【E#134】師走に入って〜2016年の振り返り
2016年も最終月(12月)に入り、今年度の振り返りの時期に入っている。友人が主催し、私のセッション・ルームで「2016年振り返り企画」を開催した。参加者は合計で4人。12月6日、7日に事業計画を練る予定なので、それに向けていい振り返りになったと考えている。
本コラムでは、どのような方法をとって行ったのか、その結果何を学んだのか?について書きたい。
2016年11月上旬。
友人から
「40人のビジネスパーソンが絶賛した「1年の振り返り」完全マニュアル」
というのがあるけど、仲間を集めてぜひ開催したい!
ということで実現した。
この振り返りの特徴としては、
1)雛形=テンプレートを使って、一人一人が物語形式で、自分の1年を自分の言葉で語ること。
2)途中途中、他者からのフィードバックを頂くこと。その際には、質問シートも用意され、どのような質問をするのか?が明確になっていること。
3)参加者が4人であることがちょうどよく、誰からがファシリテートする必要もない状態になること。
4)他者の経験から学ぶことができること。
が挙げられる。
企画が開始されたのが、午後1時。一人持ち時間が1時間で、事前配布されたパワーポイントの雛形を埋めた内容をシェアすることを中心に行われた。印象に残ったことは、テーブルに用意された模造紙に記入することで会が進む。
雛形には、四半期別に、一言メモ、大きなイベント、注力したこと、記号、キーの人物という5つの項目が用意されている。
一言メモは、該当期間にどんな時期だったのか、箇条書きで記入。
例えば、私の場合は、
セッション・ルーム・レンタル開始、一人暮らし用部屋を用意、人の話の聞き方講座提供開始、自分軸セミナー提供
等を該当する期間に記入していった。
大きなイベントは、インパクトの大きかった出来事を洗い出す。
例えば、
学んだことの実践、お金の勉強会への参加、開業1周年、セッションを絞る、等。
注力したことは、該当期間に、何に注力したのか矢印で記入。注力度によって、矢印の太さを変化させる。
例えば、
ロルフィング・セッションを終えた方向けにどう継続させるのか?を考えるために何に注力したのか?
トレーニングでどのような実践をしたのか?
等
記号は、該当期間について、「一言で言うと何だったのか?」キーワード記入する。
私の場合には、
1月〜3月:基礎と土台、4月〜6月:ビジネスの見直し、7月〜9月:生産性+バックエンド、10月〜12月:土台からの発展
となる。
最後にキーの人物。今回、特徴的だったのは、該当時期にどのような人物が自分に影響を及ぼしたのか?が記していたことだ。
2016年の振り返りシートA4、1枚を用意して、振り返りが行われた。
自分のビジネスを振り返るのに、ダイジェストで自分で振り返ることができるのみならず、参加者一人一人からもフィードバックをいただける。
「値上げする時に、ルートの法則で行うと、いい!」
「なぜ、この時期にこういった判断をしたのか?」
「商売を疲弊しないために、どういった施策をとったのか?」
等、自分が思いもよらない質問が出てくる。
更に、自分がプレゼンしていない時にも、
言語が思考を形成すること、物事をなす時にはオーナーシップが大事、幸福の定義をどのようにするのか?成長=生産性を上げること
といった話題も登場。失敗から何を学んだのか?を他人の物語から自分で追体験できるところがいい。
そして、違った手段とはいえ、「主体性を発揮する」という意味では4人とも共通点があることも大きな発見だった。
今回得られたところとしては、
1)2017年は継続して今のビジネスを発展させること
2)ホメオパシーの勉強を本格的に進めること
3)引き続き、ロルフィングの10回シリーズを終えた方向けにフォローアップ・セッションをどのように提供するか?トレーニングへの参加を含め検討すること
といった課題が出てきた。
2017年の事業計画にこれらを入れて、2017年に臨めればと考えている。
最後に、企画していただいた、友人や参加者に感謝したい。