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【W#174】ザルツブルク〜サウンド・オブ・ミュージックとホーエンザルツブルク城

2017年7月5日はオーストリアのザルツブルクへ。

2014年8月1日〜2日、8月8日〜11日の5日間、ミュンヘンを起点に、プラハ(チェコ)、ブダペスト(ハンガリー)とウィーン(オーストリア)の3カ国へ旅に出かけて以来のオーストリア(「東欧3カ国の旅〜国境を越えること」参照)。

2014年に、ザルツブルクはミュンヘンからウィーンへ移動した際に経由地として、駅に短時間滞在したのみだった。

実は、2005年にザルツブルクを一度訪れている。その時、ドイツとオーストリアに初めて滞在。フランクフルトからローテンブルク、ミュンヘン、ノイシュヴァンシュタイン城(ロマンチック街道)を経て、ザルツブルグ、ウィーンと周遊。ここで一泊している。

映画「サウンド・オブ・ミュージック(Sound of Music)」はザルツブルグが舞台。何度もこの映画をみて、一度その舞台を訪れたいと思って実現した旅が2005年。映画の舞台として場所をツアーできるバス観光に申し込み、由緒ある場所を伺うことができた(下記に当時撮影した写真を紹介)。



あれから12年。
今回は、市内を散策することを目的に、Bayern Ticketを使ってゆっくりと訪問した。おなじみのミラベル庭園を訪れつつ市内を観光。

前回は気づかなかったが、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756年〜1791年)が生誕から25歳まで生活していたり、世界的に有名なオーストリア人の指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908年〜1989年)の出身地としても知られていることから、ザルツブルクは音楽家と縁が強いということもわかった(夏にザルツブルク音楽祭が開催される)。

元々は、ザルツ=塩、ブルク=砦という意味があり、当時貴重だった塩が採れたこともあり、それをヨーロッパ各地に売ることで栄えたという。それがキリスト教徒と結びつくことによって、司教の力が強まった。

街の中心の丘の上にはホーエンザルツブルク城がそびえ立っている。

すごいのは、この城。外敵に占領された事が一度もなく、中世の城としては、完璧に保存された稀な例となっている。そう考えると、昨日訪れたニュルンベルク城とともに強固な城といえる(「ニュルンベルク〜ニュルンベルク城とアルブレヒト・デューラー」参照)。

ロープウェイが19世紀末からできているそうで、今回も利用。数分以内に頂上まで上がることができる。

頂上では、街並みを一望できる。


ザルツブルクは、30年戦争を始め、第一次世界大戦に至るまで様々な戦争の舞台となったのでホーエンザルツブルク城の博物館には、様々な武器が展示されている。それだけでも興味をそそるが、街自体が小さいので、すぐに街全体を見ることができるのがいい。

難点はザルツブルク中央駅から20分歩かなければ、中心にたどりつけないこと。そうはいうものの、街並みが整っているので、歩いていて苦はない。それにしても今回は夏で快晴の状況だったので本当に満喫できた。またこの街には戻ってきたい。

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