【E#31】初心を忘れない〜チャレンジして行く自分でいたい
「個性とは?〜自分の中に感じる感性や心の動き」で、心が動かされる体験をすること。そのことで、自分の独自性である、感性であり個性へと結びつく。ということを書いた。
このことを書いたのは他でもない。自分自身のことを大切にすれば、自ずと他人の考え方や個性のことも大切にすることができることが出来るから。
私は、一度目的を失ったことがあった。ブログに以前にも書いたが、33歳のときに、研究者としての道をあきらめたとき。そのときに、偶然にも、人との出会いを通じて、新たな道がみつかり、それ以降、人の縁を通じて、現在の製薬会社にたどり着いた。
研究者としてあきらめ、新たな道に入ったため、初心者という意識で取り組むことができた。そのことで、何もかも新しいので、学ぶことが多い。名刺の受け取り方や電話の取り方もそうだけど、モノを売ったり、お客さん対応したりするのって、30代の入った時期のひとにとっては全く面白いものでないかもしれない。でも、私に取っては一つ一つ、わくわくする思い出となった。
そういうことを考えると、今こうして仕事があるというのは幸せなことだと思う。一度、挫折して、何をやっていいのか?分からなかった状態から、色々な人に助けてもらって今の自分がいるわけだから。
当然のことながら、失うものもないので、面白いことを仕事で選ぶこともできている。
その気持ちは今でも忘れたくない。
ひとによっては、ええ!と驚く。私に取ってはそれが自然な考えになっている。全ての仕事には新しい発見があるのだ、そして面白いんだ!と思えば、もっともっと人生ってワクワクすると思うし、発見が多い。
初心を忘れないというのは、これからも大事にしていきたい。