【E#268】2024年を振り返って〜学び+課題+今後の取り組み
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はじめに
東京・渋谷でロルフィング・セッションと脳科学から栄養・睡眠・マインドの脳活(脳科学活用)講座を提供している大塚英文です。
皆さん、あけましておめでとうございます!本年もよろしくお願いいたします。2025年の初投稿は、2024年の振り返り(学びと課題)と、2025年の取り組みについてシェアしたいと考えている。
2024年を振り返るにあたって、3か月ごとに4分割に分けてまとめていきたい。
2024年1月〜3月〜キャリア形成の見直しとコミュニティの拡大
1月から3月までの3ヶ月間は、キャリアの見直しから始まった。ロルフィングのセッションを提供してから10年が過ぎた。身体を整えるお手伝いを通じ、心に変化が起きる奥深さを感じ、充実した日々を送ってきた。10年を一つの区切りとし、ロルフィング以外の仕事にも取り組みたいと考えるようになった。
2023年末に出会った製薬業界を専門とするヘッドハンターとのやりとりを通じ、職務経歴書を更新。「業務委託」で製薬業界に復帰できるかどうかを模索するようになる。製薬業界からいくつかキャリアのオファーをいただき応募もしたのだが、自分の個性を発揮できるのか?イマイチ納得できるような感じではなかった。
驚いたのは、約半年後(2024年10月頃)。仕事の詳細について、詳しく話すことができないが、ご縁をいただき「業務委託」で仕事をするようになり、思いが実現する方向へ進む。
更に、三軒茶屋のみつる堂で開催された「土偶を読む」でのご縁を通じて、細江優子さんと辛酸なめ子さんと出会う。それがきっかけとなり、雑誌ムーの取材を受けることになる(雑誌ムーの2024年8月号の「辛酸なめ子さんの魂活巡業」に掲載)。
細江さんを介して、雑誌ムーの編集長の三上丈晴さんを含め、さまざまな方とのご縁に恵まれた。
2024年4月〜6月〜健康面の改善
長年アトピー性皮膚炎に悩まされているが、デュピクセント治療(2022年8月〜2023年8月)を行なった以降、症状が劇的に改善。鉄と亜鉛が不足すると、痒みが出てくるので、鉄を亜鉛を増やしていくことを意識すると、効果が維持されることも判明。
2024年6月以降、ステロイドの量も減少。痒みが若干あるものの、量が劇的に減り、ほとんど使用することがなくなった(「まいこホリスティックスキンクリニックでの治療〜分子栄養学とアトピー治療の5年間・総集編」参照)。
知人からの紹介で、以前より興味を持っていたブラジリアン柔術をCARPE DIEM広尾道場で初体験(2024年2月頃)。2024年5月以降、定期的に月4〜8回通うことになった。ヨガとは違う身体の使い方を身につけることができそうで、少なくとも5年継続を目指している(2025年は週2〜3回を目標にしている)。
2024年7月〜9月〜新たな取り組みと内面の気づき
2024年7月からは、出張セッションをきっかけとして、ボディワーク(ロルフィング、自律神経系)とコーチングを組み合わせたセッションの提供を業務委託という形で開始。
クライアントのリクエストに応じて、価値観の再確認と「思い込み」を外すことでトラウマを解消してくこと、コンフォートゾーンと境界線を築く、自分軸を言語化する等のメソッドを開発しながら、コーチングのセッションを進めていった。
人間の脳は、ありのまま物事を見ているのではなく、「見たいと思う現実」=「思い込み」=「枠組み」で物事を見ている。なぜならば、全体の20%のエネルギーを使う脳としては、できる限り最小限のエネルギーを使いたい。そのためにも、予測ができている方がいい。そこで「思い込み」が重要となる。
「思い込み」は、環境に応じて、プラスやマイナスに働くが、激変する環境にうまく適応できないと、脳の柔軟性が失われ、トラウマの方向へと進む。行動よりも、なぜそのような行動をとるのか、にフォーカスすると「思い込み」から自分の行動を見直すことができ、最終的に「思い込み」から離れ、引いて物事が見れる。
そして「思い込み」から離れることで「思い込み」から自由になり、行動も変化するのだ。
一方で「思い込み」が外れるためには、信頼関係が重要。特に、安心・安全な環境がモノを言う。安心・安全を体感するためには、
1)自律神経系が整えること
2)コンフォートゾーンとサバイバルモードを区別すること
3)コンフォードゾーンを確保してから、サバイバルモードに対処すること
の3つが重要だ。
安心・安全とは、自分が居心地いい状態を感じること。すなわち、コンフォートゾーンであるが、自律神経系が整っていないと、生存が脅かされた状態=サバイバルモードになり、安心・安全から離れてしまう。
ボディワークのロルフィングとソマティック・エクスピリエンスのアプローチで、自律神経系を整え、自分なりのコンフォートゾーンを見つけていく。大切なのは、サバイバルモードも重要であることを認識することだが、コンフォートゾーンがベースとなって、サバイバルモードがあることを意識することだ。
サバイバルモードとコンフォートゾーンについては、クリステン・バトラー著「コンフォート・ゾーン:「居心地のいい場所」でこそ成功できる」が参考になるので、ご興味のある方は、ぜひチェックくださいね!
