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【N#63】事実を「ありのまま」見る目を養う〜「あるがままで見ること」対「色眼鏡で物事を見ること」

こんにちは!東京・渋谷(恵比寿)でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。

世の中で一番大事なことは、
「如何に物事を「あるがまま」にみるか?」
だと思っているが、この点を見落としている人が思いの外多い。

今まで、科学の世界(11年間)、製薬業界で研究・開発、マーケティング(11年間)、ボディワーク(ロルフィング)(6年間)のそれぞれの世界にいて、面白いことに、必ずその分野の天才がいることに気づいた。

天才と努力の人、一般の人を分けるのは何か?

偏差値の高さか?
経験値なのか?
発想が豊かなのか?
オリジナリティがあるのか?

天才を色々ないい方があると思うが、私は「あるがまま」に物事を見れるかどうか、の能力が、分けると思っている。

日本の茶道の世界でも、「守」「破」「離」がある。
師匠から教わった「型」を徹底的に「守」るところから修業が始まる。「型」を身につけたら、今度は作業を分析し、自分なりに改善、改良することで、学んだ「型」を「破」ることができる。最終的に、新たな知識(技術)を開発し、「型」から「離」れていく。

考えてみれば、中学校から大学で学ぶ、科学の世界も一緒だ。
まずは、科学に必要な言語(学術用語)を学ぶ。そのためには、暗記をして知識量を増やすことで科学に必要な「型」を身につける。
しかし、知識の量を増やしすぎると、今度は、その知識、フィルター、色眼鏡で物事を見てしまう。

例えていうならば、
「腸内にある腸内細菌のバランスが健康に大事だ」
と栄養の専門家が話していたとする。
細菌は、顕微鏡で見なければ、目に見えない。しかも10メートル近くある腸内に顕微鏡を入れてみた人はいないと思う。
そのため、知識という色眼鏡で物事を見てしまう。
腸内細菌を研究している人は、身体から出ていくもの(糞、皮膚の表面を含め)を分析し、推定した上で、研究者なりの目に見えない腸内細菌の物語を作っている。

免疫系も実態がない。「白」い血球=「白血球」と呼ばれるように、好中球、NK、B、 T細胞等も色がついていない。そのため、自分たちで、白血球の表面に出ている蛋白質は何か、によって細胞の名前を決めている。

どのようにして、今の知識が出てきたのか、細かく科学文献で調べていかなければならないので、本当に手間のかかる作業になる。
そのため、科学での新しい知識や、ボディワークでの新しい手技を身につけるのは、本当に難しい。
文献を調べた上で、今まで身につけていた知識を一度脱学習。
まっさらの状態=色眼鏡を外した状態で、新しい見方で物事みる。
科学で学んだ「守」を「破」り、「離」れて行く必要があるからだ。

厄介なのは、専門家の多くは、自分が得られた知識の呪縛から離れることができず、批判してくることだ。

大学院の修士・博士課程では、既存の知識を学ぶよりも、今まで学んだ知識をどのようにして脱学習=色眼鏡を外し、新しい知識を発見していくか、を追体験していく場。

「ありのまま」見ることは、手間のかかる作業だが、新しい知識はどのようにして生まれるのか?
その前提がわかると、
先生が生徒に向かって
「私はこれだけ知っているんだ!」
と伝える姿勢より、
「新しい知識が発見されるって、これだけ時間のかかる作業で大変なことなんだ」
と謙虚さに知識や新しい考え方に向き合えるようになると感じている。

現在、栄養学キャリアについて。知識をどのように身につけ、脱学習していくか、を学ぶセミナーを開催中だ。
途中から入っていただくこともできるので、もしご興味がありましたら、お問い合わせください!!

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