラキドン酸とEPAの比が0.75〜1.0の範囲内にあるといいという。EPAは、断食やエネルギーを消費すると、すぐに値が落ちるので、ω3のサプリは継続した方がいいと。

ちなみに、ω3のサプリは、CALIFORNIA GOLD NUTRITIONを使用。
2錠分(180mgのEPAと120mgのDHA)を毎食摂ることで、ここまで脂質の値が上がってきた。

御川先生からは、今回、飽和脂肪酸を摂取することも勧められた。
例えば、牛乳から取れるギーを取ること。
ギーは、不飽和脂肪酸は含まれていないが、長鎖、中鎖、短鎖の飽和脂肪酸やビタミン類も含まれるのでいいと。

 

現在は、油は、ココナッツオイル(Cocowell)中鎖脂肪酸(MCT)(FLORAのオーガニックグレイド)、オリーブオイル(エキストラ・バージン)を中心に取っている。

ミネラルの血液検査〜マグネシウムの値が改善〜にがり、ぬちまーす、エプソムソルトの活用

ミネラルは、Mg, Zn, Se, Kの値をチェックした。
結果は以下の通り。

K(カリウム)は、改善しているが、4.5(mEq/L)まで上げていく必要がある。
素晴らしいのは、Mg(マグネシウム)の値。
御川先生が推奨する値まで到達(2.4 mg/dL)。

ここまでなかなか上がることが難しく、よく取り組んだ!と評価していただいた。
実は、日本での分子栄養学のパイオニアの金子先生は、2.6 mg/dLまで上げた方がいいと推奨。
御川先生の経験から栄養療法でここまで到達した人は見たことがないらしい。

妻・亜希子からの協力の下、マグネシウムを上げるために、

1)天海のにがり(味噌汁や野菜スープに混ぜる)

2)エプソムソルト(入浴時に混ぜる、マグネシウムを経皮吸収できる)

3)「ぬちまーす」(製品情報については「ぬちまーす」HP参照)→飲料水に混ぜて補給(特に夏)

を取り入れており、マグネシウムをあげることができた。
残念なことに、夏で多汗により、マグネシウムの値は簡単に落ちるらしい。ぜひとも、引き続きマグネシウムの値を維持するのに取り組みたい。

亜鉛、セレンについては引き続きサプリで上げていくことに取り組んだ方がいいとアドバイスいただいた。

参考に、亜鉛は、モノメチオニン亜鉛、カルノシン亜鉛、ポラプレン亜鉛の3種類のサプリがあるが、個人的には、ポラプレン亜鉛が胃腸の負担が一番少ない。
食直後に飲むと全く、胃腸に問題が起きない。
現在、亜鉛は20-30mgをとっているが、もう少し増やしても良さそうだ。

セレンは、今までサプリを取ったことがなく、iherbで手に入るもので取り組む予定だ。
参考に、セレンは、解毒に働くグルタチオンの働きに関わる酵素(グルタチオン・ペルオキシダーゼ)を助けるミネラル。癌などの予防に役立つそうだ。

まとめ

今回は、百草丸の取り組みや、脂質値やミネラルの血液検査の結果についてまとめた。
脂質値やミネラルの値の変化を見ていると、やはり、分子栄養学の取り組みには非常に時間がかかることがわかる。
ただ、少しずつよくなっているという実感があるので、引き続き取り組んでいきたいと思う。

過去の記事〜2020年10月からの分子栄養学の取り組みについて

過去の取り組みについては、下記の記事をチェックしてください!
御川先生の診察と血液検査〜アレルギー性皮膚炎の治療の再開」(1回目の診察)
分子整合栄養医学って何であり、どのように発展してきたのか?〜歴史からみる
血液検査から何がわかるのか?〜腸内細菌の環境、蛋白質・脂質がどのように身体内で利用されているのか?神経伝達物質はどうか?を含め」(2回目の診察)
細胞のエネルギー代謝の働きを高めるステップ1から、次の腸内環境を整えるステップ2へ」(3回目の診察)
腸内環境を整えるステップへ〜リーキーガット症候群とは何か?〜何に取り組んでいるのか?」(3回目の診察から1週間後)
「水素点滴」の治療を受ける〜アトピー性皮膚炎治療の一環として〜BAPとdROMsテストで検証」(水素点滴を5回受ける)
「水素点滴」の治療を受け終えて〜BAPとdROMsテスト検査と今後の方向について
サプリメント+ステロイドとの併用〜必要ならば西洋の薬を使うことが大事」(4回目の診察)
腸内環境の除菌(1)〜食事制限と抗真菌サプリメントを使った治療へ」(5回目の診察)
腸内環境の除菌(2)〜真菌と細菌の違い+ダイオフとは何か?」(5回目の診察から2週間後)
腸内細菌の除菌(3)〜ダイオフ症状(アルコール、重金属、メチレーション回路)について」(6回目の診察)
腸内環境の除菌(4)〜ダイオフ(痒み、brain fog)への対処はうまく行っているのか?+食事(グルテンフリー、カゼインフリー)をどう工夫しているか?」(6回目の診察から2週間後)
腸内環境の除菌(5)〜「活性炭」を使う意味〜そもそも活性炭とは何か?」(7回目の診察)
ビタミン(サプリ)の効果の検証〜7ヶ月(2020年11月〜6月)の取り組み、医師の下、血液検査の結果」(8回目の診察)
腸内環境の除菌(6)〜カゼインフリー、麹フリー、グルテンフリー、砂糖フリーの生活をどう送っているのか?
腸内環境の除菌(7)〜INTERFASE(真菌の除菌)から日野百草丸(真菌、細菌の除菌、整腸、粘膜修復、健胃)へ」(9回目の診察)

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