【E#47】開業3ヶ月が過ぎて(3)〜時間の管理と付き合う人をどのようにして選ぶか?
ロルフィングのセッション・ルームをオープンしてから3ヶ月。過去に2度ほど変化について書いた(【起業/独立コラムVol.12】、【起業/独立コラムVol.11】参照)。
今まで書いたことをまとめると、屋号とロゴを作成したことで、自分の考えを断捨離し、単純化する作業へとつながっていったこと。
それを、
(クライアントさんの)一人一人が持っている潜在的な能力に気づき、いかにして本来の自分を発見していくのか?
ということで表現。
価値観が決まることで、限られたリソース=時間をどのように有効活用していくのか?の見直し作業を始めることができるようになった(【起業/独立コラムVol.12】参照)。そこで強調したのは、自分の身体をどう整えるのか?特に、睡眠の時間は大切に思うので、その時間の確保についても考えていきたい。
興味深いことに付き合う人が変化している。そのことについて書く前に、集客について書きたい。
【起業/独立コラムVol.11】で書いたように、セッションはある程度軌道の乗ってきたように思う。大切にしているのは、経験値を上げること。通常のロルフィング・セッションの単価(15,000円〜20,000円/1回)に比べて低く単価を低く設定することで深めていきたい。そして、自分の抱えているクライアントさん、一人一人を大事にして、そこから口コミで増えていけばいいと考えているが、課題として集客が残る。
【起業/独立コラムVol.1】でビジネスを行う際に、
「何をやるか?」よりも「どうやるか?」
が大事ということについて、山口楊平氏(以下山口氏)の著書「そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか」に書かれている考え方を中心に紹介した。
自分の言葉で置き換えれば、
「何をやるか?」=ロルフィングのセッション(バリュー、価値)
「どうやるか?」=お金が入って来るための仕組み(システム、ビジネスモデル)=集客の仕組み
といってもいい。
山口氏によると、「どうやるか?」=「今までに成功したビジネスモデル」について勉強し、それを真似ることで、利益の出る仕組みを確立させることができるのだそうだ。この著書には、様々なビジネスモデルの話が出てきてわかりやすい。しかも、試行錯誤とPDCAサイクルを通じて確立ができるという。
立ち上げまでは、「何をやるか?」に集中してきたが、「どうやるか?」については今後の課題。口コミを通じて集客も重要でホームページも10月末までには立ち上がる予定だ(ホームページの作成動機については【起業/独立コラムVol.8】参照)。ただ、集客と口コミ、ホームページの作成のみでは必ずしもうまくいくとは限らない。
解決策として、自然とセッション・ルームにお越しになり、各々の人たちが解決できるような、人が集まりやすい環境=コミュニティを作り出すこと。それができるようになると、自分が努力しなくても、集客は後でついてくると考えるのが自然ではないか?という仮説=考えがある。
試行錯誤で行っていく予定だが、それには「経験のある人=エキスパート」の力を借りることになる。
驚くべきことに、最近出会う人たちの変化が起きている。自分の問題意識が変わると、助けてくれる人たちが現れてきている。そして、それを実現している人と話していると、意外と実現するのではないかという気持ちにさせてくれる。こういった人たちとのもつ時間を今後増やしていく予定だ。
どのように人とのコラボが実現するのか?自分がどのようにしてビジネスを作っていくのかを含め、今後本コラムで触れていく予定だ。
最後に、大前研一さんの言葉を引用して終わりにしたい。
人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。
もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。
そして時間、場所、友人の中でどれか一つだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることがもっとも効果的なのだ。