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【E#213】5周年を迎えて(5)〜ホームページのプロフィールの書き方+世界観の肩書きの行方〜「東洋と西洋の叡智で心と身体を癒す人生の伴奏者」

記念すべき5周年を迎え、個人事業主としてどのような方向で進んでいくのか、自分と向き合う時間を作るようにしている(「コロナウィルス感染症の影響を受けた半年〜政府・自治体・商工会議所の支援策をどのように活用するか?」参照)。

今までの5年間は、ホームページから集客を含め、人からのアドバイスを受けつつも、集客やセミナーのコンサルをつけずに、色々と試してきた。幸運なことに、ビジネスが5年継続できた。
5周年のタイミングでのコロナ禍。非常事態宣言が開けた後、徐々にロルフィング・セッションは回復しつつあるが、
今までのようにロルフィング1本だと、
「次のコロナ禍が起きた時にどうするのか?」
リスクがあると考えている。

そこで、今までのやり方をガラリと変えて、日本商工会議所の持続化補助金や日本政策金融公庫の融資を利用しつつ(「今後のビジネスの展開について〜どのように持続化補助金と日本政策金融公庫の融資を使っていくか」参照)、高単価サービスプロデューサーのサービスを提供している野部久美さん(以下野部さん)と、時間を創り出す専門家・学びの場プロデューサー&WEBクリエーターの大野弘道さん(大野さん)、表参道「アトリエ316」主宰・Nollyz Malaysia Sdn Bhd代表・ライフコーチ・哲学コンサルティング 書道家の石川徳仁さん(以下のりさん)の3名に協力を仰いでいる。

具体的には、
新たなビジネスを展開するために、ホームページとコンテンツ作りを行った上で(「ホームページのリニューアルはどのように進めているのか?」参照)、
1)野部さんは、ベネッセ出身で長年教材を作成した経験があるので、セミナーやオンライン・サロンのコンテンツへのアドバイス
2)大野さんは、どのようにしてホームページを使って集客をしていくのか、プロフィールの作成から新しいホームページを作っていく上でのアドバイス
3)のりさんは、書道家でコンサル業界出身。書道は右脳を使って表現するので、左脳的(論理的)なコンサルとは違った右脳的(感覚的)なアドバイス
をいただいている。

2020年6月以降、大野さんは13回、のりさんは5回、野部さんは3回、打ち合わせを行い「新しいホームページに自分の世界観をどう表現するか?〜「和洋折衷の伴奏者」に仮決定」に書いたように、今後5年〜10年、自分の「世界観」の言葉が見えてきたと思う。

一方で、言葉については、色々な案が出ており、当初自分の世界観を表現すると決めた「和洋折衷の伴奏者」について、気になる意見があった。
例えば、
・言葉が足りなくてイメージが伝わらない。
・和洋折衷は料理人のイメージがある。
・和洋折衷は家具のイメージがある。
等。。
そこで、
「東洋と西洋の叡智で心と身体を癒す人生の伴奏者」
に表現を変えて、現在、プロフィールの作成に進めている。

2015年にホームページのプロフィールを作っていた頃は、自分で考え、人からアドバイスを受けずにまとめた。
それに比べると、今回は遥かに時間をかけて進めている。
実際、
大野さんからアドバイスを下に
1)誰に対して書いているのか?
2)何を伝えたいのか?
3)伝えるために、何を伝えないのか?
を意識している点、前回と違う。
改めて言うと、他人の立場(読者の立場)に立って、物事を表現することの困難さと、面白さを感じながら進めている状態だ。

さて、上に挙げた3つのポイントについて、説明したい。

1)の「誰に対して書いているのか?」について
野部さんが「ペルソナモデル(理想のお客様)シート」を準備。名前、性別、住居、趣味、行動特性、性格・考え方、衣食住のこだわり、外見的特徴、大切にしている価値観、現在の目標や悩み、問題点などの課題、悩み・課題の解決法等の項目が書かれている。
1ヶ月かけてシートを埋めていったが(A4、2枚に及んだ)、大野さんから「ペルソナモデルはできるだけ具体的に表現したほうがいい」のアドバイスをいただき、「現在の目標や悩み・問題点などの課題」「悩み・課題の解決法」を、その人を目の前に映像で想像しながら、書いていくことで、理想のお客様が明確になった。

