1. HOME
  2. ブログ
  3. ブログ/全ての記事
  4. コラム
  5. 【W#53】ポーランド(1)〜ワルシャワ市内観光

BLOG

ブログ

コラム ブログ/全ての記事 旅・世界一周・神社仏閣 欧州

【W#53】ポーランド(1)〜ワルシャワ市内観光

2014年11月21日〜23日、ポーランドに入国した。初日はワルシャワ観光、2日目はクラクフ観光とアウシュヴィッツ収容所への見学。3日目は予備日としてゆっくりとワルシャワの街をみる計画で動くことにした。今回は、ワルシャワ市内観光について取り上げる。
初日は、ミュンヘンから早朝便(午前6時45分発のルフトハンザ便)を使用し1時間10分かけて目的地のワルシャワのショパン国際空港へ到着。
10169416_10205375165686467_8125231475632686251_n
天気はあいにくの濃霧で気温が2度前後であった。空港を出てキオスクでバスチケットを購入した(4.4ズウォティ、約130円)。後で気づいたこととして、空港やホテルでの通貨レートは非常に悪いということ。大切なのは都市圏内に入ってからKantorという民間銀行が提示する通貨レートが一番有利だという。ポーランド通貨を他の通貨に交換する際には気をつけたいし、是非今後ポーランドを観光する際には留意したほうがいい。
10383893_10205375164926448_883612609046205338_n
175番のバス停は空港を出て徒歩2〜3分で見つかるので、そこからCentrum(中央駅)へ30分かけて向かう。
10342998_10205375164566439_524349754113834743_n
そこの真向かいに今回宿泊するNovotel Warsaw Centrum Hotelにチェックイン。ワルシャワで経済学を勉強する友人のお勧めもあって手配した宿。一泊約40ユーロで非常にリーズナブルな値段で、交通の便も良い上、ホテルの部屋も快適。チェックインやチェックアウトについてもフレキシブルに対応してくれるのでいい。また外からは街が一望できる。
10805774_10205375163806420_2830473516297057043_n
第二次世界大戦はナチス・ドイツのポーランド侵攻によって開始。1944年のワルシャワ蜂起の失敗からドイツ軍による爆撃を受け、街が完全に崩壊してしまう。大戦後、ワルシャワ市民の執念もあり、街は完全に復旧する(下記の写真は旧ソ連のスターリンによって贈られた文化科学宮殿とその宮殿から見た街)。
10445522_10205379172426633_130426817425751860_n
1012948_10205395843523400_4901129908366224976_n
Wifi環境も整っていて、市内ならばアクセスできる箇所が日本よりはるかに多い。ユーロではなく独自の通貨(ズウォティ)を採用しているため、物価も安価。人口は約4,000万人(人口中央値年齢は、40歳)で国の大きさは、四国、九州を除いた日本の面積を有する(日本の85%)。英語は所々で通じるが、電車やバスはほとんどポーランド語のアナウンスとなる。友人によると若い人の場合にはより英語が通じるとのこと。
今回は復旧された街を見ることになる。一方で、翌日見る予定のクラクフは運良く爆撃を免れた都市である。かつての首都であったクラクフと今の首都のワルシャワ。それぞれの街並みを知ることが今回の旅の目的の一つであるので、本当に楽しみだ。
午前11時半から友人とホテルで待ち合わせて、ワルシャワの市内観光へ向かった。新世界通りには花がいたるところに飾られていて趣のある街であった。またここには大統領官邸やコペルニクスの科学館、フレデリック・ショパンの博物館もある。また店には、ポーランドの民芸品も売られている。
10423951_10205379197427258_4868543674155827801_n
10407087_10205379190587087_4580666361379023728_n
10801672_10205379201027348_1234831428629348230_n
1463351_10205379186666989_3185514252537876782_n
10636221_10205379199307305_4741214444658556820_n
新世界通りに限らず、ワルシャワで印象的だったのがキオスク。非常にコンパクトな建物の中にあり、窓口も小さい。
10455713_10205379191267104_7058207208033714060_n
新世界通りを経て、サスキ公園に向かった。無名の兵士を祀る場所でもあるこの公園には、毎時ちょうどに衛兵の交代式がある。ちょうどその時間帯で衛兵の交代がみることができた。
10518996_10205379188227028_8077127141969255060_n
10402050_10205379188947046_5198525418139263651_n
やがて新市街へ。新市街や旧市街は「壁のひび一本に至るまで」元通り復元されたといわれている。すごいの一言。通りで「ワルシャワの歴史地区」は世界遺産に登録されているだけある。とにかく、眺めが素晴らしい。
1460109_10205379184186927_6891126468841206001_n
1510803_10205379185346956_3432155955462832523_n
新市街から旧市街に向かう途中には砦があり、奇跡的に爆撃から免れた部分も残っているらしい。
10703874_10205379177386757_2425297914844359369_n
やがて旧市街へ。1500年代に作られた旧市街の広場はカラフルな建物がたくさんあり、古き良きヨーロッパの雰囲気を余すところなく伝えているような印象がある。
10423694_10205379178146776_2335791065599169744_n
10610805_10205379174146676_6086312940577595122_n
1538686_10205379177346756_3374528725012737953_n
食事をとった後(食については次回のブログで触れる)、文化科学宮殿、その隣のショッピングモール、友人の通うワルシャワ経済大学と1日かけて歩いた。
10672416_10205379171426608_7996489786484562757_n
10370981_10205379168506535_8518739982667631682_n
ワルシャワ市内観光を駆け足で紹介した。興味深いのは、保存されている街と新しく建物が並立しているところ。文化科学宮殿から見ると近代建物がたくさん見ることができる。
1012948_10205395843523400_4901129908366224976_n
本ブログでは今後、ポーランドの食事、アウシュヴィッツ、クラクフについて触れていきたい。

関連記事

【B#138】第54回・読書会の開催の報告〜田口ランディ...

【E#107】開業1年2ヶ月が過ぎて〜レンタルスペースの...

【B#133】第50回・読書会の開催の報告〜小林正観著「...

【B#99】第19回・読書会の開催の報告〜ミヒャエル・エ...

【N#164】デュピクセントをやめて5ヶ月〜脱ステロイド...

【W#106】世界一周から学ぶ(4)〜国境審査