【E#24】今を生きる〜人生終わりのときに、うまくいったかわかる
昨日(2012年3月25日)、父の13回忌を大塚家の墓のある豪徳寺で行い、その後、赤坂の維新號で食事会をした。
父との思い出として未だに残っているのは、亡くなる二日前。
その日、二人で豪徳寺へお墓参りした。珍しく、そのとき、いい妻に恵まれたとか、人生を振り返る話が多く、今思えば、父が私に送ってくれた、遺言だったと思う。
その中で一番印象に残ったのは、
「人生がうまくいったかどうかは、お墓に入ったときにわかる」
といったこと。
その当時、29歳(父が亡くなったのは、2000年4月4日深夜)でいろいろと迷っていたので、その言葉は非常に印象的だった。
その後、研究者をあきらめて別の道を歩みだした30代前半、そして製薬会社へ移ったときの30代後半の、2度人生の転機が訪れた。
その時々で、一生懸命にがんばったんだから、リセットしても大丈夫だろう、最終的にうまくいくはずだから、別の道を歩んでいこう。
という、判断の際、背中を押してくれている。
これからも、寄り道をしながら、いろいろな人生の経験を積んで、歩んで行くと思う。是非ともこの言葉を大事に、今を大事にして行ければと思う。