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【Y#3】利き茶を体験~日本の茶道・書道とヨガの共通点は?

利き茶という非常に変わったイベントに先週末、行ってきた!場所は、ルーサイトギャラリーという、浅草橋にあるおしゃれな日本風家屋。外を見ると隅田川を見ることができ、雰囲気は非常にいい。

利き茶とは、利き酒のお茶版。師匠の近藤さんが主催したイベントで三種類のお茶の飲み比べを行った。飲み比べを行ったのは、宇治の松柏、一保堂の京極の昔、そして伊藤園の万歴の昔の3種。飲み比べはもちろん初めてで非常に高価なお茶をいただきかなり満足。同じ抹茶にもかかわらず一つ一つ味は全然違う。茶葉をブレンドする人の存在や、実際お茶を作る工程を見ることができるとのこと。ぜひ、一度チェックせねば。。。改めて、日本のお茶の奥深さを実感した。

現在毎月、アバンギャルド茶会の近藤さん(裏千家)から茶道を教わっている。一つ一つ所作が決まっているところが興味深く面白い。私は一種のアートに感じる。そして、その奥深さにだんだんと虜になっている状態だ。
茶道をやっていると、面白いことに気づく。それは、以前書道のときに触れた「カラダ」と「心」との関係についてブログの文章がそのまま茶道に当てはまることだ。
茶道(書道)は、所作が一つ一つ美しいので(美しい字を書くので)、美しい姿勢(文字)をカラダに伝える。美しい姿勢(文字)をカラダが覚えることで、不思議とそこに連結している「こころ」にもいい影響を及ぼす。美しい姿勢(文字)があたかも「こころ」の汚れを浄化するかのように。しかも、競争がなく(うまい、下手は関係ない)、自分のペースで書くことができるので、プレッシャーを感じず、その場を深く体感しながら書くこともできる。プロセスがだんだんスムーズになるといったらいいのか。そういうことを考えると、茶道(書道)も一つの瞑想なのでしょう。

ヨガも実は、所作(ポーズ)がすべて決まっていて練習を通じてその理想形に近づけるようにカラダを動かす。上の文章に主語をヨガにするとそのまますべてあてはまる。
日本は、仏教から茶道と書道が始まったが、ヨガもインド哲学(仏教)からの影響が大きい。
同じ仏教から由来し、違った道を歩んだ、ヨガ(インド)と茶道、書道(日本)。向いている方向性は一緒だが、違う方法でそこにたどり着く、そのアプローチ。非常に興味深い。

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