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【B#114】第35回・読書会の開催の報告〜江本勝著「水は答えを知っている①」

はじめに

こんにちは!東京・渋谷(恵比寿)でロルフィング・セッションと栄養・タロットカウンセリングを提供している大塚英文です。

2021年11月12日(金)、午後8時より35回目の読書会を開催した。
なんと、今回の読書会の参加メンバーは新規の2名を含め7名(2名のオンライン参加者を含む)の方にご参加いただいた。

取り上げたのは、江本勝さんの「水は答えを知っている①」(サンマーク出版)だ。

「水は答えを知っている」はどのようにして生まれたのか?

20年以上の前(私が大学院の博士課程の頃)に出会った一冊。
江本さんは、
「人間であるという以前に、私たちは水なんだというふうに考えてみることによって、人間とは一体何か、という問いへの答えがいっそう近づくように思うのです」
という視点から、長年水の研究に没頭していく。
「水を知ることは宇宙と大自然、生命を全てを知ることなのです」
という問題意識のもと、
情報を転写した水を与えることで健康を回復させるという独自の療法を行なっていたという。

ふとした一冊の本に書かれた
「雪の結晶は、2つとして同じものはない」
をヒントに
「水を凍らせて結晶をみれば、全く違う顔をも見せてくれるのではないか」
という斬新な発想を思いつく。

水を1種類ずつ、50個のシャーレに落とす。
マイナス20度以下の冷凍庫とで3時間凍らせたあと、表面張力により、丸く盛り上がった氷の粒がシャーレ状に出来上がる。
盛り上がった部分を顕微鏡で観察すると、結晶が見えてくる。

温度が上がって氷が溶け始まる数10秒だけ現れる結晶を、世界各地の地下水、水道水を含め収集。
さらに、水に、音楽を聞かせること、言葉をかけること(ありがとう、ばかやろう)等、奇抜なことも行うようになり、
様々な結晶の写真が集まった。その成果が「水からの伝言」の形で出版される。

日本語と英語で書かれていたこともあり、世界中で評判になった。
そのご縁もあり、各地で講演を行うように。
スイスで講演会を取材したサンマーク出版の斎藤りゅう哉さんとのご縁によって、今回の本が生まれた。

私と「水は答えを知っている」〜りゅう哉さんとの出会い

私は、大学院の博士課程に属して、研究に打ち込んでいたが、研究室内の知人から紹介いただいて手に取った。
言葉によって水の形が変わることに衝撃を受け、自分の言葉遣いを改めねばと思わせてくれた一冊だった。

2015年に「水は答えを知っている」を編集したサンマーク出版の斎藤りゅう哉さんと出会ってから、どこかのタイミングで読書会で取り上げよう!と思っていて、今回いいタイミングで取り上げることになった。

「ありがとう」「ばかやろう」と言ったメッセージを水に語りかけることで、どのような結晶になるのか?
科学的にはツッコミどころ満載な感じの本なのだが、人間の身体の70%は水を占めていることから、人間の本質を見ていく上で、言葉の波動がどのように水に伝わるのか?ヒントが満載の本。

さらに宇宙から水は送り届けられていることと言ったスピリチュアル的な側面にもついても語られており、面白い読書会になることを期待して、開催へ。
今回は、オンライン2名を含む、7名の方に参加いただいた。

読書会のテーマ〜水とは?

今回もホワイトボードに自己紹介のテーマを記入。参加者と共に、本の内容を深めていった。

毎回読書会では、本に関する3つの質問を投げかけることで、一人一人の価値観をシェアしている。
1番目は、水といえば・・・
2番目は、「水は答えを知っている」の写真の中で最も気に入った1枚は?
3番目は、なぜ気に入りましたか?
のそれぞれの質問を投げかけた。

興味深かったのは、2番目。
「水は答えを知っている」の本の中には様々な結晶の写真が収録されているが、
「どの写真が一番心が惹かれたのか?」
を聞いてみたところ、一人一人違った選択基準で選んでいたのが印象的だった。

個人的には、熊本にある「幣立神宮」で採取された水の結晶が印象深く、参加者の中で選んだ方もいた。
実際に、日本で最も古い神社の一つに訪れると、氣の良さを感じると言った声も聞くことができて、
次回熊本に行った際には、ぜひ訪れてみたい神社の一つと感じた。

クラシック音楽(バッハ)を聞かせた水の結晶を選んだ方、天照大神の言葉を見せた結晶を選んだ方、
など、話題が多岐にわたって、最後の「波動といえば」を聴こうと思っていた時には、すでに午後11時近く
になってしまった。

次回の課題本とまとめ

今回は、初めてZOOM参加が2名と複数の方のオンライン参加者にも恵まれ、読書会の新たな可能性を感じる会となった。

次回は、2021年11月24日に新刊として発売される、日本電産株式会社の創業者・永守重信さんの「成しとげる力」(サンマーク出版)を取り上げる予定だ。
稲盛和夫さんと並んで京都で有名な経営者の一人。

私も昔から永守さんの本や新聞社へのインタビューはチェックしているが、毎回心に残る発言をされている。
今回は23年ぶりの書き下ろしの本ということで、急遽取り上げることにした。

今までのスピリチュアル本とは一線を画す内容になる可能性があるが、会社の経営者はどのように会社や人間を見ていくのか?
稲盛和夫さんと比較することで、何か見えてくるものがあるのではないか、

2021年に行う12回目の最後の読書会。
楽しみにしつつ、年末を迎えたい。

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