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【T#60】知識を手放すこと、スピリチュアルと科学との関係、ストーリーの大切さ〜タロット実践講座(第1回)を開催〜

はじめに

こんにちは!東京・渋谷(恵比寿)でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。

2022年1月27日(木)、午後7時〜

同年1月30日(日)、午後2時〜
に「タロットカードを使って起業・副業したい方向けの実践講座」の初回(第1回)を開催したので報告させていただきたい。

前回の内容〜話の聴き方を磨くこと+タロットカードの知識を手放すこと

第0回では、タロットカードをどのように使ったらいいのか?
「相手の話をどのように聞いたらいいのか?」

見る側がどのような姿勢で聞くのか?
その「在り方(BEING)」が重要となることを伝えさせていただいた。

過去にNLP、臨床心理学、ボディワーク、ポリヴェーガル理論、ソマティックエクスピリエンスを学んだ経験から、人の話の聴き方をどのように行えばいいのか?
の視点から、潜在意識に注目。

潜在意識を使って相手の話を聞くことで、
1)はるかに話題が深まること、
2)予想外の方向から人間関係・仕事関係の悩みの解決策が出てくること
等が期待される。

そして、タロットカードは、潜在意識を使う上で、非常に役立つこと(だだし、そのためにはタロットカードの知識が逆に邪魔するので手放した方がいいこと)を理論的に説明させていただいた。

今回の内容(1)〜心理的安全性を担保することが重要

前回学んだ内容を深めていくため、心理的に安全な場(心理的安全性)を作ることの大切さを「自律神経系」からのアプローチから説明。
自分ではコントロールできない、自律神経系が関わっているとは驚く人が多いのではないかと思う。

ポリヴェーガル理論を唱えた、スティーブン・ポージェス博士によると、
人間は周囲の環境や相手の様子などを無意識に情報を収集し、評価。その状態に合うように、自律神経系を調整すると考えられている。
「安全なのか?」
「危険なのか?」
「命が脅かされているのか?」(死んだフリをする)

何と、それぞれの状態を無意識で行っている(博士はこれを「ニューロ・セプション(ニューロ=神経系を使った)+(パーセプション=知覚)と呼んでいる)

興味深いことに、この3つは、階層構造をとっており、安全でないと、危険と察知。
闘争逃走反応や凍りつき反応にすすんでしまうのだ。

相手の話を聞く上でも、心理的安全性が担保されていることが重要。
担保されていれば、多少話の聞き方が悪くても、自ずと、その人は解決の方向へ進んでいくのだ。

問題なのは、心理的安全性は、人によって違うこと。
私も事例をあげたが、一人一人で答えを求められると思っている。

今回の内容(2)〜スピリチュアルと科学〜表裏一体の関係、物語、真理の追究

巷にある「タロットカード」の講座と私の講座が一味違うのは、科学とスピリチュアルについての違いを扱っていることだ。
第1回では、この内容をより深く掘り下げさせていただいた。

私は、大学院博士課程まで出た元研究者で「科学」についての考え方が他の人に比べ学んでいると自負している。
実は、科学とスピリチュアル(魔術、神秘主義)はもともと一つであった。その歴史を知らない人は多いと思う。

考えてみれば、科学もスピリチュアルも、この宇宙を支配する絶対的な法則を知り、それを操って奇跡のような出来事を起こす点、共通している。
さらにいうと、世の中をうまく説明できる物語(ストーリー)を作ること。
まさに、宗教、神話、各国の歴史等が取り組んできたことだ。

「なぜ、一方が科学的に正しい、もう一方で偽科学で間違いと言えるのか?」
歴史的な背景を知ることで、科学で扱えるもの、扱えないものの理解が深まるのではないかと考えている。
今回は、その歴史を紹介しつつ、科学でできること、スピリチュアルでできることについて話した。

参考に、両者が分離したのが17世紀以降。
職業として科学者、大学・大学院制度、国から研究費が支給されるようになったのが19世紀後半以降となる。

科学は、
1)顕微鏡で見れるもの
2)客観的にみれるもの
3)定量、数値化できるもの
などの基準ができてきた。

この基準から外れるものが、偽科学と呼ばれ、学校教育からも排除されていった。
実際、生活に役立つこと、病気の治療にも役立つ知識が飛躍的に増え、世に貢献した点は評価してもいい。

しかしながら、「科学」が扱えない領域がある。
それは、ズバリ「モラル」「在り方」「価値観」だ。

宗教や神話、歴史、スピリチュアルの世界では、これらを扱う。
残念ながら、科学から見ると、モラル、在り方、価値観は目に見えない、定量できない、顕微鏡で見れない。
だから、占星術、易学、タロットカードを含め、科学ではないと決めてしまう。

果たして、それでいいのか?

私は、10年以上、タロットカードを使い、人間関係や仕事を解決する上で役立った。
そういった点を第1回の講座で、自分の経験を含めシェアさせていただいた。

「手段」にこだわるのではなく「結果」から見ることの方が重要。

「聞き方の能力」を磨くと、タロットカードの「知識」以外に「直感」も使えるようになるので、自分が予想だにしなかった叡智にアクセスすることができるようになると考えている。

まとめ

今回は、西洋絵画の歴史、図からタロットカードをどのように読み解くのか?も紹介。
あっという間の、3時間近くの講座内容になった。

次回は、第2回を開催する。
タロットカードをさまざまな角度(西洋アート(図像)、科学、神秘主義、数秘、占星術)からみて行く予定なので、ぜひご興味のある方、お問い合わせくださいませ!

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