【N#110】「デュピクセント」②〜使用1ヶ月後の経過〜ステロイドの使用が激減(約8年ぶり)+栄養療法の今後
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はじめに
こんにちは!東京・渋谷(恵比寿)でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。
20代の後半、東京大学の大学院生の頃にアトピー性皮膚炎を発症。
西洋医学、東洋医学を含め、さまざまな治療法を20年間取り組む中、
現在は、妻・亜希子が医療書記を務めているナチュラルアートクリニックの御川安仁先生の下で治療を進めている。
栄養療法の成功の秘訣は、炎症を抑えること。
そのためには、うまく西洋の医薬品を併用。
アレルギー症状を緩和させることが大事だと思っている。
アレルギー症状緩和のための治療(ステロイドを中心)
そこで、アレルギー症状を緩和するため、
・外用ステロイド
・タクロリムス製剤(プロトピック)
・JAK3阻害薬(コレクチム)
を使用。
実は、20代の後半、東京大学の大学院生の頃にアトピー性皮膚炎を発症したと同時にステロイド軟膏を使用開始。
2011年から2016年までの5年間脱ステロイドに成功したが・・・
それ以外を除き、ステロイドを手放すことができず、現在に至っている。
一時、プロトピックも使っていたが、火照りが強過ぎて、相性が合わないこともわかって、以後使っていない。
また、今年から、コレクチムの使用を開始。ステロイドに代わる治療薬として期待したが、持続的に使うのには
適してないこともわかった。
盆期間に新しい皮膚科のクリニックへ〜デュピクセントの使用開始
昨年から通院してた皮膚科がちょうどお盆休み。
ステロイド剤も切れたので、ステロイド剤の処方してもらおうと、盆期間に空いている医療機関を検索。
妻からのお勧めもあり、代官山のマイコホリスティックスキンクリニックに伺うことになった。
2022年8月16日に初診した際、自分の過去の診察データを紹介する中、
2週間に1回皮下に注射のデュピクセントが話題となった。
詳しくは「2週間に一回の注射剤の使用開始〜栄養療法開始から1年10ヶ月」に書いたが、
アトピー性皮膚炎の「炎症」「かゆみ」「バリア機能低下」
の3つに対して症状を緩和する効果が期待されるらしい。
デュピクセントの使用〜1ヶ月間使用〜ステロイドの使用頻度が激減
そこで、8月18日に1回目の注射。
同時にいつものステロイド(塗り薬、ストロングタイプ)の処方を頂いたが、使用頻度が5〜6回から3〜4回に減少。
>痒みも3割程度まで抑えられ、夜痒くなるということもなくなった。
9月2日に2回目の注射。
ステロイドの使用頻度も2〜3回に減少。
これはいい感触だ!と感じられるようになった。
そして、先週(9月16日)に3回目の注射。
あれから7日が経過しているが、なんと、あれほど必要とされたステロイドの塗り薬を同対象期間、使うことなく推移している。
予想以上の効果を示しており、炎症を抑えることが必須な栄養療法の効果も期待できそうだ。
今後ともデュピクセントについては経過を観察していきたい。
分子栄養学の治療の手順〜栄養を整える→腸内環境を整える→有害重金属の排泄
現在、ナチュラルアートクリニックの院長・御川安仁先生の下で栄養療法を受診。
以下の手順で治療を行なっている。
1)細胞の発電所と呼ばれるミトコンドリアが働けるように、関係する回路(TCA回路、電子伝達系)を回していく(約2ヶ月間、2020年11月〜2021年1月)
2)腸内環境を整える(1):腸内細菌(プロバイオテイックス、酪酸菌、乳酸菌、ビフィズス菌)を補い、腸内壁を整えるL-グルタミンを取り入れる(約3ヶ月間、2021年1月〜4月)
3)腸内環境を整える(2):腸内細菌の中で有害と言われている、真菌(カンジダ)や細菌(クロストリジウム)を抗真菌薬とハーブ(抗菌薬)で除菌する(約3〜6ヶ月間、2021年5月〜2021年10月)
4)有害ミネラル(重金属)の解毒・排出:重金属除去:水銀、カドニウム等の重金属を身体から除く作業(約3ヶ月間、2021年10月〜11月)
一通り、治療は終了。
残念なことに、その上、アトピー性皮膚炎の症状がうまくコントロールできていないこともあり、有機ミネラル(重金属)の解毒・排出が不十分であることが判明。
そこで、グルテンフリー、カゼインフリー、シュガーフリーを継続しながら、経過観察。
重金属の自然排泄が徐々に進み、現在に至っている。
ナチュラルアートクリニックで、血液検査と有機酸検査(MOAT)を行う
今回、デュピクセントの効果が期待できることもあり、御川先生にお願いして検査を実施。
1)肝機能、解毒回路を中心に採血(9月17日)(血液検査)
2)真菌(カンジダ)や細菌(クロストリジウム)の除菌度合いを調べるために尿を採取(9月15日)(有機酸検査(MOAT))
有機酸検査の方は、サプリメントを最低3日間やめて行う必要がある。
四次元パーラーあんでるせんにいったタイミングを見計らって、サプリメントを3日間休薬。
その翌日に尿を採取。
ゆうパックを使った空輸で、最終的にアメリカへ郵送した。
有機酸検査については「有機酸検査の結果+体質を理解すること:カンジダ菌、シュウ酸、ビタミンB群不足のこと。そこから先は?」に詳しく書いたので、参考にいただきたいが、今回は、その一部を見る、MOATを行うことになった。
まとめ
今回は、デュピクセントと、今後行う栄養検査について紹介した。
今回は、デュピクセントの効果が出て来る1ヶ月後に採血と尿を摂取。
このタイミングで、どのような結果が出てくるのか?
来月(2022年10月)に結果が出るので、こちらも楽しみにしていたい。