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【B#92】第10回・読書会の開催の報告〜人生二度なし〜日々の積み重ねを大切にすること

2018年9月14日(金)に「読書会「人生二度なし」(森信三著)を開催した。
久々にブログにその模様について紹介したい。

読書会を始めた経緯については、「価値観の似た仲間との出会いの場」に詳しく書いたが、2017年12月22日に、紹介制の読書会を開始。毎月定期的に開催している。
月一回、課題本を一つ決めて、渋谷のサロンへ集まる。
今回で記念すべき10回目。
取り上げたのが、森信三さん(以下森先生)の「人生二度なし」だ。

本書は、サンマーク出版の斎藤りゅう哉さんからの紹介で課題図書にした。
中学、高校を出て働いている人たちを励ますために書かれた本で、
参加者は、主催者を含め8名。今回は、ビーガン料理を提供しつつ開催した。

定例となっているのは、自己紹介。会の7割近くは自己紹介で盛り上がる。

今回もテーマを決めて、
1)1年前の自分
2)現在
3)1年後の自分
について語っていただいた。
自分の価値観を確認いただくことを意図としたが、様々な意見と気づきがあり面白いと思った。

私は1年前に様々なイベントを開催し、今年は結婚、神社巡りと、昨年想像できなかった1年を送っている。そう考えると、1年後を予想するのは、難しいが。予想できないとはいえ、自分の直感を信じて、やりたいと思うことをすることは今後とも大事にしていきたいと思う。
本についても、過去に取り上げるスピリチュアル的な思想もありつつも、基礎が重要だね、といった意見が多数。一人一人何を大切にしているのか?学ぶいい機会だった。
せっかくなので、この場を借りて、私の方から森先生と知り合うきっかけを紹介したい。
森先生と知り合ったのは、致知出版社から出ている「現代の覚者たち」を通じてだった。

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当時、悩んでいた時に出会った一冊で、この本は自分が立ち直るきっかけを与えてくれた(「逆境に立ったら手に取ってみたい本(1)〜原点に立ち返る+できることをすること」参照)。
「手紙の返事はすぐにその場で片付けるが賢明です。ていねいにと考えて遅れるより、むしろ、拙速を可としたほうがいいですよ」
「常の雑事雑用をいかに巧みに要領よくさばいていくか〜そうしたところに人間の生き方の隠れた呼吸があるということです」
「しつけの三法則

一、朝、必ず親に挨拶をする子にすること。
一、親に呼ばれたら必ず、「ハイ」とハッキリ返事のできる子にすること。
一、ハキモノを脱いだら、必ずそろえ、席を立ったら必ずイスを入れる子にすること。

「ハイ」という言葉が本当にいえたら、非行少年でも徐々に変わってくる。ところが、本当に「ハイ」がいえる婦人は百人のうち、一一、三人じゃないかな」

などの言葉は、誰でも、実践できる内容。とはいえ、毎日できるかといえば・・・ですが(笑)

目の前のことを大事にすること。その一歩一歩が、積み重ねにつながり、成果へと。
「日々の習慣を大事にして、目の前の課題を一つ一つ集中して取り組むこと」

そのことで、苦しかった大学院博士課程(当時在籍したのは、東京大学大学院医学系研究科)の研究時代を乗り切り、遅まきながら30歳で、医学博士号を取得することにつながっていったのだと思う。

そして、
私は、ロルフィングを通じて姿勢を整えるセッションを提供中。
「肩の気張りがとれて、全身の力が謄下丹田に収まって、ドッシリと落ち着いた人間になれます。腰骨を立て、アゴを引き、つねに下腹の力を抜かぬこと。この三つが同時にやれたら、ある意味では達人の境だ」
という森先生の言葉は、自分の今の仕事に対しても励みになっている。

読書会の次回の課題本は稲盛和夫さんの「生き方〜人間として一番大切なこと」。

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稲盛さんについては、「世の中への貢献+心を磨くこと」に書いて、私のバイブルの一冊。どのような気づきがあるのか?楽しみにしていたい。

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