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【W#105】世界一周から学ぶ(3)〜ATMとクレジッドカード

アジア、ヨーロッパ、アメリカの3つの大陸を旅して、買い物や食事をした際にどのように精算するのか?それぞれの大陸で違った対応となったので興味深かった。
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旅に出るときに米ドル、日本円、ユーロの3つの現金をある程度持って行った。アジアでは、日本円から現地通貨に両替すればよく、レートも悪くない。そのため、ATM(キャッシュカードとして使ったのはCitiBank)を使うことがなく、現金は日本円から得ていた。もちろん、クレジッドカード(VISA) も使える場所も多かったため、クレジッドカードとの併用でうまくいった。
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トルコからドイツ 入りした時には、ユーロの現金を使うことが多かった。それは、ATMでの日本円からユーロへのレート(5%の手数料)や日本円から現地通貨への両替レートが極端に悪かったためだ(20%近く手数料が取られる)。一番いいのは、クレジッドカードのキャッシングですぐに返済すると手数料が2%以内に抑えることができるのだが、そのためには振込を海外から行なう必要があり、手間がかかる。ドイツは不思議と現金主義というところがあったため、クレジッドカードの使う機会はそれほど多くなかった。
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英国では、ATMを、中欧諸国(ハンガリー、チェコ、オーストリア、ポーランド)では、ユーロから現地通貨への両替で凌ぐことができたが、英国はどこでもクレジッドカードが使えるところが良く、アメリカに近い印象を受けた。
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南米入りしてからは、クレジッドカードを使うケースが激減(手数料が5%以上取られるケースが多い為)、ボリビア、ペルー、チリでは、ATMで現地通貨への 引き出しをメインに現金を得ていた。興味深いことにペルーとボリビアでは米ドルを引き出すことができること。そして、ボリビアでは100米ドル単位で引き 出しが可能だったのに対して、ペルーでは20米ドル単位で引き出しができた。ペルーでは米ドルも支払いが可能なケースもあり米ドルも重宝した。
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南米でキャッシュカードがない場合に有用なのは、ユーロと米ドル。日本円はアジアでは通用したが、南米では極端にレートが悪い(ペルーで1ペルーソレスの実 際のレートは40円だったのに対して、両替レートは47円)。南米に現金で持っていく場合には、是非ともユーロか米ドルを勧める。アルゼンチンは、政府の 公定レートが1アルゼンチンペソ=8.6米ドルであるのに対して、闇レート(現地ではblue marketという)では1アルゼンチンペソ=11〜13米ドル。米ドルの紙幣が大きければ大きいほどレートが良くなるという仕組みだった(50米ドル紙 幣や100米ドル紙幣の方が20米ドル紙幣よりもレートがいい)(【旅コラムVol.68】【旅コラムVol.69】参照)。
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総合すると、世界一周する際には、現金(米ドル、ユーロ)とクレジッドカード(2枚、1枚はなくした時のスペア)、キャッシュカード(2枚、1枚はなくした時のスペア)を勧める。特にカード類は落とす可能性がある。私もカンボジアに滞在中にMaster Cardを落としたので(【旅コラムVol.23】参照)、その対応に追われた経験からスペアを持つことはオススメ。
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SIMカードで電話・通信の確保とともにこのように現金・精算する手段を如何に確保するのか?安心して旅を続けるためにもしっかりと考ることが大切だと思う。

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