1. HOME
  2. ブログ
  3. ブログ/全ての記事
  4. コラム
  5. 【W#69】アルゼンチン(7)〜ブエノスアイレス(2)

BLOG

ブログ

コラム ブログ/全ての記事 北米・南米 旅/世界一周

【W#69】アルゼンチン(7)〜ブエノスアイレス(2)

ブエノスアイレスの為替については前回触れた(【旅コラムVol.68】アルゼンチン(6)〜ブエノスアイレス(1))。今回は観光について触れる。
その前にちょっとした情報を紹介する。アルゼンチンの人口は4,300万人。その1/3はブエノスアイレスに集中していると言われている(CIA Handbookより)。年齢ピラミッドの中央値は31.2歳で、人口の増加は他の南米諸国に比べると鈍化しているらしい。興味深いのは、アルゼンチンは教育と医療が無料であるということ。そのため教育を受けに南米諸国からアルゼンチンに集まってくる。
ブエノスアイレス市内の1日観光は時間が限られていたため、バスで行った。ブエノスアイレス・バス(Buenos Aires Bus)という会社が24時間、48時間の券を発売していて、3時間近くにわたって主要な場所の街を紹介してくれる。1日券は360アルゼンチンペソ(約3,600円)で購入できるが、基本クレジッドカードや米ドルは受けつけない。
2014-12-09 14.55.13
場所は、フロリダ通りの案内所から近くにあり、フロリダ通りがわかればバス停や販売所は行きやすい。バス停はこの販売所のすぐそばにある。バス停番号「ゼロ」と書いてある。
2014-12-09 14.55.03
バスに乗る時間がチケットで指定されていて11時半のバスに乗ることになった。
2014-12-09 10.58.49
バスが到着した後、早速行動開始。
2014-12-09 11.23.51
ガイドは日本語、英語を含め約10ヶ国語近く聞くことができたが、英語を選択した。ヨーロッパ風の建物が並んだ通りからスタート。
10857809_10205526942520793_630745471758406458_n
最初に見えてきたのが大聖堂や大統領府(ピンクの建物)。これから先もいろいろなヨーロッパの建物をみることができた。
10858367_10205526944760849_1001329443857729758_n
10632643_10205526941680772_2188673209495466245_n
印象的だったのが、ブエノスアイレスは公園が多く、市民の憩いの場になっていることだった。
1502566_10205526944000830_1842104052062049147_n
バスのツアーの中で興味深いと思った箇所は、ボカ地区アルゼンチンタンゴの発祥の地(この地区の酒場でタンゴが始まったといわれている)と呼ばれるこの地区には、カミニートがある。ここの建物の色が独特で、ここでアルゼンチンタンゴも見ることができる。
10451726_10205526963001305_7344520488563851220_n
10858557_10205526968641446_5952420528701559699_n
10849962_10205526968481442_2110590576731710949_n
またこの地区には、ボカ・ジュニアーズというサッカークラブチームのホームスタジアムもあり、熱烈なサポーターの姿をみることもできた。
10523170_10205526956441141_205155881489334143_n
10858552_10205526955801125_6813938864006521476_n
1900年初期にはアルゼンチンは世界第5位の経済大国。また、2度にわたる世界大戦に関わることがなかったためしばらく経済の繁栄を謳歌してきた。しかし、第二次大戦後のペロン政権になり60年代以降2度のオイルショックやフォークランド戦争の敗戦などで経済が低迷していく。次回触れるが、一時米ドルとアルゼンチンリラの固定相場(ドルペッグ制度)をとることで一時経済が蘇る。ただし、それがきっかけとなりいろいろな問題が起きてくる。
10846037_10205526953401065_6173091850612418766_n
1798505_10205526954521093_6397390108114951408_n
1488712_10205526949120958_1159597663711541167_n
ブエノスアイレスは、1900年代に栄えた街だけあって、ヨーロッパの古き良き時代の建物がたくさんあって独特の雰囲気を醸し出している。さすが南米のパリと言われるだけあって、本当に観光があっという間に過ぎてしまった。
今回日程の関係上、イグアスの滝を見ることができなかった。ぜひ次回ブラジルへ行く際に滝をあわせて見に行きたいと思っている。
いよいよ、これから南米を北上、ウユニ塩湖、マチュピチュ、ナスカの地上絵などの観光を目指す。本ブログでも紹介していきたい。

関連記事

【B#166】第68回・読書会の開催の報告〜読書会の改称...

【P#65】幻覚剤の歴史②〜サイロシビン、古代とキノコ文...

【Y#6】〜比較しない、成り行きに任せる

【N#40】身体の学校・ZERO塾・発想力(Part 1...

【P#84】睡眠薬の改良、問題点〜ベンゾジアゼピン、メラ...

「脳活講座」(第3期)基礎編・実践編〜Q&A