【J#99】寒川神社を訪れて〜「ご来光の道」と八方向の秘密
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はじめに
東京・渋谷でロルフィング・セッションと脳科学から栄養・睡眠・マインドの脳活(脳科学活用)講座を提供している大塚英文です。
10年前、1年かけて世界一周をして以来、国内の神社仏閣を巡ることを大切に、時々、神社に足を延ばしている。今回は、相模国一之宮の寒川(さむかわ)神社に伺ったので報告したい。
パワースポットとご来光の道
松村潔著の「完全解説・パワースポットがわかる本」によると、パワーポイントの考え方として、地球には、網の目のように張り巡らさせたエネルギーのラインを想定。このラインは、レイライン、もしくは「竜脈」という名前で呼ばれるが、パワースポットは、このライン上に置かれているらしい。
富士山は、北緯35度22分に位置しているが、春分の日、秋分の日にちょうど、真東から日が登り、真西に日が沈む位置にある。
面白いのは、玉前(たまさき)神社(千葉県)、寒川神社(神奈川県)、富士山、七面山(山梨県)、元伊勢(京都府)、大山(鳥取県)、出雲大社(鳥取県)を結ぶと、レイライン(「ご来光の道」と呼ばれている)になることだ。つまり、春分・秋分の日は、玉前神社から日が登り、出雲大社で日が沈むのだ。
過去に、富士山、大山、出雲大社には行ったことがあり、そのパワーを実感することができた。今回、レイライン上に乗っている、寒川神社にいく機会があったので、紹介したい。
寒川神社とは何か?八方向と神社との関係
寒川神社は、相模國一之宮と称し、全国唯一の八方除けの守護神として1600年の歴史があるという。八方向とは、方位を八等分(東・西・南・北・北東・南東・北西・南西)にして、その間隔は45度になる。松村さんによると、寒川神社は中央に従わない、組織・国家に迎合しない活動力を持つらしい。
寒川神社から見て、八方向には様々な神社が位置しており、玉前神社(東)、香取神社(北61度)、鹿島神宮(北59度)、目明治神宮(北東45度)、富士山(西)、鎌倉・極楽寺(南東30度)、箱根神社(南西30度)等。松村さんの本によると、どの方向へ進むかは、何を実現したいかによって決まるらしい。
東は個人を強くし、西は、個人の主張を引っ込め、相手を受け入れること。北は見えない集団性を強く、南は社会的な成功を現すらしい。
たとえば、寒川神社から西へ行く富士山のルートは、東から西へと進むので、個人の自己主張を弱め、より大きな力を吸い込んでいく方向へと進むらしい(たとえば、結婚や対人関係)。寒川神社から明治神宮は、経済的な頂点、物質的な豊かさ、ビジネスでの勝利を現すらしい。ぜひご興味があったら、試してみる価値ありそう。
寒川神社を訪れて
さて、源頼朝、武田信玄、徳川家代々の厚い信仰があったという寒川神社。せっかくの休み(2024年3月27日)で気分転換できる日となったため、新綱島駅から出発。相鉄線で海老名駅へ。JR相模線の宮山駅から歩いて6分ほどで到着する。
駅からのアクセスは素晴らしく良く、あっという間に到着。看板もわかりやすい位置に置かれており、良心的だ。
グーグルマップを見ると、寒川神社の境内は一見広そうで、全て見れないのではないかと思うのだが、入り口の神道橋、鳥居を渡ると、すごい静かな参道が迎えてくれる。
森林に囲まれた参道は、昔参拝した「香取神社」を思い出させてくれて、同行した妻・亜希子と、また香取神社に行こうね、と話したぐらいいい雰囲気だった。
天気が快晴だったこともあり、境内は素晴らしい空気やエネルギーが流れ、気持ちよく参拝することができた。祈願をすると、神嶽山神苑に入ることができるらしい。年初に豪徳寺で祈願したので、今回は見送ったので、神嶽山神苑は見ることができなかった(ご興味のある方は、ぜひチェックしてみてください!)。
帰り際に、八福餅を購入。伊勢の赤福餅に非常に似ていたが、美味しい。団子やうどんも名物らしいが、次回来たときはぜひ試してみたい。
まとめ
今回は寒川神社に伺った際に、感じたことを中心にまとめさせていただいた。
少しでもこの投稿が役立つことを願っています!