【J#39】関西の旅(3)〜東福寺と高台寺
2015年11月20日〜23日にSPT Module 2・トレーニングのため大阪に来た。この時期はちょうど紅葉のシーズンのためホテルの予約は困難を極めた。かろうじて宿泊先を見つけることができたが、その分宿泊費が嵩んだ。せっかく、関西に訪れて観光しない手はないということで、今回大阪在住の知人やたまたま関西に来ている友人と京都の街を散策した。
初日(11月20日(金))に東京・羽田空港から伊丹空港へ早朝便で移動。大阪の宿泊先に到着したのが午前8時30分頃。知人と午前10時頃待ち合わせて、京都へ昼間に移動。三十三間堂、東福寺を中心に観光を行った。
三十三間堂を訪れるのは30年ぶり修学旅行以来。国宝級の仏像が並んでいて圧倒される印象が強いが、中でも古代インドに起源をもつ神々の像は圧巻。インドの哲学を勉強するようになってから初めて訪れるので、風神を含めた像の迫力(写真は撮れなかったので、詳しくは三十三間堂のHPに掲載している写真参照)に圧倒された。
その後、三十三間堂のそばにある東福寺へ。奈良に住んだ1994年〜1996年以来、ほぼ20年ぶり。
前回も紅葉の時に訪れた記憶があるが、今回は前回と違い、秋が比較的暖かいせいか、紅葉も5分目。見頃はもう少し後になりそうだが、11月の連休の近い時期ということもあり、日本人のみならずアジア人(中国、韓国、台湾)の観光客も多かった。
昼食をとった後、八坂神社、円山公園、ねねの道へと移動。
祇園と先斗町の雰囲気を味わいながら、最終的に伊右衛門カフェで黒糖ほうじ茶ラテで初日を終えた。
翌日は、Module 2のトレーニングを終えた後に別の友人と合流。一緒に夕食をとった後、高台寺の夜間拝観へ。京都に訪れる際には必ず訪れるのが高台寺。もう既に5〜6回はきており、夜間拝観も今度で3回目となる。
午後10時まで(最終受付が午後9時半)だったが、夕食もとった都合上、ギリギリ午後9時半到着。実は、夜間拝観は混雑を極め、長蛇の列になるらしい。ギリギリに行った方が、並ぶ列も少ない人数で済むことが後でわかり幸運だった。
やはり素晴らしいのは石庭園。3分間に渡り光を庭園に照射するライト・ショーというのも行われており、素晴らしかった。この日は半月だったこともあり月の光も十分石庭に写っていた。
高台寺は、茶室も竹林もあるが、夜の竹林は幻想的。
一面の竹林の世界はこちらまで癒される感じだった。
ライフネット生命の出口治明会長によると、
人間は「人から学ぶ」「本から学ぶ」「旅から学ぶ」以外に学ぶ方法を持たない動物。
という。「旅から学ぶ」というのは、自分が今置かれている環境から一歩離れて、違った環境、違った視点から自分を見つめ直すこと。違った環境に置くことで、違った見方で人を見ることができるので、私は旅を通じて視野を広げることを心がけている。世界一周中もそのような体験をしたが、日本でも同じような経験はできると京都を観光して改めて感じる。
関西に訪れるのは今年3度目。SPTのModule 1/2に参加したメンバーのほとんどが関西出身。人との縁が広がりつつあり、来年関西に訪れる機会が飛躍的に増えそう。もちろん、まだ未踏の地である四国四県、鳥取県と島根県はどこかの機会を狙っていきたいと思っているので、来年どこかのタイミングで組み込めればと考えている。