1. HOME
  2. ブログ
  3. ブログ/全ての記事
  4. コラム
  5. 【J#74】関西の旅(5)〜大神神社と春日大社を訪れて〜過去2年住んだ奈良を満喫した。

BLOG

ブログ

コラム ブログ/全ての記事 旅・世界一周・神社仏閣 日本 神社・仏閣 関西

【J#74】関西の旅(5)〜大神神社と春日大社を訪れて〜過去2年住んだ奈良を満喫した。

2020年10月5日(月)、ソースポイントセラピーのトレーニング(Module 3)に参加するため、羽田空港早朝発のフライト(午前7時発)で、伊丹空港入り(午前8時着)した。
今回は、最初の5日間、妻の亜希子と一緒に行動することにし、初日、奈良へ。

実は、1994年4月から1996年の3月の2年間、奈良に住んでいたことがある。
振り返ること、30年前。
「食事から病気を予防できるか」
という思いを胸に、東北大学農学部農芸化学科に進学した。

「農学部農芸化学科」は、知る人ぞ知る、学部で、食品のみならず、発酵、食品、製薬の生産技術、バイオテクノロジーや生化学の実験技術を身につけ、食品業界、製薬業界、環境問題など、人間以外の生き物について詳しく学ぶことができる。
ここで、人間はさまざまな生き物によって支えながら生きていることを実感しながら、4年間、宮城県仙台市で過ごした。

学部4年生の時に、日本全国から一流の研究者を招いて奈良に新たな大学院(奈良先端科学技術大学院大学、NAIST)が設立するというニュースを同僚から聞く。
理学部、工学部、医学部の学部枠に囚われずに、動物、植物、微生物のことを経験でき、勉強に集中できる環境が用意されていた。

新しく設立されたNAISTの修士課程に応募、無事合格。1994年4月から奈良へ拠点を移した。
約2年間、近鉄学園前駅から徒歩圏内に住み、1期生として、研究に勤しみながら、京都や奈良市内をよく訪れた。結果的に、動・植物や微生物を通じて食品、薬(抗生物質を含む)に関して、仙台と奈良の6年間で、深く学ぶ幸運に恵まれた。
1996年3月に修士課程を修了してから、一度同窓会で戻ってきたが、それも約20年前。
今回、久々の奈良に伺うことになった。

早朝便で、伊丹空港に到着後、宿泊先の大阪・北浜へ移動。
荷物を預けた。
奈良観光してから、ホテルでチェックイン。
2020年10月から東京都もGO TO キャンペーンの対象となり、宿泊代も35%引き、更に大阪府では商品券を宿泊代の15%で発行された。
至れり尽くせりの内容で大満足な内容だった。
さて、話を戻すと、大阪の北浜から、地下鉄、近鉄、JR線を乗り継いで、JR三輪駅に向かった。

JR三輪駅の近くにあるのが大神(おおみわ)神社

大神神社は、奈良県桜井市にある日本最古の神社として知られており、大きな鳥居の先に、御神体の三輪山がある。御神体が山のため、本殿がない。

大神神社の入り口にある大きな鳥居(大鳥居)は、本当に大きい。このような大きな鳥居を見たのは、熊野の大斎原以来(「熊野古道、大斎原、神倉神社を巡ることで心身がリセットされた」参照)。それに匹敵するものだった。

大鳥居から、参道を経て、二の鳥居へ。


鳥居をくくると、境内へ

砂利道と多くの木に囲まれた空間は非常に居心地が良く、境内は本当に素晴らしかった。

意外と長い時間歩いた先に、階段と拝殿がある。


拝殿で拝んだ後、次の目的地の狭井(さい)神社へ。拝殿から5分ほど歩いた場所に狭井神社がある。病気平癒の神様として、知られている。

狭井神社の途中に久(く)すり道がある。

久すり道の途中に、薬草となる植物が植えられており、製薬会社からの寄付も募っていることもあり、面白かった。


奥へと進むと、狭井神社へ。


狭井神社の拝殿の奥に、三輪山への入山口があり、神聖な山に登ることができる。今回行った時は、午前までの受付で、午後4時下山が必要とのことだった。

登拝料300円/人で、昔入山制限があったが、明治時代以降、禁約を守ることを条件に登山ができるようになったらしい。

私たちは、登山することはやめ、拝殿の奥にある「薬井戸」で、古くから万病に効くと考えられている霊水をいただくことができた。
駆け足で、大神神社を観光したのち、JR奈良線を使って、JR奈良駅へ。
奈良公園を経由して、春日大社へ。


奈良に住んでいた時代、春日大社は、最も印象に残った神社で、ぜひとも再度伺ってみたかった。

今回は、御本殿の特別参拝が開催されており、初穂料500円で見ることができて、雰囲気が良かった。ぜひ、春日大社を訪れる際に、御本殿はお勧めしたい。

奈良公園といえば、鹿。以前、訪れた鹿島神宮で取り上げたが、奈良県の春日大社が創建されたとき、鹿島神宮の御分霊を神鹿の背に乗せお遷しされたことから、奈良に鹿が飼われた経緯があるらしい(「早朝の鹿島神宮参拝を行う」参照)。



コロナ禍の影響もあり、外国人観光客が激減。それに伴い、鹿せんべいも売れ行きが悪く、鹿の生育も心配だったという。最近、GO TO キャンペーンによって観光客が戻ってきているらしい。

今回、鹿を見ている限り、それほど問題がないが、ツノのあるものもあり、攻撃されたらどうしようという若干の心配があった。
駆け足で、奈良観光の模様を紹介した。
10月9日は、ソースポイントセラピーのトレーニングが休み。せっかくの機会なので、京都観光を行う予定だ。その模様もまた、改めてブログで紹介したい。

関連記事

【B#129】第48回・読書会の開催の報告〜岡本太郎著「...

【N#71】「ビタミンって本当に役立つの?②」〜ビタミン...

【J#16】伊豆半島への旅②〜伊豆熱川、菱田工房、レッサ...

【E#265】個人事業主として9周年を迎えて〜セミナーを...

【W#44】「健康な身体」と「信頼」

【J#86】九州3県の旅①〜イメージと練習が大切!〜あん...