【T#10】~より内面に向かう手助けができる~
2010年7月20日に初めてタロット講座を吉田結紀先生に習ってから、1年半。その間、縁があって150人以上の方々を見る機会に恵まれた。
当てようと思ってやるのではなく、その人の価値観を理解するのに役立つということを「タロットを通じて学んだこと(1)~変化よりも不変なものに注目する~」にまとめた。
私は、それだけではないと思っている。
コーチングやNLPなど心理学の講習を受けると、人の話を聞くスキルは身につく。それは、いい。
人は、スキルが身につけると使いたくなる。使うということは知識が聞く側に比べると優位に立つことが伝わる可能性がある。そして、心理学がわかると、「相手のことがわかるのではないか?」という前提で人と接するようになる。
相手を知っているという前提で人に接すると、自分の心を開かなくなってしまう。
タロットのいいところは、タロットカードを扱っている人の意図はニュートラルになるということ。このため、メッセージを読み取るうえで、相手の内面に集中しやすくなる。
相手の内面を見つめるツールとしてのタロットカード。その奥深さはまだ感じ始めたばかりだが、これからもいろいろな人のタロットカードをみることで、それぞれの人生に役立てていければと思っている。