自分なりのコンフォートゾーンを築けると、他人と自分との間に境界線が築けるようになる。その結果、人間関係に振り回されなくなるのだ。境界線を築く上で重要になるのは、自分のセルフケアと自分軸の言語化だ。
セルフケアとは、瞑想、振り返り、内省、身体を動かすといった、心を整えること。自分軸の言語化とは、自分は何のために生きているのか(WHY)?生き方や価値観(ビジョン、クレド、使命と呼んでも良い)を言語化することだ。
これらを取り組むことで、クライアントの状況が一変。身体が動けず、自分軸で判断能力ができない状態から、身体が動き、自分軸で判断できる状態にまで回復させることができた。私にとっても、セッションの枠を広げるきっかけを与えてくれ、内面の気づきも大きかった。
2024年10月〜12月〜自分が大切にしている価値観を言語化
コーチングセッションを通じて、自分が大切にしている価値観=自分軸の言語化に取り組むことが、2025年以降の活動に重要であることに気づき、2024年10月以降、自分軸の言語化に取り組んだ。
生成AI(Chat GPT(OPEN AI社)、Claude(Anthropic社)、Gemini(Google社))の助けを借りながら、2024年の出来事、学んだことを入力。それぞれに、価値観の言語化を依頼し、最終的に以下のような文面に辿り着いた。
価値観の言語化(仮)
WHY – 存在意義
五感で世界を探検し、人生を味わい尽くす
WHAT – 基本姿勢
身体で感じ、流れに身を任せ、リアルな体験を通じて人生の真髄に触れる
WHYから始め、今この瞬間を大切にしながら、自分の可能性を最大限に広げることを目指します。頭で考えるのではなく、身体で感じ、流れに身を任せ、リアルな体験を通じて人生の真髄に触れていきます。
WHO – 5つの軸
- 自分の存在理由を探求する
- 自分軸を言語化し、長所を見つけて伸ばし続ける。
- 過去や未来に囚われず、「今」を生きる。
- 頭で考えるだけでなく、身体で感じ、流れに身をまかせる。
- 「HOW」ではなく「WHY」から始め、行動に意味を持たせる。
- 物事の本質を見極める
- 五感を研ぎ澄ませ、直感を磨き、物事の核心を捉える。
- リアルな体験を通じて、本質的な価値を追求する。
- 自分軸の確立と他者への貢献
- 身体を整え、自らの判断基準を明確にすることで、自立した人生を歩む。
- 好きを追求しながら、生活の糧を得られる人材を育てる。
- 人生を味わい尽くす
- 今の経験を大切にし、やりたいことを深掘りする。
- 自分の感覚を信じ、ワクワクする選択を重ねる。
- 事業を通じてコミュニティを創造する
- 身体と心のを総合的に捉え、専門家が意見交換できる場を作る。
- 健康で長寿を実現するコミュニティを育て、社会に貢献する。
HOW – 行動指針
- リアルを優先する
- 仮想ではなく、実体験を重ね、そこで得られる感覚や学びを重視する。
- 五感を使って判断する
- 頭だけでなく、目、耳、手触りなど、自分の感覚全体で物事を捉える。
- ワクワクを原動力にする
- 自分が心から面白いと感じるものを選び、それを深めていく。
- 流れを信じる
- 計画に固執せず、状況に応じて柔軟に変化することで、最大の成果を目指す。
- 他者と協力し、学び合う
- コミュニティを大切にし、共に成長することで、より大きな価値を生み出す。
2025年の取り組み
2024年は内面を見つめる一年となり、2025年の行動の基礎となる判断軸を言語化できたと思う。さらに、2024年の学びや課題をベースに、2025年、以下のような取り組みを行いたいと考えている。
取り組み①〜ビジネス
1)価値観に沿った生き方をする
2)職種にこだわらずに仕事をする
3)AIを使って仕事の組織化をする能力を高める
取り組み②〜パーソナル
1)コーチングのスキルの向上
2)瞑想の深化(デバイスを試すことを含む)
3)価値観に沿った個人のHPづくりを行う
取り組み③〜人間関係
1)人間関係を構築していく上での価値観の言語化
2)長期的な関係を築ける仲間を増やす
取り組み④〜人間関係
1)積極的に海外へ旅する
2)国内の神社巡りを企画・実施
3)趣味や自分の視野を広げること
まとめ
今回の投稿では、2024年の振り返りと、2025年の取り組みを中心に取り上げた。少しでもこの投稿が役立つことを願っています!