【W#96】ロサンゼルス(2)〜アーバイン
2015年1月14日にロサンゼルス国際空港へ到着後(到着の経緯については【旅コラムVol.95】参照)、宿泊予定の友人宅へ伺うため空港から約1時間半離れたアーバインへ。1977年から1984年にロサンゼルス滞在中に知り合い、今でも連絡を取り合っている友人の一人で、時々日本にも遊びに来てくれる。
アーバインを初めて訪れたのは、30年以上前にUniversity of California Irvineで1週間のテニスの合宿(Tennis Camp)。その時にテニスコートが12面近くあったという記憶があるが、大学が非常に広いという印象があった。
アーバインはディズニーランドがあるアナハイムと同じオレンジ郡(Orange County)に属し、ロサンゼルスがあるロサンゼルス郡には入っていない。人口ではロサンゼルス郡、サンディエゴ郡に次いで3番目に多い郡である。
アーバインは教育水準が高く、治安もいい。そしてそれらの都市に共通して言えることは、不動産が高いということ。日本円ですれば億単位はする家が現在でも売れていて、しかも人口が増加しているため(2010年現在で200,000人)、家が絶えず建設されているらしい。
気候は温暖で冬の今でも気温は最高で25度。最低でも12〜13度で10度以下になるのは稀だ。一年中乾燥しており、雨が降ることもあまりない。今回3日滞在したが、世界一周中に経験したことがない天気(晴れ)に恵まれた。
かつてアーバイン一家が所有していた農地に家が建つようになり、1971年より発達した。そのアーバイン一家の所有する土地を管理するIrvine Companyのオーナーは不動産会社としては全米一お金持ちとのこと。この会社のおかげで計画的に家の建設が進められ、多くの緑地帯、貯水池、公園がある。また、都市の景観を守るために厳しい規制が設けられている。そして、今回お世話になった友人宅は、住宅街の中に入るためにさらにゲートがあり、ゲートにパスワードを入力しないと入れない形になっている。こういったゲートは何箇所が住宅街にはあるらしい。
歴史的の農地であったため、果物や野菜が売られていることもあり、実際に見ることもできた(写真には納めることができなかったが)。今回、イチゴ、ブルーベリー、梨などを食べる機会があったがカルフォルニアの果物は改めて思うが、本当に美味しい。
オレンジ郡はサンディエゴ郡にも近いため、サンディエゴは車で1時間で到着可能だ。次回はサンディエゴについて取り上げたい。