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【Y#46】プラーナーヤーマ・連続講座(5)〜意識を向けること

2015年11月3日、4日の2日間に渡って行われたプラーナーヤーマ・連続講座も無事終えることができた。座学を中心に密度の濃い内容で、どのようにまとめるのか迷っているところがあるが、ヨガにおけるアーサナ(ポーズ)とプラーナーヤーマ(呼吸法)を意識というキーワードを使って説明していきたい。
sun in hands
ヨガというのは実践を続けていくことが前提。例えば、ヨガ・スートラやハタ・プラディピカー(ハタ・ヨガの経典の一つ、ハタ・ヨガとは、ポーズをとる全てのヨガのことの総称)も説明も練習をしていくことでわかってくる。しかしながら、サンクスリット語の学者がこれからの古典を解釈するということもあり、実践の目ではなない目で古典を説明しているところが散見されるとのこと。
ヨガの実践を通じて身につけるのは心地いい身体のバランス探ること。大事なのは、意識をどこに持っていくのか?例えば、ヨガのアーサナの場合には身体、プラーナーヤーマの場合には呼吸等。
そして、
「なぜそれをやっているのか?」
という意図を明確にすることも重要。これらの目的を達成するために、ヨガにおいて様々なテクニックが開発されたといってもいい。このように理論だって素子さんの連続講座は説明されていくので、腑に落ちていくのと同時に普段のヨガの練習においてどこに意識を持っていったらいいのか明確になる。
hearing_vs_listening
ヨガといえば、アーサナをとることがもっとも知られていることだが、ある程度実践を通じて身体と心の安定をもたらす。素子さんは、それを「身体と心の準備が整うことでアーサナは安定する」という言葉で表現している。
ヨガのアーサナを実践すると、自分がどこまで関節を伸ばせば心地いいのか?限界がどこにあるのか?がわかってくる。また、1日1日のコンディションの違いにより身体の感じ方も異なる。このようにバランス感覚が練習を通じて感覚として身についてくる。つまり、準備がある程度整うと次のステップに移ることができる、といってもいい。
アーサナをとるために大切なのは、身体と呼吸。身体の観察を通じて、呼吸を手放すことを行うが、伝統的なハタ・ヨガの練習は呼吸は自然呼吸。その理由は、呼吸を観察対象にして、アーサナをとっているときに心地いい呼吸か、そうでないかによってアーサナをどこまで深くするか、判断していくため。
2015-06-14 15.18.51
アーサナの実践を通じて身体が安定する(例えば、蓮華座のポーズである程度止まることのできる)と、プラーナーヤーマ(呼吸法)の準備が整うことになる。もちろん、アーサナを取れなくても、プラーナーヤーマの実践できるテクニックもあるが、パタンジャリ・ヨガの八支則(八支則については【YogaコラムVol.14】参照)では、アーサナの次にプラーナーヤーマを置いていることもあり、順番ではアーサナの次に来る。
プラーナーヤーマは、ある程度身体が安定していることを前提に、身体を手放し、呼吸に意識を向けることに重点が置かれる。そのために様々な呼吸法があり、今回の連続講座の実践内容となる。次回本コラムでは、呼吸についてもう少し突っ込んだ内容で書いていきたい。
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