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【B#142】第58回・読書会の開催の報告〜八木龍平著「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」

はじめに

こんにちは!東京・渋谷でロルフィング・セッションと脳科学から栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。

2023年10月22日(金)、午後7時より58回目の読書会を開催させていただいた。今回の読書会の参加メンバーは新規を含め3名。課題本は、八木龍平さん(リュウ博士)の「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」でした。

この本の何が面白いのか?〜スキマと無意識

リュウ博士の本は、一大「神社」ブームを巻き起こし、私もブームが去った1年後に拝読。

印象に残る箇所を引用すると、
「神社の神さまとは、「意思と目的を持った知的生命体」」
「祈りの集合体が神さまの正体」
「神社とは「あの世の私」と「この世の私」の情報共有の場」
「神社に足を運ぶと、御神体を通じて「あの世の私」と対面し、あの世で決めてきた「この世での使命」を無意識に再確認する」
「拝殿でお祈りするまでに、神社はさまざまな仕掛けで参拝客の「罪・穢れ」をキレイにします。これを「はらい」と言います」
「お掃除で、不要なものをすて、収納を整理することで、空きスペースができますよね」
「祓うことでスキマを作ります。祓って祓って神さま(あの世の私)から情報をしまう空きスペースを作る」
「スキマがあることで「あの世の私」と「この世の私」が、人生の使命を達成するための情報をスムーズに共有できます」

神社の存在を自分の無意識と対話する場と位置付けていることが面白く、日本の歴史を通じた、スピリチュアル本として読めるのが面白い。

ぜひ、上記の言葉にピンと来る方、今でも遅くないです。ぜひともチェックくださいね。

ちなみに、大塚家は、もともと神社に興味を持っており、全国津々浦々の神社を参拝してきた。

料理の神様を祀っている「高家神社(たかべじんじゃ)」(千葉県)、九州にある「宗像大社(辺津宮、中津宮、沖津宮遥拝所)」、東京の秩父にある、秩父三社三峯神社宝登山(ほどさん)神社秩父神社)。千葉県と茨城県にある東国三社、伊勢神宮出雲大社等。

意外に日本にはみれる神社が多数あるので、ぜひご興味のある方、ブログに書いていますので、チェックいただければ幸いです!

読書会の開始〜物理学に造詣が深い仲間と共に・・・

今回は3名の参加者とともに読書会を開始。幸運だったことに、今回の読書会には、物理学に造詣の詳しい方にお越しいただいた。

話題は、哲学(プラトン、キリスト教、仏教、カント、ニーチェ、現象学)から、量子力学の世界、自己実現の世界等、多岐に渡っており、あっという間の1時間。特に盛り上がったのは、空海と空白の時間。

空海と謎の空白期間

私も過去のブログ(「謎の空白期間をどう過ごすか〜回り道と人生」)に空海について書いたが、空海には謎の空白期間がある。

以下、立花隆さんの「青春漂流」から引用させていただきたい。

「四国の讃岐 出身の空海は、18歳のときに京に出て大学に入った。大学というのは、貴族階級の子弟の教育機関で、古代のエリート教育機関である。

しかし空海は、せっかく大学に入ったのに、ほどなくしてドロップアウトしてしまう。そして、乞食同然の私度僧(自分勝手に頭を丸めて坊主になること)となって、四国の山奥に入り山岳修行者となる。

これ以後、31歳の年に遣唐使船に乗り込むまで、空海がどこで何をしていたのかは明らかではない。

「謎の空白時代」といわれる。山野をめぐり、寺院をめぐり、修行に修行をつづけたと推定されるだけである。それがいかなる修行であったかは明らかでない。

彼が遣唐使船に乗り込むにいたった経緯もまた明らかではない。ただ一つはっきりしていることは、彼がその直前まで私度僧であったことである。空海は留学僧として遣唐使船に乗り込んだ。しかし、留学僧になれるのは、正式に出家した僧だけである。そこで空海は、遣唐使船に乗り込むほんの一カ月ほど前に、あわてて東大寺で正式の出家を果すのである。その記録が東大寺に残っている。

遣唐使船に乗り込んだ空海は一介の無名の留学僧にすぎなかった。彼に注目する者は誰もいなかった。

しかし、唐の地に入るや、空海はたちまち頭角をあらわす。十年余にわたる彼の修行時代の蓄積が一挙に吐き出されて、唐人から最高の知識人として遇されるにいたるのである。密教の権威、恵果阿闍梨をして、門弟の中国人僧すべてをさしおいて、外国人たる空海 に、密教の全てを伝授しようと決意させるほど、空海に対する評価は高かった。

「謎の空白時代」に、彼がどこで何を修行していたかは明らかでない。しかし、その修行がもたらしたものは、歴史にはっきりと刻印されている」

あっという間に、3時間が過ぎ、今回も午後11時に終わることになった。参加していただいた皆さま、ありがとうございました!

次回の課題本

次回の課題本(読書会開催は2023年11月24日予定)は、はせくらみゆきさんの「こうすれば、夢はあっさりかないます!」です。

この本は自己実現について、面白いことが書かれているので、読書会では、自己実現の方法について、参加者とともに、情報交換できればと考えています。

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