【J#66】福岡・長崎・佐賀(1)〜嬉野温泉、出島、茅乃舎での気づき
2020年7月15日〜7月18日の3泊4日の旅から戻ってきて1週間が過ぎた。
2ヶ月前、「四次元パーラーあんでるせん」(以下あんでるせん)(詳細は「4度目のあんでるせん〜自分が楽しむことが大事+想像力を働かせる」参照)の予約を取れたので、3泊4日の日程を計画。長崎市内の散策、博多市内外の観光と、佐賀県の吉野ヶ里遺跡の3カ所を中心に九州3県を観光した。
今回はコロナ禍の中で、一度予約した飛行機が欠航し他の日程に変更をすることこともあり、最初はどうなることやら、と思った。
運よく、飛行機も飛ぶことが決まり、羽田空港に前日入り。ターミナル2のそばにある東急エクセルホテルで1泊した。
羽田空港の夜景を楽しみつつ、翌日早朝(午前6時50分発)のフライトで長崎入りすることができた。
レンタカーで、長崎空港から川棚へ移動。初日のあんでるせんのショーを楽しむことができた。
川棚市に別れを告げてから、佐賀県の嬉野温泉の「和多屋別荘」へ。
江戸時代から1300年もの歴史を持つ嬉野温泉。その中でも今回お世話になったのは、薩摩藩の島津家が旅の途中で宿泊した由緒ある宿で、建物の一部に家紋が残っている。
製薬会社に勤務した時代に海外の医師を接待した際に、嬉野温泉宿にお世話になって以来の嬉野温泉。
相変わらずの風情のある温泉で、食事を含め、リフレッシュするのに十分な空間を提供してくれたと思う。
実は、今回初めて知ったことだが、嬉野市は「嬉野茶」で有名。今回、「嬉野茶時」のブランドの「嬉野ほうじ茶」を購入。恵比寿のサロンに戻ってから、お客様に提供しているが、とにかく評判がいい。旅は予期せぬ出会いがあるといわれるが、今回も良いご縁をいただいた。嬉野茶にご興味がありましたら、嬉野茶時の公式オンラインサイトをチェックすることを勧めたい。
翌日は、長崎へ。大浦天主堂、出島と2カ所を訪問。出島にいくのは、今回で3回目だった。
鎖国していた江戸時代。日本で唯一西洋(オランダ)に開かれていた貿易窓口として有名だった出島だったが、復元整備事業【公式】出島サイトによると、役割を終えた明治時代以降、埋め立てられ跡形もなく忘れ去られていったという。
復興の機運が高まったのは、昭和26年度(1951年度)。民営地だった土地を国が買収し、復元整備を進めていったという。遺跡調査を行った上で、初めて訪れた2015年5月には一般公開されるまでにになった。
徐々に整備が進んでおり、毎回新しい発見がある。江戸時代に西洋医学の玄関口になった長崎。蘭学の資料、陶器の歴史を知る上で、資料館も充実しており、長崎の隠れ観光スポットといってもいい。幕末に興味を持っている方がいらしたら、ぜひとも勧めたい場所の一つだ。
旅の中でもっとも印象的だったのが、江山楼(KOSANRYO)で提供する「ちゃんぽん」。長崎といえば「ちゃんぽん」だが、江山楼・長崎中華街新館で提供されるちゃんぽんはピカイチ。値段がお手頃な上に、美味しいので、長崎を訪れると必ず伺うことにしている。コロナ禍もあり、それほど混雑せずにちゃんぽんを楽しむことができたのがよかった。
長崎から博多市へ移動。郊外にある宗像市で1泊した後に、久原本家・茅乃舎(かやのや)の料理屋・茅乃舎で昼食をとった。
通常だと、2ヶ月先の予約が埋まっているとのこと。だが、コロナ禍の影響もあり、現在では比較的予約が取りやすく、幸運なことに伺うことができた。
マスク入れには名前が花でデザインされており、料理のメニューを含め居心地いい空間だった。
様々な品を嗜むことができたが、中でも鍋料理とお米は絶品。夏にもかかわらず、美味しい鍋をいただくことができた。
茅乃舎(かやのや)の後は、念願の吉野ヶ里遺跡へ。次回とりあげたい。