【E#82】認定から1年〜集客をどのように意識していたか?
2015年3月25日にロルファーとして認定されてから1年になった(その模様については「最終面談と認定」参照)。
その後、世界一周を続け、2015年6月からセッション・ルームを確保。2015年7月から本格的にロルフィングの施術を提供するようになった。料金設定、 屋号、HP、パンフレット、ブログ+フェイスブックを使った発信を通じて集客していくためにどうしたらいいのか?を模索した1年になったと思う。
2016年7月から9か月。体験及び10回セッションを受けた75人のうち、10回を終えた卒業生は17人。初年度にしては集客が順調に推移していると思う。年末 までに100人の卒業生を出したいと考えているので、これからも様々な趣向を凝らして集客を進めていく予定だが、今まで何を意識してきたのか? を中心に書いていきたい。
集客をしていく上で意識していたことは以下の3つ
1)どういったお客さんにお越しいただきたいのか?徹底的に絞ること
2)ブログを発信する際に工夫すること
3)Facebookの「いいね!」数やブログへのアクセス数は気にしないこと
第一に、お客さんについて。私はアシュタンガ・ヴィンヤーサ・ヨガを8年間練習している経験とロルフィングを通じて練習が深まった経験から、ヨガの実践者で、私の経験した年代(35〜40歳)にお客さんとしてお越しいただきたいと考えている。そして、男性よりも女性の方を意識している。
なぜならば、それは価値観に関係している。
私が価値観として大事にしているのは、主体性を発揮すること。スティーブン・コヴィー氏の「七つの習慣」によると、主体性は
「人間として自分の人生に対して自ら選択し、自ら責任を取るということ」
ことだそうだ。個々が主体性を発揮し、自分でハッピーになれるような人生を選択していく上で、行動していくことが大事。身体が調うことで、心が調っていくことから、どのように行動していくのか?選択肢を狭めることができるので、行動しやすくなる。
ヨガの実践からの経験上、女性の方が男性よりも身体感覚・意識が高い。そのため、お客さんの性別で言えば、男性よりも女性を意識するようになった。
初期に訪れたお客さんは、自分の知人が中心だったが、その中でも自分の想定していた層も入っていたのは、上記を考えて発信していたからだと感じている。
第二に、ブログ。ブログの内容を書くときに、自分の活動を応援していただける仲間を一人でも多く増やすことを意識し、等身大の自分を発信するようにしていた。工夫していることは、ロルフィング・トレーニングや様々なセミナーに参加した際にそのイベントを書くこと。
イベント主催者の人柄、内容について、何が良かったのか?を中心に簡潔に書くことを意識していった。その主催者は発信力があるので、自分の知名度を上げるのに役立ったのみならず、その人を介してお客さんがお越しになるケースもあった。
第三に、Facebookの「いいね!」やアクセス数をあえて気にしないこと。一見、Facebookの「いいね!」がつくと、多くの人が見ているだろうという考えに囚われてしまう。実際、ブログを見ている人は必ずしも「いいね!」を押しているとは限らないことも話を聞いてみると分かってきた。
というのは、
FacebookのFan pageからブログを発信し、ブログへ実際何人向かったのか?を解析すると、「いいね!」とクリック数が一致しないことがわかったからだ。実際、現在でもブログ記事に対して、「いいね!」の数も多くて20〜30。ブログへのアクセスの1日50〜80件。
そして、大事なのは見ていただく人。自分が見ている人は、いいね!関係なく見ている。逆に多くいいね!がつくと、距離を置く可能性だってあるのだ。
このように、アクセス数は多くないように見えるが、お客さんは着実に増えてきている。要は大切なのは、自分が発信したいと思う相手、自分がお越しいただいたいお客さんにメッセージが伝わるかどうか、の方が大切だと思う。
個人事業主というのは、企業とは違い、人員を割くことができないので、やれることが限られる。お客さんを絞りこんで、そのお客さんに集中して発信していくことが大切。
「何を求めているのか?」
といった視点に焦点を合わせたい。提供するものをお客さんのニーズを伺った上で、組み立て、いかにしてい形にしていくのか?を意識していくことを考えたい。例えば、人の話の聴き方+タロット講座とヨガクラスの提供は、お客さんの声から生まれたものだ。
また最近価値の提供の仕方以外に、価値の決め方について色々と考えているが、その一環として近い将来、ロルフィング・セッションについて料金改定を検討中だ。
いつかアナウンスする予定だが、ロルフィング10回セッションを「いつか受けたい!」とお考えの方がいらしたら、是非その前に受けていただけることをお勧めいたします!