【E#145】モティベーションとどう向き合うのか?〜余計なものを手放すこと
2017年1月17日(火)。誕生日を迎えて46歳になった。
個人事業主として自立してから1年半。
昨年(2016年)8月〜12月の期間、ビジネス的にはうまくいっていて、当時「自分軸を整えるセミナー(自分軸セミナー)」を開催し、一見順調そうに見えた。しかしながら、
「これから先どのようにして動いていったらいいのか?」
全く見えないまま、進む。そのため、モティベーションが落ちていることに気づいた(「ルーチンの一つとしてヨガを捉える」にも少し書いた)。そして、自分のエネルギーが枯渇していき、流れが滞っていることも実感。集客にも影響を及ぼしていることにも気づいた。
個人事業主としてある程度、ビジネスを軌道に乗せていき、売上高を上げていくことは生活していく上でも重要。
そうはいうものの
「売上高をどこまで上げていったらいいのか?」
「その先に何があるのか?」
ということを自分軸セミナーを開催中に実感。また、この点に関しては、該当期間に通ったセミナーでは解決できなかった。そこで、年末年始に時間をとって、自分を見つめ直すことにした。
3つのことを心がけた結果、モティベーションが自然と元に戻り、2017年1月からいい形で活動を開始することができるようになってきた。
1つ目は、自分がハッピーになるためには、どういった考えが重要なのか、の見直し。
自分がどういった人たちに囲まれたいのか?という観点から洗い直し。
セルフ・イメージを上げる人
企業に依存せず、自立に向けて経済的に努力している人
ということは以前あったのだが、
「稼いだお金を周囲に循環させ、周りの人たちをハッピーにできる人」
という人と接することも大事だということに気づく。
「お金」を循環させるということは、「ありがとう」を循環することということを「「お金の循環」と「人とのネットワーク」」に書いた。
その考えに至ったのは、ある本との出会いを通じてだった。
2016年、アダム・グラントの「GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代」だ。
人を以下の3つの分類。
「ギバー(人に惜しみなく与える人)」
「テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)」
「マッチャー(損得のバランスを考える人)」
この中で成功するのは、誰か?という観点で論は進み、ギバーは工夫次第で成功するということをエビエンスから紹介しているところに興味を持った。
その工夫の部分が今までギバーだった私に欠けていた。
どういった人と接するのか?そういった基準を明確にしていく過程で、循環させる人と接することで、自分のギバーとしての強みに相乗効果が生まれるということがわかった。
その結果、2つ目の、プライベート、仕事を含めた人間関係が整理されていき、考え方がクリアになっていったことだ。
全ての人に好かれるというのは難しい。どのような人とどれだけの時間接するか、がおそらく自分の人生の大半を決めることになる。ハッピーになれる基準が明確になることで、余計な思考がなくなってきた。
3つ目は、原点回帰だ。自分の枯渇しているエネルギーをどう充電するか?製薬会社の時代はヨガの早朝練習を通じて、リセットが出来たということがわかっているので、2016年末からヨガスタジオに復帰。上達や他人と比較するのではなく、目的を定めずに、今ありのままを知るためにヨガを練習するという視点になったら、こちらも2つ目と同様、余計な思考を手放すことができるようになった。
要は、売上高というのは後でついてくるもの。ハッピーになるために何を重視するのか?何に集中するのか?それ以外の思考が手放すことができたことが、モティベーションが元に戻る解決策となった。
今年は、大幅に人間関係に変化が起きる予感。新しい関心を持つことで、人との出会いの幅が広がるということもわかっているので、その点にも注目し、今年は歩んでいきたい。