【E#269】54歳の誕生日を迎えて〜個人事業主として10年の経験と今後抱負
Table of Contents
はじめに
東京・渋谷でロルフィング・セッションと脳科学から栄養・睡眠・マインドの脳活(脳科学活用)講座を提供している大塚英文です。
周囲のサポートもあり、2025年1月17日に54歳の誕生日を迎えた。早朝から、皆さんから温かいメッセージをいただいている。ありがとうございます!誕生日を迎えるにあたって、2025年をどのような年にしていきたいのか?過去を振り返りながら、抱負をまとめたい。
世界一周を振り返って〜10年前に得たこと
2014年7月13日に製薬会社(バイオジェンアイデック株式会社(現バイオジェン株式会社))を退職し、1年間の世界一周を敢行した。
得たことは、
1)柔軟なマインドで人生を生きること
2)公私共に、自分の好きなことを優先にすること。
3)多様な価値観に触れ、視野を広げることの大切さ
だった。
世界一周では、スター・アライアンスの世界一周券と格安航空券やバス、四駆自動車などを活用して、
1)アジア大陸(ベトナム、カンボジア、フィリピン、タイ、スリランカ、マレーシア)
2)ヨーロッパ大陸(トルコ、ドイツ、ポーランド、スペイン、ポルトガル、ハンガリー、ルーマニア、デンマーク、ベルギー、オーストリア、イギリス)
4)アフリカ大陸(モロッコ)
5)アメリカ大陸(チリ、アルゼンチン、ペルー、ボリビア、米国)
を合わせて合計26カ国、65都市を訪れた。
世界一周をどのように計画し、旅券を手配したのか?については「「世界一周」の体験から学んだこと〜セミナーの開催報告」にまとめた。計画を含め実体験すると、突然のキャンセル、オーバブッキング、ロストラゲッジ、天候による順延など予想外のことが起きる。
マインドを柔軟にしておき、なるようになる姿勢を実体験から学ばせていただいいた。
旅をしていると世界中の人たちと出会うことになる
会社員として働き、PADIの資格(MASTER SCUBA DIVER)を得て、世界中のダイビングスポットで210本程度潜り、視野を広げるためには旅が重要と体感的に理解していた。だが、似たような価値観の人たちと接していたと思う。
世界一周で、欧米とは違う、南米やアフリカ大陸へ旅することで、世界観や仕事観が変化することを実感。
例えば
1)節約に勤しむ国(ドイツ、スペイン)
2)通貨の信用をなくした国(アルゼンチン)
3)その日、その日をENJOYする国(南米諸国)
4)ぎりぎりの生活を送っている国(ボリビア)
5)お金を使うことにエネルギーを注ぎ込む国(中国)
6)外国から積極的に企業を誘致する国(マレーシア)
7)経済の発展途上の国(ベトナム、タイ等)
8)医療ツーリズムを大事にする国(スリランカ)
等。
多様な価値観に触れ、好きなことを仕事をすることで、次にまとめる個人事業主の仕事にいい影響を与えていくことになる。
個人事業主〜10年の経験から見えること
世界一周を行なっている間に、ロルフィングの施術を提供するためのトレーニングをミュンヘンで受講した(2014年8月〜2015年3月)。2015年3月にめでたく認定ロルファーになり、2015年6月より、セッションを提供するため、渋谷桜丘町の一室を借りて個人事業主と活動を開始した。
得たことは、
1)一人では何もできないこと〜少人数の価値観の合う人たちと仕事をすること
2)お客さんを大事に、コツコツと積み上げていくこと
3)専門分野にこだわらずに、視野を広げていくこと
だった。
個人事業主として10年間(正確には9年半)活動し、順境と逆境を交互に経験できたのが収穫だった。特に、予想外の出来事は、コロナだった。日本政策金融公庫への融資、国から持続化補助金を得ることで、ビジネスが継続できたのは幸運だった。
税務は税理士、HPはWORDPRESSに詳しい人、日本政策金融公庫への融資は中小企業診断士、読書会の仲間等、ここ10年で感じたのは、個人事業主として活動するもの、一人でできることには限りがある。自分の強みを活かしつつ、如何にして、自分の短所を補える人と仕事を一緒にできるか?が重要であることを実感している。
テレビ(金曜プレミアム)からの取材(2018年5月)や雑誌ムー(2024年8月)に取り上げていただく機会があったが、必ずしも、テレビに取り上げられたからって、その後集客に大きな影響を及ぼすとは限らない。逆に、テレビの方だと、長期間にわたって関係性を築けるようなお客さんにお越しいただくことはなかった。
大事なのは、目の前のお客さんを大事にし、地道にコツコツと積み上げていくこと。好きで始めた仕事いうこともあり、好奇心や情熱を失わないこと。そして、お客さんが困っていることを懇切丁寧に聞き、自ずと答えを導くことを手伝うこと。それに尽きる。
ビジネスで重要になるのは、集客。10年、集客については、色々と考えたが、結論は、「なるようになる」という気持ちと「心を整えること」になる。
ロルフィング・セッション以外にもお客さんのリクエストに応じて、さまざまなサービスも提供。自分軸セミナー、栄養セミナー、タロットセミナー、タロットコーチング等を試行錯誤で実施していく中で、自分の視野が広がった。健康寿命、脳科学、オカルト、分子栄養学等。お客さんへの解決策を提供していく上で、役立った。
今後の5年〜誕生日を迎えての抱負
過去の10年は個人事業主として活動してきたが、今後の5年は、組織との関わりを深めていきたいと考えている。具体的には、組織の中で、自分のボディワーク、医療の知識、コーチングのスキルを活かし、一人ひとりの個性を発揮できるような環境を整えることを考えていきたい。
マスコミへの信頼失墜、ソーシャルネットワーク、人工知能などの勃興により、情報の取り方も激変し、個人の発信能力が問われるようになってきている。その中で、コロナ禍以降、既存の学校教育、政治、医療の仕組み、働き方を含め大きな変化が訪れていると感じている。
その中で、自分のスキルをどう活かすか?お客さんを大事にし、サービスを向上していく中に答えがあるので、その考えを大事にしていく予定だ。自分がなぜこの世の中に生まれてきたのか?何のために仕事をしているのか?WHYを大事に、手段(HOW)はこだわらずに、サービスを提供していきたい。
まとめ
今回は、54歳の誕生日を迎えるにあたって、過去の振り返りと未来の展望について紹介した。
少しでもこの投稿が役立つことを願っています!