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【W#176】ミュンヘン(15)〜冬の街並み、eSIM初体験、STORKMOBILE、格安SIMについて

2019年11月26日、羽田空港から直行便でミュンヘンへ(「冬に向けての模様替え〜ドイツ、クレジットカード対応、身体の学校・ZERO塾の取り組み+近況」参照)。2019年11月27日(水)〜12月1日(日)の5日間、最後のRolf Movementのトレーニングが開催されるためにミュンヘンに向かった(「2019年11月27日〜12月1日(後半):何の宿題が出されているか?+教え方をどうするのか?」)

午後5時にミュンヘン空港に到着。

クリスマス間近で、空港内ではクリスマスマーケットとスケートリンクがあり、年末の雰囲気を感じた。

ミュンヘンに到着した後、真っ先にしたのがスマホでのインターネット開始。
2019年10月24日(木)にアップル渋谷でiPhone 11を入手し、ミュンヘンでお手頃の通信価格でスマホを使えるようになったので紹介したい。

SIMとは、Subscriber Identity Module Card(SIM)の略で、スマートフォン(以下スマホ)を使うために必ず必要となるICカードのこと。ここには契約者の識別番号や電話番号といった個人情報が登録されているので、必ずスマホを使ってい人はSIMカードが入っている。
参考に、通信業者には、MNO(Mobile Network Operator、移動体通信業者)とMVNO(Mobile Virtual Network Operator、移動体仮想通信業者)の2種類がある。
MNOは、Softbank、au、Docomoのこと。特徴は基地局を自前で持っていることだ。MNOは「キャリア」とも呼ばれている。
一方で、私が使っているIIJMioや楽天モバイルはMVNO。自前で基地局を持っていないので、「キャリア」にお金を支払って回線を借りてサービスを提供していることになる。基地局の維持費が不要なため、「格安SIM」と呼ばれる。以前本コラムで国内の「格安SIM」への切り替えについて書いた(「国内のSIMカード〜auからNTTぷららへ」参照)。
2015-04-24 09.47.30
尚、国内外の通信業者にはそれぞれ独自のSIMカードを発行している。
SIMロックがかかっていると、一つのSIMしか使えなくなる。Softbank、au、Docomoの通信会社で発売されている携帯のは特に断りがない限りSIMロック携帯。
私の場合、世界一周をした際、海外の通信会社(MVNO、格安SIM)からSIMを入手した方が安い。そのため、SIMが自由に使えるSIMフリー端末(iPhone 5S)(当時)を世界へ旅発つ前(2014年7月30日)に購入した(「世界一周から学ぶ(2)〜SIMカード」参照)。
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ドイツでも、SIMカードを入手して安価な通信環境でインターネットへのアクセスができたが、2017年7月にドイツの通信法の改定し、パスポートのID以外にドイツでの居住先が必要となり、ドイツのMVO(Vodafone、O2、T-mobile)からSIMを購入するのが厳しくなった。

そのため、ドイツではここ最近、スマホはWIFI環境にある場所で使用するに留めていた。
ここ数年登場したのがeSIM対応機種だ。
eSIMのeはembeddedの略で、端末内に組み込まれたSIMを意味する。普通ならば、SIMカードを取り出し、新しいものと交換することが必要だが、eSIMは、すでにスマホに入っている。
このため、通信会社と契約をすれば、SIMを入手することなく、すぐに通信が使えるようになる(ちなみに、下記の写真は世界一周中に使ったSIMカード)。
2015-04-24 10.17.18
参考に、iPhone Xから、eSIM対応になった。そのことで、iPhoneで通常使用できるSIMカード(nano-SIM)以外にeSIM でもう1 つ、合わせて2つのモバイル通信プランを使えるようになった(「eSIM サービスを提供している通信事業者を探す」参照)
実は、AndroidもeSIM対応の機種が発売されているので、チェックすることをお勧めしたい。
せっかくiPhone 11を入手したので、
「eSIM、ドイツ」
のキーワードでインターネット検索。
ヨーロッパの複数の国で使えるeSIMを全部調べてみたのでオススメを教えます」の記事を参考にしつつ、最終的にSTORKMOBILEを選択した。
STORKMOBILEは、2019年8月に新しいプロバイダーとしてサービスを開始したMVNOの会社の一つ。格安SIMのため価格を安く提供できる。
ヨーロッパ34カ国で使用可能で、値段は
1GB、15 日、$5.99
3GB、30日、$15.99
5GB、30日、$23.99
10GB、30日、$43.99
と選択できる。
北米にも対応しているそうなので、是非ともSTORKMOBILEのサイトをチェックしてみてください。
STORKMOBILEサイトで事前にチケット(1GB、15日を選択)を購入すると、QCコードが発行される。これをiPhoneに取り込むことで登録が完了。実際、日本と同じ速さでインターネットが使えるし、携帯を繋いだテザリングもできて非常にスムーズに使えて便利だ。
今回は、ドイツでeSIMの活用について紹介した。今後利便性が高まると思うので、最新情報をウェブで入手することを勧めたい。

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