【W#111】ベルリン(1)〜国内バスについて
しばらく体調がよくなく、最初にミュンヘンに滞在した3週間は、ミュンヘンでゆっくりと静養をしていた。ようやく、体調も戻ったので、旅を再開。その第一弾として、ベルリンとドレスデンに行くことに決めた。
2015年2月20日(金)の午後1時半。ミュンヘンZOB駅から、MeinFernBusを使ってベルリンへ。ドイツ国内を移動するのに今まで電車と飛行機がメインだったが、今回はバスを使っての移動を行った。南米の旅でバスの利便性を知ったというのもあるが、バスでの国内移動も一度は体験してみたいというのが大きかった。
実は、ドイツ国内の交通手段としてバスが一番安い。例えば、今回3回バスに乗り継いで、ベルリンとドレスデンに滞在したが、それぞれの区間でのコストは、ミュンヘン→ベルリンで、22ユーロ(走行距離約500km、約8時間)、ベルリン→ドレスデンで、7ユーロ(同約175km、約3時間)、ドレスデン→ミュンヘンで29ユーロ(同約350km、約8時間)だ。難点は時間がかかることだが、本を読んだり、パソコンで映像を見ているとすぐに時間が過ぎるので、思ったよりも苦ではない印象だ。
さて、ミュンヘンからチェコに移動する際にもバスを使ったが、基本ドイツには主要な都市には、ZOB(Zentraler Omnibusbahnhof)というバスターミナルがある。
電車の中央駅(Hauptbahnhof)のバス版といったらいい。ミュンヘンのいいところは、ZOB駅が中央駅の隣のHackerbrücke駅からすぐのところにあるということ。
ミュンヘンの中央駅から空港までは、50分近くと不便を感じるのだが、バスは全く不便を感じさせない。なお、国際空港に関しては、フランクフルトやベルリンは中央駅から国際空港まですぐにアクセスできる。
ミュンヘンZOB駅から出発したベルリン行きのバスは満杯。バス内にWiFiのアクセスが可能。なお、使用者が多い為、つながりにくいことが多かった。PCや携帯用の電源が各列の席の左側にあって便利だ。ただ、国内バスを利用する場合の難点は、ドイツ語のアナウンスのみで英語のアナウンスがないこと。携帯のgoogle mapを使いながら、今バスがどの位置にあるのか?確認しながらバス停にたどり着いた。基本、バス会社の人と英語で意思疎通が図れるので、特に問題がない。
午後1時半に出発したバスは、最終的に目的地のベルリンZOB駅に到着したのが午後9時だった。ミュンヘンの中央駅とZOB駅との間はすぐにアクセスできるとは対照的にベルリンの中央駅とZOB駅との間のアクセスに約30分ぐらいかかる。
今回ベルリンのホテルはベルリンZOB駅をGoogle Mapで検索することで手配を行なった。Google Mapで、Berlin ZOB駅を検索すると、「付近のホテル・レストラン」が自動的に現れ、それぞれ選択できる。ホテルを選択すると、ホテルのリスト一覧とともに値段も出てくる。位置からみて一つのホテルを選択すると、Booking.comやagoda.comなどで提供しているホテルの値段が出てきて、そこからホテルの支払いができる。今回この方法で、15分以内に手配することができた。
2015年2月20日ベルリンで一泊後、翌日はベルリン観光を行った。その模様は次回触れたい。