2)の「何を伝えたいのか?」について
私が伝えたいのは「健康に生きていく上で」「自分軸で物事を判断していく軸」を磨くことだ。「誰に対して書いているのか?」がわかるように、裏付けとなる経験を伝えていくことになる。
少し例をあげたい。
「自分軸で物事を判断して軸」の大切さにいつ気づいたのか?
人生を振り返ってみると、幼少期にロサンゼルス滞在(1977年〜1984年)で、知識を学ぶよりも、知識を使ってどのように自分を表現することの大切さを学んだ。残念ながら、帰国し、帰国子女として日本の学校に入学の際、他人に自分に合わせなければ、いじめにあった(1984年〜1986年)。

幸運なことに、高校は帰国子女研究の専門校へ入学(東京学芸大学附属高等学校大泉校舎(現東京学芸大学附属国際高等学校))。相手を尊重しながら、自分を表現することの大切さを学ぶことができた。
「相手を尊重しながら、自分を表現することの大切さ」
又、高校では、生物の先生との出会いで、東北大学農学部・農芸化学科で生化学を学ぶことを決意。国立奈良先端科学技術大学院大学の修士課程まで行き、食品会社や製薬会社へ就職する道を歩もうと考えていた。その中で、奈良で阪神・淡路大震災(1994年)に被災。
「人生は有限で、いつ死ぬかわからない。自分が好きなことで人生を生きよう!」
と考え、博士課程まで進むことを決意した。

博士を取得した後、アメリカへの留学を考えて、東京大学の大学院で、免疫の研究を選ぶ。弟は、生まれてからずっとアレルギー性皮膚炎の持ち主。身近にそういった人がいたので、免疫で何がわかっているのか?に興味を持ったのが大きな理由だった。
博士課程は厳しく、成果を出さなければならないことに対するプレッシャーから、アレルギー皮膚炎が発症(1999年)する。おまけに経済的に支えてくれた父が定年を迎えた年に死に直面(2001年)。本当に研究を続けたいのか?といった葛藤と闘いながら、ギリギリ成果を上げることができたが、周囲のサポートを抜きには、博士号をとることができなかったと思っている。

一方で、科学の世界にいたおかげで、
「科学の知識はすべて人の意見=仮説であり、自分で一つ一つ吟味しながら判断していくことが大事だ」
を学ぶことができた。
結果として、
「相手を尊重しながら、自分で物事を判断し、自分を表現することの大切さ」
の考えに至る。

アレルギー性皮膚炎の発症があったこともあり、狭い世界の中で生きる研究って、
「本当に人々に役立っているのだろうか」
?狭い小さな研究分野にいることや、世の中へ貢献しているか否かに対する疑問が湧いてくる。
そこで、研究の成果を世に出していく世界(製薬及び関連業界)に転身を決めた。
自分の世界観を表現したいのか?自分の中で起きている葛藤や、情熱を含め表現することで、伝えたい方へ伝わる確率が高まると思う。
3)伝えるために、何を伝えないのか?について
このように、一つ一つストーリーを作ることで、人々に自分のプロフィールを伝えればと考えているが、伝える必要のないことや、余分な情報を伝えると、それ以降長すぎて読みたくない、となってしまう可能性がある。そこで、情報の断捨離をし、ポイントを絞ってプロフィールを伝えればと考えている。

すでにプロフィールは4度書き換えを行なっているが、もっと書き換えをするでしょう。プロフィールがベースとなり、ホームページの表現や動画配信、セミナーのコンテンツが決まるので、ちょうどいい機会。大野さん、野部さんをはじめ、色々な意見を伺いながら、学術的になるより、伝わりやすさを大事に進めていきたい。

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