【W#82】ペルー(3)〜プーノからクスコへ
2014年12月27日、午前7時。チチカカ湖のそばにあるプーノ(【旅コラムVol.80】、【旅コラムVol.81】参照)からクスコへ向けてバスで移動することとなった。所要時間は7 時間半、走行距離386km。このバスは二階建て、リクライニングも前回触れた深夜バス並みのリクライニングと本当に快適だ(【旅コラムVol.78】参照)。
尚、この道路は平行して電車が走っていて、プーノからクスコを結ぶ。ではバスの移動中に少し余談を。
長期の旅となると気になるのが、衣服の洗濯。実は、南米の旅ではKg当たりの値段で衣服の洗濯を依頼することができる。ボリビアでは14ボリビアーノ(約238円)、ペルーでは5ソレス(約206円)する。
南米の旅行中に驚いた点として、どんなに小さな街でもコカコーラが置いてあること。今回同行している旅仲間に聞いたところ、アフリカでも人口が500人であってもコカコーラが売っているらしい。そして、コカコーラのブランドは、今回購入したミネラルウォーターの大半に記されている。どんな仕組みでコカコーラが流通しているのだろう?本当に凄いと思う。
WiFi環境だが、運が良ければレストラン・カフェでいいインターネットの環境を入手することできるが、だいたいは通信の速度はそれほど早くない。まぁ、こうしてブログを更新できているので、それほど不便ではない。
興味深いのは、アルゼンチン入りしてからSIMカードを購入する必要性がないことを感じること。おそらく、Skypeにプリペイドで事前に支払いを行えば安く国際電話ができているからだと思う。日本に電話をかける際には重宝している。
最後に、ペルーの現地通貨の入手について。基本的にATMで行っている。日本の現金からペルー通貨に両替する手もあるが、レートが非常に悪い(1ソレス=50円、実際は約41円)。ATMはボリビア同様、米ドルとペルーソレスの2種類。米ドルはボリビアでの引き出しの100ドル単位ではなく、30ドル単位。ペルーソレスは100ソレス単位で引き出せる。
バスの方に話題を戻す。バス移動中、途中何度か休憩をとったが、一番印象的だったのが最大標高で4,335mのラ・ラヤ(La Raya)での休憩地点。
ここでのアンデス山脈にそびえ立つ山々が素晴らしかった。ここには様々な工芸品が売っている。
そして、アルパカやラマにも会うことができた。
午後3時半。クスコのバス停に到着。
最終的に宿に移動。クスコの中心街に入る。今までみてきたどの街よりも美しく、ヨーロッパっぽくない。
また、ペルーやボリビアで見かけなかったスターバックス、ケンタッキーフライチキンやマクドナルド等が中心街にある。
かつてインカ帝国の首都だったクスコ。クスコ市内観光の模様については次回のブログにて触れる予定だ。