【E#62】2015年末を迎えて〜ビジネスを振り返ると
2015年も残りあと僅か(2015年12月24日現在)。昨日は、2年前(2013年12月23日)に初めてお会いし、自分の運命を変えたリリーフスペース主宰の伊藤彰典さんとフランクフルト在住で、日本に一時帰国中のロルファーの鎌田孝美さんの2人と東京で食事。今年を振り返るのと同時に来年どういった年になるのか?様々な意見交換をすることができた。
さて、あっという間に今年も1年を振り返る時期に。昨年末(2014年12月30日)は、マチュピチュに近いラーズ(Lars)でトレッキング。ツアーへの参加者を含め合計10人(2人はガイド)による2泊3日のテント暮らしで馬、ラマ(Llamas)と共に移動していた。
開始時の標高はなんと約3,600m!最大で5,000m近くまで登った。
詳細は【旅コラムVol.86】に譲るにして、2014年末の時点で、世界一周とロルフィングのトレーニングに専念。その後をどうするのか?全くと言っていいほど決めていなった。
年が明けて、ペルーのマチュピチュ、クスコ、アレキパ、コルカキャニオン等を経てリマへ到着。
そこから、北米(ロサンゼルス、サンディエゴ、ハワイ)を経由して一旦日本に帰国。2015年2月からロルフィングの最後の2ヶ月間のトレーニングに臨み、2015年3月25日にめでたく認定ロルファーとなった(【起業/独立コラムVol.2】参照)。
2015年4月13日に日本へ帰国するまでにスペイン、ポルトガル、モロッコを踏破。最終的に25カ国、65都市近く訪れたことになる。2015年6月中旬、スリランカの観光を楽しんだが、2015年6月末までは仕事をするという選択肢は脇に置いて活動を休止。読書、旅行を含め実家で休息する時間に充てていた。
会社員として製薬会社に戻るという選択肢が頭をよぎったが、せっかく世界一周して多様な価値観を身につけたので、個人事業主として動いてみようと決断。その直後、念願の渋谷でのセッションルームを確保(【起業/独立コラムVol.2】参照)。最初の顧客を2015年6月12日に迎えることができた。
2015年6月の終わりには9人の顧客にお越しいただき、体験セッション(値段設定は1回3,000円)、ロルフィングの1回目、2回目のセッション(各回のセッションの値段設定は1回10,000円)の3種類のいずれかのセッションを受けていただく幸運にも恵まれた(【起業/独立コラムVol.3】参照)。
当初は「ロルフィングとは何か?」というプレゼンを用意。AppleのKeynoteをつかって説明して行ったが、体験するのが一番ということで、2015年7月の下旬の頃には説明することもなくなった(開設当初の模様については【起業/独立コラムVol.3】、1ヶ月後は、【起業/独立コラムVol.6】、2ヶ月後は、【起業/独立コラムVol.7】参照)。その代わりに個人名刺の作成(【起業/独立コラムVol.4】参照)、屋号ZEROの決定(【起業/独立コラムVol.9】参照)、ロゴの決定(【起業/独立コラムVol.9】参照)、ホームページ(【起業/独立コラムVol.8】、【起業/独立コラムVol.15】参照)、パンフレット・会社用名刺を作成していった。
講演にも恵まれ、金沢で3回(【旅コラムVol.170】、【RolfingコラムVol.102】参照)、東京で1回(【RolfingコラムVol.116】参照)を行うことができた。また、コミュニティの場としてセッション・ルームを考えているが、実際に講師を招いたプラーナーヤーマ講座を合計で6回開催(【YogaコラムVol.23】、【YogaコラムVol.25】参照)、ソース・ポイント・セラピー、チネイザン、ロルフィングの勉強会等も開催して行った。
幸運なことに開設当初(2015年6月下旬)から現在(2015年12月23日)まで体験者を含めて51人の顧客にお越しいただき、10回セッションを継続中もしくは終えた方が30人近くと認定ロルファーとして活動しはじめた1年目としては上出来のように感じる。
今後とも、ロルフィングとしてのビジネスを軌道に乗せるためにどうしたらいいのか?集客を含め、様々な人からの知恵を拝借し、模索していきたいと考えている。
そのためにも人とのつながりは大事。
今後とも人との出会いを大切にし、同業者の方々のみならず、会社員や経営者で分野の異なる人と接することで、自分の考えの幅を広げていきたい。
来年は、渋谷のセッションルームの契約も切れる(2016年9月30日)。環境を変える中で、どういった形でロルフィングを継続していけるのか?前を向きながら考えていきたい。