【E#112】自分軸と損切りについて
2016年8月24日、第二回目の売れる仕組み実践会・中級講座に参加後、毎回参加メンバーと懇親会が開催される。午後10時から午後11時の1時間で合計6名で行われた。毎回気づきがあるのだが、今回は自分軸と損切りについて話題となり、自分自身気づいたことがあったので、その内容をまとめる形でシェアしたい。
2016年8月21日から「自分軸を整えるセミナー」を開始。自分がどのようにして自分軸を身につけていったのか?ヨガ・ボディワーク+心理学から見た視点とビジネスの視点と2つの視点から情報を提供したいと考えている。
ヨガ・ボディワークの視点は瞑想、身体の姿勢、ロルフィングによる身体軸の整い方、心理学の方は、人の話のを聞く際に注意すべきことは、心の扱い方等。そして、ビジネスの場合には個人として活動していく際に知っておくべきお金の考え方、集客法、メディアの発信法(Facebook、Twitter、ブログ)等を紹介していく予定だ。
ただ、これはあくまでも自分の目線から見たものであり、参加者のニーズに合わせてひょっとしたら新しいものが作られる可能性がある。それを含めて自分軸のセミナーは自分なりに確立していきたい。
さて、懇親会で話題になったのは「損切り」。
私は世界一周から帰国後、様々なセミナーに投資してきた。
個人事業主として成功するためには、自分への教育=投資は非常に重要だと考えているからだ。
しかし、そのためには先生との相性が大切。残念ながら相性が合うかどうか、は長期的にみなければならないので、参加してみないと決してわからないのだ。
私が参加するセミナーにしているのは、
その場にいてセルフ・イメージが上がるかどうか
と
自分のモティベーションが上がるかどうか
だ。
この2つは個人セッションをするときにも大事にしている考えだが、開催されるセミナーによっては、セルフ・イメージやモティベーションをあえて落とすような講座があるというのはいつも驚かされる。
そうすることで不安を煽り、その結果として、現実を知り、努力することでレベルアップを図っていくというものだということが想像できる。ただ、私自身過去にそういった学び方を何度かしているが、モティベーションが落ちるだけで何も得ることがない。自分自身は、適切な環境で伸び伸びと褒められることで成長するタイプだからかもしれない。結果、参加した講座(講座の具体的な名前は控えたい)にはそのようなものがあることに気づき、そのクラスの単位が大幅に残っていたにもかかわらず、通うことをやめてしまった。
生命保険については、賛否両論があると思う。結果的に昨年契約した保険商品はすべて解約した。出会った営業の方に勧められるまま、自分で考えないまま契約してしまったというのはあり、これは自己責任だ。生命保険についてわからないまま、商品を買ってしまったのだ。その後、お金について勉強するようになる。保険はかけすて型+貯蓄型の2つを購入したのだが、個人として活動していくためにはすぐに換金して、投資するためのお金を持つことは必須。保険で運用して、老後換金するよりも、手元ですぐに換金ができる株・投資信託の方が適切であることがわかった。貯蓄型ということで1年で解約するのは損となってしまうのだが、これについても2016年7月をもって全部解約した。
このようにセミナーや保険については、損切りする形で手放したものがあったのだが、自分軸を確立していく上で非常に役立ったと思う。なぜならば、選択基準が明確になり、その後気をつけて自己投資というものを考えるようになったからだ。そう言った意味でいい授業料。結果的に、その後出会った起業塾で挽回することになる。
よく
「損切り」をそんなに明確に簡単にできるね
と言われることがある。ロルフィングという身体軸が整える施術や瞑想、いろいろなものが影響しているが、自分がそのような基準で行動すること、つまり決断することが秘訣だと思う。私はよく言うが、判断と決断は違う。判断はロジカルシンキングで選択肢を精査する。決断はその中で一つを選び、残りを捨てること。後者は覚悟が求められるのだ。ということは、決断=覚悟さえ決まっていれば、「損切り」は簡単にできるということ。
「〇〇せねばならない」
ではなく
「〇〇だと思って行動する」
マインドが大切になってくる。
それが自分軸で行動する意味なのだろう。
自分軸を整えるためには行動(特に失敗体験)が大事だ。個人事業主として1年でそう言った経験もできてよかったと思っている。
失敗体験をどう見るか?それを行動する上で、基準を作るのに手助けすると考えるか、それとも落ち込むのに使うのか?選択することができる。今後とも私は前者を思考として取りたい。