【E#50】開業4ヶ月が過ぎて〜2016年のトレーニング
セッション・ルームを開設して4ヶ月間。ミュンヘンのロルフィング・トレーニングが修了(2015年3月25日)してから7ヶ月が経過した。
先月を振り返ってみても
- SPT(Source Point Therapy)Module 1のトレーニング(2015年10月10日〜12日、大阪)(1日目、2日目、最終日参照)
- ホームページのOPEN(2015年10月15日)(【RolfingコラムVol.144】参照)
- プラーナーヤーマ実践コースの開催(2015年10月22日)(【YogaコラムVol.22】参照)
- Body Talk初体験(「Body Talkの体験」参照)
- 練習会の開催(ロルフィング、SPT、チネイザン)
等々。
今月(2015年11月)、
- プラーナーヤーマ連続講座の開催(2015年11月3日、4日、16日、28日)
- Financial College 体験セミナー(2015年11月8日)
- SPT Module 2のトレーニング(2015年11月21日〜23日)
- ロルフィングの説明用パンフレットと名刺の作成・完成(2015年11月下旬)
- 練習会の開催(SPT、ロルフィング)
の予定が組まれている。ロルフィング・ヨガのトレーニングも引き続き行っていくが、もう一つ、個人事業主としてお金の面でどう管理していくのか?について学ぶ最初の月となりそうだ。
先月(2015年10月)は9月に比べ時間が取れたこともあり、2016年にどのようなトレーニングを計画するのか?考えることができた。ロルフィングは、継続的にトレーニングが必要。又、上級ロルファーから手技についての適切なフィードバックを通じて学んでいくことが大事となる。例えば、Phase IIのGiovanni先生は、Hubert Godard先生、Peter Schwind先生を含め何人かの先生について、10回セッションの技術を向上していったという。
その点、継続トレーニングについてはロルフィングは充実している。ヨーロッパが非常に気に入っているため、2016年もミュンヘンを訪れる学ぶ機会を増やしていきたい。その一つとして、ヨーロッパ・ロルフィング協会(ERA)のRolf Movementのトレーニングへの参加を決めた。Module 1、2、3にわかれ、2年間(2016年〜2017年)、30日間で取得可能なトレーニングだ。間をおきながら取れるというのは、学んだ手技をクライアントにも実感していただくいい機会にもなる。
スケジュールは、
Module 1:2016年7月8日〜10日、2016年9月29日〜10月2日、2016年11月24日〜27日の合計11日間(Paola Volpones先生)
Module 2:2017年4月24日〜2017年5月5日の合計10日間(Rita Geirola先生)
Module 3:2017年8月31日〜9月3日、2017年11月16日〜20日の合計9日間(Giovanni Felicioni先生)
Rolf Movementについては、鎌田孝美さんがブログ(「ロルフムーブメントと身体地図」参照)で
「身体の無意識を意識化する作業です。無意識に働いているsensory motor neuronsを意識化して、無意識の反応を意識化する」
「これがなぜ重要かというと、できない動きができるようになるからです」
と書いている。
ロルファーの認定を受けるために、学んだミュンヘンでのトレーニングは10回セッションを実践していく上での基礎。自分の身体の中に入ってくためにはより多くの時間をかけてクライアントと対峙することで学んでいきたいと考えている。
Rolf Movementのトレーニングに参加する意義としては、10回セッションをより理解を深め、ツールを増やすことと、ロルファーとして日本で提供するセッションに対し疑問があったら、Rolf Movementの先生に伺うという二つのメリットがあることだ。Rolf Movementの認定を受けると、Rolf Movementプラクティショナーという形で、10回セッション後もセッションの提供も可能だ。そういった意味でバリエーションが増えるという利点もある。
2019年(もしくは2020年頃)にはアドバンス・ロルファー・トレーニング(ロルファーとして3年間経験を積んだあとに学ぶトレーニング)が控えている。それまでは、上級ロルファー(アドバンス・ロルファー)からロルフィングの施術を受けるのと同時に様々な先生から手技を学び、自分の施術の方法のベースが身につくいい機会。継続学習という意味でもいい。
解剖学のことについても学ぶ必要があるが、その点については国内で学べるものは貪欲に吸収していきたい。
2015年7月と9月でチネイザンのトレーニングを通じて一番学んだことは、ボディワークの手技のなかで「腑に落ちる」ものというのは一体何か?ということを自問自答することの大切さだ。
先月(2015年10月)、しばらくチネイザンの練習も中断。ロルフィングの手技を向上させることに専念。しばらくは、ロルフィングの手技を向上するためにどういった勉強が必要かという、視点で考えていきたい。