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【N#77】SNSと情報選択の時代〜いかに興味のあることに絞って情報収集するか?

はじめに

こんにちは!東京・渋谷(恵比寿)でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。

新型コロナが流行する世の中。
「ワクチンを接種すべきか否か」
「重症化をどう予防したらいいのか?」
「なんの食事・栄養を取ったらいいのか?」
そのため、どのような情報を収集していったらいいのか?

情報収集に迷うのではないでしょうか?

「情報として必要のない」情報が満ち溢れた時代を迎えている

Facebook、GoogleやTwitter等のソーシャルネットワーク(SNS)で得られる情報や広告
新聞、雑誌、テレビから得られる情報
等、

あまりの多くの情報が入り過ぎているため、消化不良を起こしているのではないだろうか?
厄介なことに、SNSの独自のアルゴリズムにより、好みに合わせた「情報」や「広告」が表示される仕組みになっている。
あたかも、SNSによって、情報が整理されるかのように。

そして、Google検索も、検索した「言葉」に基づいて、自分の好みの情報や広告だけ入ってくることになり、自分で物事を「考える力」がどんどん奪われてしまっている。

学校で教えていること〜「知識」の量の多さと「暗記」

実は、日本に限らず世界中の学校教育は、
「どれだけ「知識」を「暗記」したか?」
「どれだけ筆記試験で高得点が得られるか?」
が重要視される。

現状としては、
「知識」を多く持っている人が、偉い、
「知識」がない、「知らない」事を認めるのが、恥ずかしい
と考える人が多くなっても不思議はないと思う。

そして「知らない」ことは「悪」だから、周囲の評判に応えるため、「一生懸命」勉強する。
こういったことないだろうか?人に勧められるまま未読の本が沢山積読して、読まなければと、罪悪感を感じることを。
更に、人間の頭に入る「知識」は限られているし、爆発的に発展している人工知能に人間の記憶力は叶うわけはない。

正解のない問題をどう取り組むか?

今の時代は
「温暖化問題」
「電力として、太陽光、風力、火力、原子力のうちどれを選んだらいいのか?」
「どの食事を選ぶのか?」
といった
「正解のない問題」
に満ち溢れている。

学校教育では「正解のない問題」を扱うことがないので、
「一人一人の人間は体質が違うから、それぞれに適した食事法を選んでくる必要がある」
時に
ノウハウがないので、思考停止してしまう。

「事実が何か?」
よりも
「誰がいったのか?」
といった視点で考えてしまうのではないだろうか?

先程の例を挙げると、SNSで上がってきた情報を信じてしまい、結果的に「考える力」がなくなってしまう。

では、どうしたらいいのか?

「学ぶ」ことの「思い込み」を外すこと〜何に「興味」を持っているか?

そもそも「学ぶ」ことってなんでしょう?
意外と、学ぶことに対して「思い込み」があるのではないでしょうか?
試験でいい点を取る、資格を取る、知識を暗記する、等。

大事なのは「興味」や「好奇心」を持っているかどうか、なのではないでしょうか?
「興味」があって「何が面白いのか?」に気づくかで、「理解」が深まっていくのではないかと思っている。

覚えなければならない、よりも、何に「興味」を持っているか?

知識を多く持つよりも、興味を持つものを中心に「理解」する。
そして、「答え」を探し出すよりも、自分なりに感じている「疑問」「問い」を大事にすること。

そして、いかに「知らなければならない」という「義務」から解放されるか「興味」のあることに時間を使うか、だと思う。

まとめ〜「生活」に関連づけて考えること

自分で理解できるという「感覚」って、おそらく一人一人違うと思う。
先生から教わったとしても、同じように生徒が理解できるとは限らないからだ。

逆にいえば、「理解」できないものは「理解できない」と認めること。
これが理解を深めるための秘訣でもある。

ノーベル賞を受賞した物理学者のリチャード・ファインマン博士は
「何か具体的な例を頭に描いて、考えないと一般論がピンとこない」
と言っている。

別の言い方をすれば、
「抽象的な話を聞いた場合には、何か具体的なものを頭に描いて、検証することが大事」
になる。

・積読している本が山ほどあり、読まなければと罪悪感を感じる
・自分の生活と関わりのない、文化、経済、科学のニュースに注目して、時間を費やす
・あまりよく理解できない情報に対して、感情的になる
・「知りません」というのに、極度の恐れやためらいを感じる

という方、

ぜひ、ご自身の「理解」できる範囲は限られていること
「理解できているもの」と「理解できていないもの」を区別すること

結局は、自分が「興味」があるか否かで決まることを知る事を知ることを意識してみてはいかがでしょう?

少しでも参考になれば幸いです。

相手の身体の状態を理解し、的確な栄養や食事のアドバイスができる【栄養指導基礎講座】〜ご案内

2021年10月より、以下の人たちを対象に「相手の身体の状態を理解し、的確な栄養や食事のアドバイスができる【栄養指導基礎講座】」(2期生)の募集を開始しました!
(*9/1より講座の名称を変更しました)

1)医療従事者で、患者さんに「薬」をなるべく使わずに、食事・栄養のアドバイスをしたいが、知識が十分になく、アドバイスができない。
2)スポーツトレーナー、ヨガ、ピラティスのインストラクターやボディワーカーで、身体の知識はあるが、クライアントに自信を持って、栄養や食事のアドバイスができない
3)化粧品やサプリメントを販売しているが、理系出身でないため、うまく説明ができない。説明に自信がない。
4)栄養学を生物学の基礎から学び、実践してみたい方

私は科学の研究者(医学博士、PhD)と製薬業界での経験を持っています。
科学に20年近く身をおいた経験から分かったことは
理系・文系問わず、私生活や仕事などの「人生経験」がある方が、
化学や生物、そして栄養学の理解が深まるということです。

関係が無いように見えますが、人生経験があるほうが、深く科学を理解できます。

科学の知識があると、「経験」を言語化することもできます。
経験を言語化すると、自分の答えや方針を導き出すことができます。

基礎的な化学や生物学の学び方をお伝えするセミナーを
2020年1月に提供開始しました。

現在、下記の取り組みを行っています。

1)身近な生活品から、化学や生物学を考える。暗記をしなくても体感でわかる
2)「栄養学」の原理・原則が身につくので、様々な食事方法について客観的に理解が深まる
3)日常用品(化粧品、石鹸、洗剤、サプリメント、薬、農薬、化学肥料、有機農業)の化学知識を養えるようになる

「食事」「栄養」について伝えていく事を仕事とされている方、
医療従事者で食事・栄養の深い知識を患者に伝えたい方、
トレーナー、ヨガ・ピラティスのインストラクターやボディワーカーの方を含め、

ぜひ、ご興味のある方は
相手の身体の状態を理解し、的確な栄養や食事のアドバイスができる【栄養指導基礎講座】、2021年9月30日締切」をチェックください。

 

 

 

 

 

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