【N#83】第1回・ウェルネス読書会の開催の報告〜「食べ物さん、ありがとう」
はじめに
こんにちは!東京・渋谷(恵比寿)でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。
2021年9月1日、新たな取り組みとして、第1回「ウェルネス読書会」を開催した。
毎月1冊、健康系の本を1冊取り上げて、理解や学びを深めながら、明日の健康に役立てる読書会をいつか開催したいと思いつつ、2021年も半分が過ぎた。
大塚家では、今年から本格的に、食事や栄養についてセミナーや講座を提供を開始した。せっかくの機会だったので、それに関連した読書会を立ち上げた。
ウェルネス読書会とは?
その名は
「ウェルネス読書会」
Wikipediaを調べると、
病気とは反対の言葉。
「身体の健康、精神の健康、環境の健康、社会的な健康を基盤として輝く人生をデザインしていく」「自己実現」といった意味がある。
大塚家では、
「健康を維持した上で、どう自分の人生を生きるのか?」
を参加者とともに考えていきたいので、
「ウェルネス読書会」と名前をつけた。
記念すべき第一弾は、
「食べ物さん、ありがとう」(朝日文庫)(川島四郎、サトウサンペイ著)を扱った。
先生の川島四郎さんは、東京大学農学部農芸化学科出身。
私と同じ学部出身で、食品や栄養の知識が豊富。
その上、今回は、川島さんが先生役、漫画家のサトウサンペイさんが生徒役になり、栄養学を面白くわかりやすく伝えている。
食事の消化・吸収をわかりやすく伝えているのがいい。
例えば
「母乳にはビタミンEが入ってない、なぜならばビタミンEには性欲を昂進させる作用があるから」
「母乳は、牛の乳に比べると、かなり薄い。これは赤ちゃんの成長に関係していて、生まれたばかりの赤ちゃんの体重が2倍になるのは、ネズミで約3日、うさぎは6日、牛が47日に対して、人間は90日かかる」
「野菜や果物を2、肉を1、ご飯などを5の割合で食べるようにと、歯の数で自然が教えてくれているのです」
「ライオンは生野菜を食べない、しかし、動物を捕獲するときに、内臓の中にある青野菜を食べる」
「大豆にはビタミンCが含まれていないが、もやしにするとビタミンCが作られる」
などなど。
本当にあっという間に読める本で、ぜひ、栄養・食事に興味を持っている方には手に取っていただきたい。
今回も、妻・亜希子による料理も提供させていただいた。
夕食のテーマは
「和食で楽しむ!食べ物さん、ありがとう!」だ。
・青菜のお浸し
・土鍋焼きご飯
・わかめのお味噌汁
・卵焼き
・デザート:ベリーソース+豆乳プリンだった。
感染症対策をしっかりと行いながら提供した。
次回は「吉田企世子監修:女子栄養大学・栄養のなるほど実験室〜料理によって栄養はどう変わるか」だ。
女子栄養大学の月刊誌「栄養と料理」から生まれた本で、調理をすることで食材はどう変わっていくのか?
知る上で、面白い内容になっている。