【Y#58】ルーティンの一つとしてヨガを捉える
2016年は個人事業主としての一年を初めて経験。どのように生活のリズムを整えたらいいのか?見えないまま一年が過ぎ去ったような気がする。しかも、2016年9月以降、思い描いていたことが全て実現。モティベーションがなかなか上がらない日々が続いた。そこで、
「自分がハッピーになるためにはどうしたらいいのか?」
といった人生の目的を見直す期間に終始。
現状維持で残りの3ヶ月を費やした。
今年は、ある程度のリズムがつかめた上、自分がハッピーになるためにどうしたらいいのか?何を自分軸にしていきていったらいいのか?わかってきた。
そのため、昨年に引き続いて、個人の事業をどのように継続するのか?そして、それを継続していくために、生産性を上げるのと同時に、過去に自分がうまくいった手段を見直すことで原点に回帰しようといったことを意識している。
2017年の一週間は早朝のヨガの練習で終始(1/1〜1/6)。6日間連続して練習したのも久々だったが、思考がリフレッシュした上で、より前向きの思考が出てきたいという実感があった。もちろん、今まで練習していた仲間と同じ先生についているので、適切なフィードバックもいただけている。
興味深いのは、練習面において3年ぶり(世界一周する前の状態)に
「ヨガのポーズをより深めていくためにはどうしたらいいのか?」
という探究心が出てきているということ。
いい兆候なので、練習については継続できればと考えている。
現在のところ起きたらすぐに、瞑想を15分、その後シャワーを経て、ヨガのスタジオ(歩いて10分以内のところにある)へ向かうという生活を送っているが、これはある種のルーティン(繰り返し行う習慣)である。
ルーティンに関して、考えるきっかけを与えてくれたのが、「成功と幸せのための4つのエネルギー管理術」(原書:Jim Loher and Tony Schwarz: ‘The Power of Full Engagement: Managing Energy, Not Time, is the Key to High Performance and Personal Renewal’)という本だ。
一流のアスリートを管理していく上で、時間を管理するのではなく、エネルギーに気を使うことの大切さを、身体、感情、頭脳、精神と4つのエネルギーの側面から解説。
興味深かったのは、エネルギーというのは電池切れするのと同じで充電が必要であるということ。そのために、何が必要なのか?
例えば、エネルギーを管理するには、どのようにしてうまく休息をとるのか?そして、エネルギーを回復させるために自分で開発できる儀式、ルーティンなどの紹介があった。
これらの手法は、イチロー選手のバッターサークルに入る前の動作、ラグビーW杯での日本の躍進の立役者となった五郎丸選手のキックの際の儀式などにも使われており、興味深い。
私もヨガを通じて久々に儀式の威力を感じることができた。今年はこういった視点でヨガを捉えられたらと考えている。