【N#139】基礎講座(第4回)を開催〜小腸と大腸の働き〜どう健康に活かすか?
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はじめに
こんにちは!東京・渋谷でロルフィング・セッションと脳科学から栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。
昨日(2023年7月5日(水))に、栄養&マインド基礎講座(食事付、以下本講座)を渋谷で開催。その模様について、一部紹介したい。
生活習慣の改善が先!〜医師と処方薬の前にできること
本講座は、医療従事者(医師・歯科医師・薬剤師)にアドバイスを求める前に、自分でできることは何か?を学ぶ内容になっている。というのも、人間の身体の構造と働きの原理・原則を知っていると、不調になった時に、どのような生活習慣を取り入れたらいいのか?食事をどう変えていくのか?サプリメントは?を自分で調べ、判断できるようになるからだ。
医師にアドバイスを伺い、薬を処方される前に、やることはたくさんある。例えば、心臓病(心筋梗塞、狭心症、脳卒中)や糖尿病を予防していくには、どのような「運動」が必要なのか?「食事」をどのように改善していったらいいのか?自分で調べる方法が身につけば、病気の予防だけではなく、仕事の生産性が上がり、幸福度も上がっていくのではないかと思っている。
講座内容の紹介〜どのように知識を活用するのか?
最小限の知識で、最大の効果が得られるには、どのように健康情報を伝えることができるのか?第0回は、科学の活用法、第1回は、食事の消化・吸収を脳科学からみた。第2回は、ストレスとホルモン(性ホルモンを含む)との関係について取り上げ、第3回は、肝臓と腎臓の働きについて話した。
いずれも行動・生活習慣の改善として、何を行ったらいいのか?それが難しかったら食事・サプリメントとして摂取できるものは?そして、最後にどういうタイミングだったら医師に相談したらいいのか?を含め紹介した。
講座内容の紹介〜第4回〜小腸と大腸の役割
今回取り上げたのは、小腸と大腸。小腸と大腸は、身体は食事の消化・吸収を行っていく際に重要。小腸と大腸は迷走神経を通じて、脳と繋がっているが、食事に含まれる栄養素(炭水化物、脂質、蛋白質)がどれくらいなのか?腸から迷走神経を介して頻繁に脳に情報を伝えており、栄養が十分だったら、脳が満腹中枢を刺激。食事を控えるようになる。
興味深いのは、腸内細菌との関係。人間の細胞が37兆個存在すると言われている中、腸内には、1500種類、100兆個の細菌が生息しているという。腸内細菌は、迷走神経を介して人間の脳に直接コミュニケーションを取ることができ、人間の気分、自閉症、肥満等、様々な影響を及ぼすことが知られている。
このようなことを中心に、消化・吸収を良くしていくための生活習慣の工夫、腸内細菌の餌となる食物繊維、発酵食品を含め、セミナーでは紹介させていただした。
まとめ
第4回は、小腸と大腸から見て、どのように食事・栄養に活用していったらいいのか?について話した。次回は、膵臓、甲状腺とホルモンとの関係についての知識を深めていく予定だ。
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