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【N#109】姿勢を良くする噛み合わせ歯科治療②〜身体が噛み合わせに与える影響〜月1回のメンテナンス

はじめに

こんにちは!東京・渋谷(恵比寿)でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。

岩前里子先生の診療を受けることに〜月1回のメンテナンス〜

2022年7月25日(月)〜7月27日(水)に、妻・亜希子と一緒に2泊3日の北海道・札幌の旅へ。
友人の歯科医・熊谷倫恵先生(以下、熊谷さん)の治療を受けることが目的だった(詳しくは「姿勢を良くする噛み合わせ歯科治療+レントゲン検査」参照)。

そこでマウスピースを作成。
マウスピースを装着するようになってから2か月が経過した。

マウスピース装着することでの身体の変化

大きな変化としては、
1)身体の体温が上がり、代謝が上がったこと(たくさん食べてもそれほど体重が増えない)
2)背筋が伸び、左右のバランスが整い、呼吸が深まったこと
3)舌が上顎(口蓋)に乗るという感覚が初めて掴めたこと
等だ。

が、徐々に元に戻ろうとするので、しばらくはマウスピースの調整が必要となる。

このように、調整(メンテナンス、最初の頃は、月1回)を要するため、
今回、統合医療実践グループでお世話になっている岩前里子先生(以下、岩前さん)へ伺うことになった。
実は、埼玉県で開業している「さとこデンタルクリニック」の岩前さんが月1回・銀座の「デンタルオフィス・レストラティブ・トウキョウ」で診察している。
2022年9月18日に銀座に伺った。

銀座での診察の前に、
マウスピースを作成し、どのような変化をたどったのか?
ついて書きたい。

マウスピースを作成するまで・・・

熊谷さんから受けた治療は
1)1日目は、歯の型取りとクリーニング。
2)2日目は、歯型を見せながらの治療。
だった。

1日目は、歯型とクリーニングを行う。
2日目に、メインのマウスピースの調整へと進んだ。

リジンという材料で作られたマウスピースが歯形が用意され、細心の注意を払いながら、調整。
興味深かったのは、立位、歩行をしながら、噛み合わせを調整を繰り返していったこと。
そのことで、適切な位置でのマウスピースができてくる。

札幌から東京に戻った後、マウスピースを毎日装着することが習慣になった。

装着した夜から朝にかけては、右の咬筋、オトガイ筋等を含め、口腔内の筋肉痛があった。
さらに、横隔膜が引っ張られる感覚もあり、右の腰方形筋(腰)辺りも張りがあり。
内臓全体が上に上がる感覚と共に、舌がしっかりと口蓋につく状態になった。

呼吸も深まり、背筋が勝手に伸びる感覚となり、左側が耳鳴りする傾向があったが、軽減した。

やがて、、、
少しずつ噛み合わせが合わなくなっていくことを実感。
そのタイミングでもう一つのマウスピースが札幌から到着した。
札幌から、2022年9月2日に「レターパックライト」で荷物が自宅に郵送された。
そこには、より強度の高いマウスピースと歯型模型が入っていた。

強度が高いマウスピースの到着〜使用感

実は、札幌滞在期間中に熊谷さんから、
1)マウスピースを入れても話せるレジンを材料とするマウスピース

2)より強度が高く、装着すると会話ができないマウスピース
の2つがあることを紹介いただき、両方のタイプを作っていただくことになった。

前者はその場で作っていただいたが、後者は9月2日に到着となったのだった。

9月2日以降、強度のあるマウスピースを装着。
熊谷さんは、強度がある分、より噛み合わせへの実感が湧くということもあり、
睡眠が深まることを実感できたのだが、硬い方をつけていたら右の奥の二つの歯が少し下がってきた。
噛み合わせが左に偏っていることと舌の位置が若干後ろに下がることを実感。
そして、踵重心で、つま先が意識できない状態になっていった。

要は、マウスピースを装着すると予想外にも歯が動くことだった。

一方で、妻・亜希子の方は、装着した翌日、発熱。
個人差があるとは思うが、好転反応も起きるらしい。

そして、2週間後(2022年9月18日)、銀座での診察に臨んだ。

岩前さんとの出会い〜統合医療実践グループの忘年会@恵比寿で

今回、熊谷さんから紹介いただいた岩前さんは、統合医療実践グループで出会った歯科医の1人。
昨年末(2021年12月)に統合医療実践グループの忘年会を恵比寿のサロンで開催。
その際、初めてお会いするご縁に恵まれた。

なんと、そこで岩前さんに「タロットカード」を見る機会もあり、親しくさせていただいた。
統合医療実践グループのセミナーでは何度かご一緒することがあったが、対面では9か月ぶりだった。

メンテナンスの診察がスタート〜どのように治療が進んだのか?

午後3時に銀座に到着し、診察がスタート。
足裏のバランスをデジタルで表示できる装置(フットビュー)にのって、体重がどこに乗っているかを測定。
「立位」目をつぶり10秒かけて測定する。

歯科治療用ベットも快適で、背骨を支えるためにタオルを置きながら行った。

先ほど、噛み合わせが左に偏っていることと舌の位置が若干後ろに下がることを書いた。
驚いたのは、奥歯の二つの高さを少し調整することで、すぐに改善。
再度フットビューに乗ると、重心が左右均等になった。

次に、レジンを材料としたマウスピースの方は、装着した瞬間に首の可動域が極端に狭くなった。
マウスピースにレジンを追加しながら、首の可動域を見ていくと、不思議と変化が。
レジンを盛る位置によって、首の可動域の柔軟性が高まっていくのだ。
これにはすごく驚いた。

その後、マウスピースを職人のような細心な細工をしていき、フットビューでのバランスが整っていった。

最終的に呼吸が深まり、背筋も伸び、左右が均等に。
血色も良くなり、舌の位置も口蓋につくことが実感できるようになった。

まとめ

岩前さんからは
「多分下顎はもう少し後の様な感じです。身体が伸びてくるともっと良い位置に入ると思います」
と言われた。

自分の身体のバランスが整うと、いいセッションが提供できるようになると思うので、この言葉を励みに
来月のメンテナンスまで、マウスピースでどう変化していくのか?引き続き楽しんでいきたい。

岩前さん、お世話になりました。ありがとうございました!

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