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【W#163】ロンドン(5):オーガニック専門店とバッキンガム宮殿

2016年8月30日。バンコク経由でロンドン・ヒースロー空港入りした。2014年12月以来の英国入りで、前回と同様今回の目的はロルフィングのメンタリングを受けることにあり、そのことについては別のコラムに書いた(「Mentoring Session〜英国での体験(3)」参照)。
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ロンドン・ヒースロー空港が非常に綺麗になっていることが第一印象。とにかく、英国人に聞くとヒースロー空港は非常に不便だということは、世界一周中に聞いていたのだが、空港自体は非常に広いのだが、サインがわかりやすく、簡単にたどり着くことができた。
ただ、入国審査は時間がかかることは相変わらずで、今回もおおよそ45分。予想通り細いことは聞かれたのだが、滞在日数と滞在目的を答えれば大抵すぐにパスになることがわかっているが、早朝(午前7時30分到着の便)ということもあり、疲れは少し出た。
前回の世界一周の際には、Tubeを使ってゆっくりとロンドンの中心に入ったのだが、今回は航空券を節約したこともあり、Heathrow Expressをつかって15分でLondon Paddington駅へ向かうことに決めていた。
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値段を見ると往復で36ポンド(約5,200円、1ポンド=144円で計算)。Brexitの影響もあり、円高のため価格は安く感じたこともあって利用。そして精算する際、製薬企業時代に貯めたマイルでStar allianceのGold member(正確にはSuper Flyers Member)であることを示すクレジッドカードを提示したところ、2nd classから1st classへ無料アップグレードができるという。通常ならば、1st classで往復54ポンド(約7,800円)するので、お買い得だった。
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1st classは席が非常に快適だったのだが、あっという間に到着したこともあり、それほど味わう余裕はなかった。
その後、Paddington駅からKing’s Cross St Pancras駅へTubeで移動。後者の駅からユーロスターに搭乗し、パリへ移動するので宿泊もそこの近くで予約。無事到着した。
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翌日(2016年8月31日)には、観光に充てることを決めていたので、Westminster駅のそばにあるBuckingham Palaceからスタート。英国の女王、エリザベス二世の歴代の衣装の展示(1920年代〜2010年代)を見つつ、宮殿の中を全てくまなく見ることができた。ロンドン観光の上位にあるだけあって、洗練された建物はヨーロッパ大陸のものとはまた違った趣きがあったように思う。
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ヨーロッパを訪れる際には、第二次世界大戦から近代史に関わる遺跡を見るようにしている。アムステルダムでは、アンネ・フランクが疎開していた場所、ミュンヘンではナチス・ドイツが最初に強制収容所を作ったダッハウ(「ミュンヘン(4)〜ダッハウ収容所」参照)。ポーランドではアウシュヴィッツ収容所(「ポーランド(3)〜アウシュヴィッツ(2)」参照)等。ベルリンでも東西ドイツに分裂した際のベルリンの壁が作られる過程(「ベルリン(2)〜市内観光とベルリンの壁」参照)などを見ることができた。
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今回は、チャーチル博物館・内閣戦時執務室(Churchill War Rooms)へ。ナチス・ドイツや大日本帝国と戦う際に、地下にこもってチャーチルは陣頭指揮をとったが、その部屋がすべて残っている。
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びっくりしたのは多くの若者が歴史を知ろうと、この博物館を訪れていること。地下にこもっていた際に行われた会議室、地図室、秘書室が所狭しと展示されているが、チャーチルがアメリカと電話をしていた部屋も印象的だった。中央には歴史展示室もあり、チャーチルの歩みとともに英国がどのようにして第二次大戦を戦ったのかがわかりやすく理解できるようになっている。こう言った建物を残すということを見ても、歴史を大事にする英国の国民性を感じる。
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最後に、英国はオーガニック文化が発達した国ということで、Planet Organicへ。ドイツ同様に、様々なオーガニックの商品が広々とした空間に並ばれており、日本でもこう言った店があれば素晴らしいのではないか、という思いを持った。
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ロンドンを観光する際には、Underground Tube(地下鉄)かバスを使うのが一般的だが、地下鉄を使う際には歩くことが多い。Covent Garden駅を使った時に、下記のサインがあり(なんと階段は15階分!)、地下鉄を降りる際に、どれだけの階段を下る必要があるのかが、明確に分かる。
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Covent Gardenでは占星術の店やNeals yard Remediesの本店を巡り、ひとまずロンドン観光は終了。
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明日からいよいよパリへ。念願のEurostarで快適な旅を期待したい。

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