【E#245】ロルフィング用パンフレットの改訂・増刷〜どのような思いから作ったのか?
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はじめに
こんにちは!東京・渋谷(恵比寿)でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。
久々に、ロルフィング・セッションの情報提供用パンフレットを改訂・増刷したのでご報告させていただきたい。
その前に・・・
開業してから、パンフレットにたどり着くまでの歴史を簡単に書きたい。
「屋号」にかけた思い
ロルフィングは、
「全体のバランスを調整し、身体の各部位を本来あるべき場所に戻す」
という考え方を大切にしている。
まずは、活動名(屋号)。
ZEROは、タロットカードからとった。
そして、自分が伝えたかった、相手への気づきも含み、ロルフィングを通じて身体をリセットして原点に立ち返させてくれるような「原点」や「再起動」「リセット」というイメージに基づき、
正式名称は
ZERO – MIND and BODYWORK LAB
にした。
「ロゴ」のモチーフと色
そして、「ロゴ」にも、その思いが反映されている。
身体のバランスを
上半身(背骨の左右)、下半身(下肢の左右)が筋膜で繋がっていること
をイメージするため、2つの曲線で表現。
重力に沿うように身体が配置されることで最小限の力で最大限の力を発揮する人の姿がモチーフになっている。
周囲の円は、禅における空の概念、体内の器官を取り囲み支持する「筋膜」をイメージ。
全体的に再起動 のボタンにも連想させ、ZEROという数字も浮かんでくる。
個人的に書道の作品を見るのが好きなので、円は和のイメージを筆で表現している。
ZEROの文字は、禅のイメージが出るように枯山水の砂紋のように線で構成した。
そして、色は2色で表現。
紫色=心理的には、感性や直感に頼って判断する色
と
黄色=人に喜びや希望を与えて楽天的・社交性を伸ばす色
を意識して選択した。
さらに、2021年1月には、
のように、ロゴを刷新。
紫色を生かしつつも、文字を見やすくし、ZEROのOを数字の0に変更をしている。
なお、セミナーと将来立ち上げるオンラインサロンのロゴも色違いで作成している。
このように「ロゴ」の色を決めたのちに、ホームページ制作に着手した。
「ホームページ」の作成
ホームページを開設したのが開業(2015年6月1日)から4ヶ月半後(同年10月15日)だった。
2010年頃から、ブログを定期的に書いていた(世界一周を行った際にもこのホームページを利用)。
当時、意識的に想定していた読者は、30代のヨガやピラティスを含めたボディワークを日々取り入れることで身体の意識を高めている人だった。
ブログを当時のホームページをGoogle Analyticsという便利なWebで解析できる。
1日何人がホームページを訪れたのか?モバイル、PCとどちらからのアクセス数が多いのか?
どの記事が一番アクセスが多いのか?などを事細かく見ることができる。
モバイル、タブレットを合わせると70%近く
PCは30%のアクセス頻度であること、
平均滞在時間は2分ということ
年齢層が40代中心だったこと
等
このことから、できるだけコンパクトの形でホームページをまとめることとし、ブログに正確な情報を記載することにした。
その後、何回かホームページを改訂。
栄養とタロットセミナーを提供することになったので、
現在は、ゼロのホームページとロルフィング専用のホームページを別々にして運営している。
ゼロ(栄養セミナーとタロットセミナーを中心とした)のホームページ:
ロルフィング専門のホームページ:
「パンフレット」を作成した経緯
一方で、パンフレットは、その2ヶ月後に作成(同年12月15日)。
ブログ・ホームページのように
「ロルフィングは何?」
という正確な情報を伝えることよりも、
「ロルフィングを通じて、どういった問題が解決するのか?」
を重視することを通じて問題解決案を提示することをメインに差別化を図った。
作成にあたっては、文章の作成を含め医療分野出身ではない知人に依頼。
ホームページの内容に添いつつも、単純にコピー・ペーストにするのではなく、
一般人にわかりやすい内容で書くことにした。
その理由としては、私自身で文章を書くと、どうしても専門に特化してしまい、一般人にわかりにくいものになる。
医療分野出身でない人は、噛み砕いて説明することに専念してくれるので、相手により伝わりやすいと考えたからだ。
表紙は、下記のものとなった。
今回の改訂・増刷では・・・
そして、過去に印刷したパンフレットの部数がゼロとなったので、
改訂・増刷することになった。
2021年、ロゴも改訂したこともあり、色を含め、以下のように変更。
QRコード、電話番号を含め、必要な情報を入れて色調を紫に合わせた。
今の客層を分析すると、20代から80代まで幅広いお客さんにお越しいただいている。
電話を使っている方も多くなっており、電話番号も追記することとなった。
二百部を増刷したが、このパンフレットが必要な人に届くことを願っている。
まとめ
駆け足で、パンフレットの改訂・増刷について書いた。
ぜひ、個人事業主として今後、活動される方に参考になればと思い、過去に遡ってまとめている。
ご興味がありましたら、ぜひ、それぞれに詳しく、リンクを貼っているので、参考になればと思う。