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【J#114】伊豆半島の旅⑥〜ヒリゾ浜、棚田、山神社、松崎市

はじめに

東京・渋谷でロルフィング・セッションと脳科学から栄養・睡眠・マインドの脳活(脳科学活用)講座を提供している大塚英文です。

2024年7月16日(火)、ロルフィングの出張セッションの為、静岡県下田市へ伺うようになってから、週1回、下田市へ訪れるようになった。2024年7月の初め、妻・亜希子とたべもの作家・田頭和みさんが知り合いになり、和みさんを通じて、出張セッションのご縁をいただいたからだった。

偶然にも、7月16日に伺った際、滞在した別荘のオーナー(柴田夫妻)が、2023年7月から通い始めた気功教室の仲間の一人だったことが判明した。先週(2024年8月12日、13日)には初めて、下田で柴田夫妻とお会いすることができ、今週(2024年8月19日、20日)の滞在期間、下田を観光した。

驚いたのは、下田観光をしている最中、過疎化が進んでいること、海水浴のお客さんが減少していること、伊豆急鉄道の踊り子号の本数が激減していること等の事実だった。

今回は、下田観光を通じてその魅力を伝えたいのと同時に、今地方都市で何が起きているのか?についてまとめられたらと考えている。

先週(2024年8月12日、13日)に龍宮窟、サンドスキー場に伺ったことについては「下田へ出張セッション中〜2024年7月〜」に書いたので、ここでは割愛する。今回は、今週(2024年8月19日、20日)、前半に伺った、ヒリゾ浜石部の棚田の展望台、奥伊豆パワースポット・山神社の観光についてまとめたい。

次回は、後半に伺った九十浜海水浴場の展望台、恵比須島ペリー艦隊来航記念の碑了仙寺等について紹介する。

伊豆半島最南端・ヒリゾ浜〜11年ぶり

ロルフィング・セッションの前日(2024年8月19日)入りし、柴田夫妻と一緒に食事をし、翌日(8月20日)、午前8時半出発。まずは、伊豆半島の最南端、ヒリゾ浜が一望できる展望台へ向かった。

2013年4月と7月に、友人仲間とともにヒリゾ浜へ行って以来、11年ぶり。早朝にヒリゾ浜へアクセスするため仲木港の駐車場へ。ヒリゾ浜渡し組合が提供する仲木港~ヒリゾ港航路(ヒリゾ浜渡し)でヒリゾ浜に向かう。思いの外、海水の透明度が高く、絶景の雰囲気でスノーケリングを楽しめる(下記の3枚は、当時のもの)。

2006年から始めたスキューバダイビング。海水浴を楽しむため、海外へ行く機会の方が多かったが、そのブームがひと段落。2013年にヒリゾ浜へ行った時、改めて、日本の海の素晴らしさを感じていた。

驚いたのは、海水浴のお客さん。平日(8月20日)だったとはいえ、2013年に訪れたときに比べ、駐車場の付近に車がなく、閑散としていた。どの海水浴場についても言えたのだが、今の日本の経済状況を象徴する印象を受けた。実際、伊豆急下田駅から発着する踊り子号が激減していることだ。

毎日運転している本数は、16本中5本。それ以外は、不定期で発着。何と、伊豆急下田駅からの毎日運転している電車の最終は、午後3時08分(不定期は、午後4時55分発の踊り子号)になっている。

空き家も気になる。外資からのお金が流入し、コミュニティに変化が起きている。実際、車窓から自分の目で、これは空き家だ!とわかるぐらいの雰囲気を感じさせる。仕事がないため、若い人が街から離れているとのことだ。

それだけではない。風力発電(東伊豆風力発電所)、太陽光パネルの設置も進んでおり、前者の設置により、近隣住民が騒音によって引っ越しを余儀なくされ、後者は、景観が損なっている可能性も指摘されている。

石部の棚田と松崎市

次に向かったのが、静岡県松崎市にある石部の棚田。伊豆半島の西側の先端に位置し、東日本では珍しい石積みの棚田として知られている。棚田は、傾斜地にある稲作地(田)のことで、傾斜がきつい状態で、田が水平に規則正しく整えられている。

駿河湾だけはなく、晴れた日には富士山を一望できるという(残念ながら、小雨だったため、富士山が一望できず)。平成12年(2000年)に地域住民が中心として、90%が耕作放棄された土地(4.2 ha)を奇跡的に復活させることに成功させたらしい。

大学は農学部に所属し、農業実習に関わったこともある。どれだけ農地を開拓することが難しいか?

参考に松崎市は、TBSドラマの「世界の中心で愛を叫ぶ(片山恭一原作)」の撮影現場になったこともあり、一時有名になったとのことだ。ここは景色も素晴らしく、ぜひ観光地として訪れることをお勧めしたい場所だ。

山神社〜パワースポット、マルセイバター、松崎市

今回の観光で最も印象に残ったのが、「奥伊豆パワースポット・山神社」だ。松崎市の郷土の三聖人の業績を称えた複合施設が道の駅・三聖苑のそばにあり、興味深かったのは、三聖人のうち一人の北海道・十勝平野の開拓者である依田勉三さんの業績。

札幌へ行くと、六花亭にマルセイバター、マルセイバターサンドが販売されている。マルセイとは◯の中に成の字を入れたもの。実は、依田勉三さんの興した晩成社(依田牧場)が1905年に北海道で初めて商品化したバターのこととして知られている。

以前、札幌を訪れた際に、六花亭には大変お世話になったが、ここでこのような発見ができるのは、旅ならではって感じだ。本当に、松崎市と北海道とのつながりは興味深い。

山神社は、道の駅の複合施設の裏にあり、自然に囲まれた森林の道を歩くと見えてくる。右へ行くと山神社、左へ行くと川と橋が見える。柴田さんによると、ここで良質は水を汲むことができ、ずっと置いておいても腐らないそうだ。

面白かったのは、聳え立っていた「さかき」。これほど背の高い「さかき」を見るのは初で、この「さかき」を神棚に備えた場合は、枯れないのではないかと思わせるような、生き生きとしているものだった(下記の写真参照)。

御神体となる山は、森林に囲まれており、奥へ行くに行けば行くほど、手がピリピリと感じられるだけではなく、熊野で感じたエネルギーの強さをこの神社でも感じることができた。

午後12時には、一旦宿泊先に戻り、ロルフィングのセッションを提供。午後3時から、再び観光へ。次回、午後の部の九十浜海水浴場の展望台、恵比須島、ペリー上陸の碑、了仙寺等を訪れた模様について紹介したい。

まとめ

2024年7月から週1回、ロルフィングセッションのために通っている下田。ヒリゾ浜石部の棚田の展望台、奥伊豆パワースポット・山神社を観光したので、まとめた。

少しでもこの投稿が役立つことを願っています。

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