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【T#45】「タロット・カード」と「アート思考」〜イメージからどのように「自分なりの考えや視点を引き出すのか?」

2009年5月〜12月にかけて、CTIジャパンのコーチングの応用コース・トレーニングを受けた際に、書道家の石川徳仁さんとの出会いについては「価値観をどのように言語化するのか〜メンタルモデルと4つの類型との出会い」に書いたが、もう一人、自分の人生に大きな影響を与える出会いがあった。
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吉祥寺で活躍中の、タロット&水晶&西洋占星術占い師吉田結妃(以下結妃さん)さんだ。

占い師の結妃さんが、CTIジャパンのコーチングコースへ参加しているのに、驚いた記憶があった。興味があったので、コーチングのコースを終えた後に、結妃さんに一度占いを見ていただき、色々と悩みがクリアになったのをよく覚えている。
そこで、2010年6月〜7月に、結妃さんのタロット講座を受講(大アルカナ(同年6月19日)と小アルカナ講座(同年7月20日))した。
ポイントを押さえた内容で、タロット・カードについて必要な知識を身につけることができた。

「あとは経験だ!」
と思ったところ、懇意にしていた友人が3ヶ月に一度「タロット会」を友人のタワー・マンションの別室で開催していただく機会を与えてくれた(2012年6月〜2013年12月、7回)。Facebookにグループページを作り、50名近く、見ることができた。
コーチング・カウンセリングのエッセンスがすべて入っていることを確信。
自己啓発セミナーを受けるのをやめて、タロット・カード一本で、世界一周する前まで、様々な人たちに対してタロット・カードを見るようになった。

タロット・カード・セッションを一対一で行うようになったが、意外と、変わらない人は何度やっていても変わらないことを経験してきた。
「どうしたら自分で判断する能力を磨き、自ずと変化することができるのか?」
と模索。そのプロセスで、ボディワークの一つロルフィングと出会う(「出会い〜ヨガのポーズを深めるため、様々な方法を試す中で発見した」参照)。
「身体から心を変化させるアプローチがあるんだ!」
と衝撃を受け、世界一周中にロルフィングの認定トレーニングを受講(「ヨーロッパのロルファーとしての認定までの歩みについて〜ヨーロッパ・ロルフィング協会・認定トレーニング」参照)。現在、ロルフィング・セッションを提供するようになったが、あくまでもタロット・カード・セッションの「変わらない心」をどのように、自分で見つけていくのか?
ホームページは、ロルフィングがメインだが、意識はタロット・カードのセッションで行っている。

タロット・カードは、22種類のカードを使って、その人の抱えている課題(人間関係、仕事)を聞いていく。使うカードはセッションによって異なるが、私は好んで7枚スプリットを使う。
大事にしているのは、クライアントの1枚1枚のカードの解釈だ。
タロット・カードについては様々な本が出ていて、カードの解釈については、専門書を手に取るとすぐにできるようになると思う。
面白いのは、カード1枚1枚、人によって解釈が違うことだ。

例えば、THE FOOLのカードは、様々な解釈ができる。
「背筋を伸ばしている」「荒波に飲み込まれようとしている」「犬が白い」「崖から降り立っている」「何か荷物を持っている」等。
なんと、すべての解釈は正解であり「正しい・間違い」ってないのだ。
逆に、私が気づかない視点があれば、あるほどタロット・カード・セッションはうまく行き、自ずと課題は解決していくと確信している。
最近、そのことをうまく表現してくる本と出会った。

末永幸歩さんの「「自分たけの答え」が見つかる・13歳からのアート思考」だ。
この本では、パブロ・ピカソの言葉
「すべての子どもはアーティストである。問題なのは、どうすれば大人になった時もアーティストのままでいられるかだ」
を引用しつつ、「自分なりの視点を持つ」ためにどのようにアートの教育をするのか?の視点を書いている。

アーティストのマインドは13歳以降、なぜ失うのか?その理由としてあげているのが、学校の教育。
絵の技術と知識偏重で、どのように作品が見出したのか、といった視点が欠けているというのだ。

確かに、タロット・カード・セッションを行なっているときに、「いい・悪い」「知識を知っている・知っていない」で判断するクライアントが多く、
私のように、すべてオーライ!間違いなんて何もないんだよ!
と言われると戸惑ってしまう。
実は、
1)「自分だけのものの見方」でタロットカードのイメージをみて、
2)「自分なりの答え」を生み出していくことで、
3)「新たな問い」を生み出す
ことができると、タロット・カードは、自分で判断するためのツールになる。
まさに、
「自分だけの視点」で物事を見て、「自分なりの答え」を作り出すためのツールに化けるのだ。
このような姿勢で、タロット・カードを見ると、世界が一変。逆に今まで学校で学んだ知識が邪魔することに気づく自分が出てくる。

私の場合には、タロット・カードを使ってセッションを行うと、自分のちがう能力が引き出され(右脳を使う)、自分でも思い浮かばなかったことが浮かんでくるのを何度も経験できた。
「自分だけの視点」で物事を見て、「自分なりの答え」を作り出す。
ツールとして、タロット・カードは優れていると思うが、カードはなんでもいいと思う。
今では、エンジェル・カードやオラクル・カードなど、色々な種類のカードがあるので、知識を脇に置いて、是非。虚心坦懐、そのカードを観察し、自分が思ったありのままのイメージを言葉にしていくことを勧めたい。
随時、タロット・カード・リーディングの方法を伝えるコミュニケーション講座も開催中だ。興味がありましたら、お問い合わせください!

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